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キャラモデルの顔の印象を合わせる時によく指摘される点
 

キャラモデルの顔の印象を合わせる時によく指摘される点

今回は、アピリッツの知識共有サイト「ナレッジベース」で公開されている内容をアピスピでも紹介します!
3Dデザイナーとして活躍されている澤畠季也さんの記事です。
是非最後まで読んでください!

デザイン業務を通して得た知見、フィードバックでよく指摘される箇所などを残しておきたいと思い、記事を書きました。

同じくキャラ制作に携わる方々の役に立てば幸いです。

全体のシルエット

全方向から見て、シルエットに違和感が無いかを見ます。

デフォルメされていても生物がベースになるので、頭蓋骨・筋肉を意識すると良いです。

  1. 鼻が低い⇔高い
  2. 顔が短い⇔長い
  3. 太って見える⇔痩せて見える
  4. 口が前に出ている
  5. アゴが出ている⇔引っ込んでいる
  6. 後頭部にボリュームが無い    など

顔パーツの形状、位置、印象のズレ

目・鼻・口・頬骨などの、顔を構成するパーツのサイズや位置は、必ずと言っていいほど修正が入ります。
恐らく外注の制作時点では、アニメの設定画を基にした数枚の資料で作成しているため、
細かな形や印象のズレが起きるのだと思います。

  1. 目が小さい(逆に大きいことはあまり無いかも?)
  2. 寄り目気味、両目の距離が近い
  3. 瞳の色、デザインが設定画と異なっている +形が歪んでいる
  4. まぶたの落ち影が瞳にかかり過ぎていて暗い印象になっている
  5. 眉毛の形が原作に準拠していない ※よくある
  6. まつ毛の形が原作に準拠していない
  7. 鼻の高さ、形が原作に準拠していない ※よくある   など
まとめてみると、目の修正点が多い。

首への繋がり

顔ではないですが、大体のキャラは顔から首までの印象が繋がっているので・・・

首周りでよくある修正点は、

  1. 胸鎖乳突筋の形状がおかしい
  2. 生え際の表現が省略されている   など

全体の陰影

印象合わせというよりは、ビジュアルのクオリティアップのために行う作業です。
現プロジェクトでは、セル塗りのようなパキッとした陰影・リムなどはシェーダーに任せ、
テクスチャ自体はリアル寄りのふわっとした陰影を入れて、凹凸を描いています。

全体をフワーっとぼかしてしまうと明暗のメリハリが無くぼやけた印象になってしまうので、
締めるところは締めて、良い塩梅を目指しています(感覚的なので、一番難しい作業です)

キャラにより細かい修正の違いはありますが、共通してよくある修正点としましては、

  1. 前髪の落ち影がフワーっとしている
  2. 眉間、眉骨の陰影が暗い
  3. 顔の側面の陰影が暗い、範囲が広い
  4. 下唇の落ち影が薄い ⇔ 濃い、または範囲が広い など

以上、大枠なまとめ方ですが、こんなところを意識しながら作業しています。
モデルのスクショは載せる事が出来ないのでイラストで描いてみましたが、
考えてみれば、イラストだと普通に意識する部分だなという気付きがありました。

モデルだとUVやポリゴン数の制約もあり、無意識に見逃してしまっている事が多いのかもしれません。
出来る範囲はしっかりおさえていきたいですね!

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澤畠さんありがとうございました!

アピリッツでは自分が得た情報や技術を積極的に共有し、それらを吸収しながら各々のスキルアップを目指しています。
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