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コミュニケーション技術②
 

コミュニケーション技術②

この記事はアピリッツの技術ブログ「DoRuby」から移行した記事です。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。

今回はコミュニケーション技術の一つ「コーチング」について紹介します。

前回の記事:コミュニケーション技術

コーチング

コーチング(coaching)とは、人材開発の技法の一つ。対話によって相手の自己実現や目標達成を図る技術である。相手の話をよく聴き(傾聴)、感じたことを伝えて承認し、質問することで、自発的な行動を促すとするコミュニケーション技法である。

出展:Wikipedia

コーチングの3原則

①インタラクティブ(双方向性)

インタラクティブとは一方通行の会話ではなく、双方向でアイディアを出し合い、それについて対等な立場で話し合うことを指します。

インタラクティブを促進するのに役立つスキルは「質問」や「ペーシング」です。大事なことは否定しないこと。答えは必ず相手の中にあるはずだからです。

②オンゴーイング(現在進行形)

継続性ともいわれますが目標達成までの間のサポートのことを指します。

「インタラクティブ」によって生まれた気付きは相手の行動を変化させます。
一時的にモチベーションは上がりますが徐々に下がっていきます。
目標へ到達するためにはたった一回の気付きだけでは難しく、コーチがリマインドを行いサポートすることが必要です。

③テーラーメイド(個別対応)

テーラーメイドとは相手の特徴や思考、行動パターンに注目してそれぞれへの対応方法を変えながら関わっていくことです。

人はそれぞれ違います。
人間100人いたら100人分の行動があります。
もちろん中には似たような行動もあるでしょう。
テーラーメイドを実現するためには「タイプ分け」が有効といわれています。

以上が「コーチング」の3原則になります。

しかし最終的な目標は自分自身で答えを見つけることです。
コーチングにおいては「オートクライン」を意図的に繰り返します。
最後にオートクラインについて簡単に紹介します。

おまけ

オートクラインの仕組み

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オートクラインとは、医学用語で「自己分泌」という意味です。
今回のコーチングに関連したお話では「自分の行動、特に自分で発した言葉が自分自身に作用すること」を指します。

新たなアイデアや自問自答による気付きを発見する手法として有効とされています。
そして何より重要なのは自分の言葉であるということ。
自分自身の説得に本人の言葉以上のものはないと思います。

まとめ

今回の記事は「コーチング」の3原則
①インタラクティブ(双方向性)
②オンゴーイング(現在進行形)
③テーラーメイド(個別対応)

以上の3点を紹介しました。

次回はタイプ分けの手法「DiSC理論」について紹介したいと思います。

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