ホーム エンジニア AWS 新卒1年目エンジニアAWS認定フルコンプを目指す その1:Cloud Practitioner 、Solutions Architect – Associate 、Solutions Architect – Professional編
新卒1年目エンジニアAWS認定フルコンプを目指す その1:Cloud Practitioner 、Solutions Architect – Associate 、Solutions Architect – Professional編
 

新卒1年目エンジニアAWS認定フルコンプを目指す その1:Cloud Practitioner 、Solutions Architect – Associate 、Solutions Architect – Professional編

21新卒でアピリッツに入社したエンジニアの串田 匠彌です。入社してまもなくの2021/4/10に、AWS認定 Solutions Architect-Professional(以下、AWS-SAP)に合格しました。社内の後押しもあって、せっかくだから新卒1年目のうちにAWS認定資格を全部取得してみることにしました。
11ある認定資格のうち、2022/2/1現在10に合格し、残りあと一つです。それぞれの試験の勉強方法や難易度、そしてどんな試験であったかについて、何回かに分けてお伝えできればと思います。

全制覇を目指したキッカケ

アピリッツに入社してすぐにAWS-SAPに合格しました。ここで勢いがついたのと、CDXOの西脇さんとメンターの鈴木利夫さん(フルスタックサービス部部長)に「やってみれば?」と応援してもらったのきっかけに、さらに勉強を続けることにしました。また、自分がAWS-SAPに合格したのと同じタイミングでアピリッツの社内でもAPN表彰手当という制度が決まり、うまくいけば100万円以上の手当がもらえるようになりました。この制度も、自分が勉強するうえでの良い目標になったと思います。

次項からはそれぞれの試験の難易度(自分の体感で5段階)と、オススメの書籍について紹介します。

1.AWS Certified Cloud Practitioner (2020年2月)

難易度

これは入社前(大学生)にすでに合格していました。人によってレベルは違うかと思いますが、エンジニアではない人やIT未経験の人間でも十分に合格可能です。

勉強方法と勉強時間

書籍のみで試験対策をしました。

期間:3日間
平日:3時間
休日:5時間

オススメの書籍

AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー

試験についてのアドバイス

AWS認定の試験難易度については、個人的には

  • クラウドプラクティショナー:単語テスト
  • アソシエイト3種:単語並べ替えて文章作る問題
  • プロフェッショナル2種:長文読解

という表現が近いのかなと思っています。つまり、アソシエイトレベルまでは各種サービスの概要を理解していれば合格可能なので、「知らないサービスの、概要を知る」という勉強が近道なのかなと。

2.AWS Certified Solutions Architect – Associate (2020年10月)

難易度

★★★

直前の試験のバージョンアップというアクシデントがありましたが、合格できてよかったです。前バージョンの試験を受験していないのですが、問われる内容・レベル共に大きな差異はないのかなと思います。

勉強方法と勉強時間

下記を1ヶ月
平日:60分
休日:120分

オススメの書籍

AWS認定アソシエイト3資格対策~ソリューションアーキテクト、デベロッパー、SysOpsアドミニストレーター

一夜漬け AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト(の前バージョンの書籍)

試験についてのアドバイス

自分が使用した書籍は前バージョンのものですので、今から受ける人は使用しない方がよさそうです。ただ3資格対策と謳うだけあって読破すれば結構な知識がつきます。

SAAの対策本が多いことからも、人気の資格であることはなんとなく理解していたので、「これに合格したらすごいことだ」とやる気を引き立てて勉強してました。

3.AWS Certified Solutions Architect – Professional (2021年4月)

難易度

★★★★★

他の方の合格体験記を読んでみると「1,2回落ちるのが前提」のような雰囲気だったので、試しにたたき台として受けたらサクッと取れてしまったというのが実情です。 「とんでもなく」が付くほど大変というわけでもありませんでしたが、振り返ってみると出題サービスが多い、問題文が非常に長いといった点から一番難しい試験だったのかなと思います。

「落ちたところで結局たたき台で受けたのだから、お金が減るだけ。どうということはない」という吹っ切れ精神が、試験にリラックスして臨めた要因だったかもしれません。 加えて、試験を受ける以上「実力を出せた出せなかったに関わらず、受験費用は取られる」と考えると集中できました(笑)

勉強方法と勉強時間

書籍とオンライン学習プラットフォームのUdemyを使って勉強しました。

期間:約2ヶ月(2/1~4/10)
平日:通勤の1時間、家での自習1時間
休日:カフェ(9割ドトール)で4~5時間

オススメの書籍

AWS認定ソリューションアーキテクト-プロフェッショナル ~試験特性から導き出した演習問題と詳細解説
・(Udemy)AWS 認定ソリューションアーキテクト プロフェッショナル模擬試験問題集(全5回分375問)

試験についてのアドバイス

紹介した書籍での勉強がおすすめです。ちゃんとした日本語(Udemyのようなぎこちない日本語の教材ではないという意味)で、実際に出題される問題のレベルが近いので。

合格後にはなりますが、最近出版された「AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル」を、次のDevOpsプロフェッショナル対策の意味合いで読んでみました。こっちは試験範囲を網羅する点では優秀でしたが、合格するためには問題を解く経験値を積む必要があるので、今回紹介した書籍との併用が良いかと思います。

AWS-SAPを取れたのなら、全部勉強してみようか、となった

AWS-SAPを入社してすぐに取ったことで、メンターの鈴木さんと西脇CDXOから「え! もうとったの? 早! よし、じゃあ全部とろうか!」と何度もはげまされることになりました。CFOの永山さんも「いいね~!」と陽気に盛り上げてくれます。社長の和田さんにも名前をすぐに覚えてもらいました。こんなにみなさんに応援していただけるし、会社からの手当も沢山もらえる。このグルーヴ感に乗るしかないな……と決めて、次はセキュリティを勉強することにしました。次回の記事でお話しますが、セキュリティは率先してやるべきだと感じたのです。そして対策本がすでに出版されていたので挑戦しやすかった。

以上、入社前~入社直後の話です。次回は、Security – SpecialtyとDeveloper – Associate、SysOps Administrator – Associate編です!

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