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カフェインはどうやって目覚まし効果を発揮するのか
 

カフェインはどうやって目覚まし効果を発揮するのか

この記事はアピリッツの技術ブログ「DoRuby」から移行した記事です。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。

はじめに

1年間に世界で消費されるカフェインの量は10万トンに及び、カフェインのほとんどはコーヒーやお茶から摂取されています。

眠気覚ましにコーヒー、栄養ドリンクを飲む人の多くは、コーヒーなどに含まれる「カフェイン」の効果を狙っているわけですが、一体カフェインはどのようにして目覚まし効果を発揮しているのか?
飲み過ぎるとどうなるのか?
調べてみました。

カフェインによる体の影響

カフェインを摂ると、注意深くなり、集中力が増し、幸せで精力的になれます。
睡眠不足の状態でも効果を発揮しますが、心拍数と血圧を上げて、不安な気分にもなります。

カフェインは人間の体内では神経システムを刺激する効果をもたらし、
眠気の鍵となる物質の働きを妨害することでカフェインは眠気を覚まします。

ちなみにカフェインは摂取してから、効果があらわれるまでには約30分かかり、その効果は約5時間-7時間ほど続きます。

また、カフェインを長期間摂取することはパーキンソン病やアルツハイマー病や特定の癌などの病気に罹患するリスクを下げる効果や、体の脂肪を燃やす機能を助けることがあることも分かっています。

カフェインは良い事だけじゃない

カフェインは眠気を解消したり、病気のリスクを下げたり、はたまた脂肪燃焼もしてくれる大変ありがたいものですが、
体にとって良い効果ばかりではありません。

カフェイン接種により集中力が高まると同時に、心拍数は多くなり血圧は上昇します。
また、利尿作用や下痢や不眠をもたらしたりします。
カフェインを日常的に摂ると、脳はその状態に適応してきます。

そこで、眠気を覚まそうと、さらにカフェインの摂取量を増やすという行動につながります。

カフェインの摂取を急に止めると、頭痛や倦怠感、落ち込んだ気分を生じさせます。
そしてしばらくすると体からカフェインが抜けて体はリセットされるので、
昔のようにカフェインの目覚まし効果が復活することになります。

まとめ

体質的な相性や、当日の体調によっても体への影響が変わりますので、上手にカフェインを摂取して付き合っていくのが良い
何でも程よいくらいがちょうどいい

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