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超高速通勤に注意!?未来に行く方法
 

超高速通勤に注意!?未来に行く方法

この記事はアピリッツの技術ブログ「DoRuby」から移行した記事です。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。

またもや通勤がサブテーマですが、今回は社会人なら常に気を配りたい”時間”にまつわるお話です。

人によって流れる時間が違う!

時刻ピッタリに電車が発車したり、5分でも遅刻は遅刻であったり、期限を守らないと大変なことになったりと、現代日本はとても時間に正確な社会ではないでしょうか。
しかし、こんなにも社会の軸とされている”時間”というものが、そもそも人によって流れる速さが違うことをご存知でしょうか?

これは、超有名な物理学者アインシュタイン博士が発表した、「相対性理論」(正確には特殊相対性理論)によって導かれる結論です。
この理論によれば、運動している速度が速ければ速いほど、その人の流れる時間が遅くなるらしいのです。
例えば、ロケットに乗って1時間ぐらい超高速の宇宙お散歩をして帰ってくると、地球では1日経過していた、みたいなタイムスリップのようなことが起こるのです。
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一見現実味がないようなこの理論ですが、実はすでに色々なものに応用されており、その身近な代表例がGPS時計です。
GPS時計は人工衛星を使って、いつでも正確な時刻を時計に送っているのですが、人工衛星は地球の周りを時速1万キロで回り続けているため、
速度による時間の遅れが無視できなくなってしまいます。そこで、内部で相対性理論に基づいた補正を行い、正確な時刻を出しているのです。

未来に行く!?

さて、すでに例で出したように、超高速のロケットに乗って、宇宙旅行を楽しんで帰ってくることで、地球ではロケットの中以上の時間が流れているため、結果として未来に行くことが出来ます。
ここでは、実際にどれぐらいの速度で走れば実感できるほど未来に行けるのかを計算してみたいと思います。
事前の計算でかなり速度が必要なことが分かったので、いきなりぶっ飛ばします。

①秒速269813.2122km
秒速約27万キロです。1秒あれば大体地球を7周ぐらいします。
この超高速ロケットに乗っている人の1秒は、地球の人の約2.3秒に相当します!
この速度を出せれば、このロケットの中の時間は、地球時間のおよそ半分の速度で流れることになります。
つまり、このロケットの中で5年過ごすと、地球では約10年が経過します。劇的ではないですが、まあまあなタイムスリップになるのではないでしょうか。

②秒速299792.158207542km
秒速約30万キロです。1秒で大体地球を7周半します。
この超高速ロケットの中の1秒間は、地球上の人のなんと707秒に相当します!
つまり、このロケットの中の時間は地球上の700分の1の遅さになるのです。
ここで1年過ごすだけで、地球では700年もの歳月が流れ、あっという間に浦島太郎状態です。

**考察**
この速さを実現するには1年のような長い時間をかけてロケットを加速し続ける必要があります。(ちなみに1時間ほどでこの速さまで加速しようとすると、体に8500G(体重の8500倍の力)が掛かります。注意してください)
従って、
①数年単位で加速し続けられるエンジンと燃料
②数年間人間が生活し続けられる環境
③途中の惑星などの影響をよけられるようなシステム
これらが実現できれば、この未来への旅行も現実味を帯びてくるのではないかと思います。未来に行ける世界は意外と近くまで来ているかもしれませんね。

補足:上の例で出している速度は、光の速さ(秒速299792.458km)を基準に、①その90%の速さ、②その99.9999%の速さ、で計算したものになります。
光の速度に近づくにつれて急激に時間が遅くなることが分かります。
(ちなみに、現在のロケットは、秒速数十km程度であるようなので、今のロケットに乗っても実感できるほど未来に行くには、まだまだ速さが足りません。)

過去には戻れるの?

未来に行くことが出来ることは分かりました。しかし、過去に行くにはどうすればよいのでしょうか。
相対性理論において、物体の速度をどんどん上げていくと、光の速度を超えたところで時間が逆転し、過去に進むようになります。
しかし、現在の物理学では、質量をもつ物体の速度は光の速度を超えることはできないとされています。
そのため、残念ながら現状では過去への行き方は分かりません。未来に行くときには、もう戻れないことに注意してくださいね。

終わりに

いかがでしょうか。通勤速度を追い求めるあまり、未来に行ってしまって結局遅刻する、のようなことが無い安全運転の通勤をしたいですね。

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