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お金をかけずにRuby技術者認定試験(Silver)に合格する方法

この記事はアピリッツの技術ブログ「DoRuby」から移行した記事です。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。

よしだです。最近Ruby技術者認定試験(Silver)を受けたので、そのときの手順を紹介したいと思います。

 目的

Ruby技術者認定試験はその名の通り、プログラミング言語Rubyの技術試験です。現在レベルがSilver、Goldとあるようです。このうちSilverはそこまで難易度が高くなので、本校では書籍を購入するほどではない・できるだけ勉強にお金をかけたくないという浅はかな考えで試験に挑み、合格することを目的とします。

 ミニツク

書籍も買わないとなると試験でどのような問題がでるかも検討がつかず、対策のしようがありません。そこでウェブ上で疑似問題を出題してくれるミニツクを利用します。このサービスはRubyの産みの親、まつもとひろゆきが所属する組織によって開発されたサービスのようです。

いろいろな内容に対応していて、Ruby技術者認定試験(Silver)用にも全6章の問題セットが用意されています。だいたい1時間くらいで全問回答できる程度の内容になっています。問題の形式は4択で、難易度もそこまで高くなく、普段からRubyを使っていて簡単なコードなら対話コンソール(irb)なしでも読めるような方なら、ほとんどつかえることなく解き進むことができると思います。

 あとは勉強あるのみ

勉強は次のような流れでおこなうとスムーズかと思います。

  • 1. ミニツクで問題を解く
  • 2. 気になるところ・わからないところはirbで調べる
  • 3. それでも分からない場合はドキュメントを読む

これを全6章、2周くらいすればおおよそ試験合格水準まで学習できると思います。時間にして2時間程度で試験勉強完了です。

 注意点

試験勉強・受験に際して必要な注意点をまとめてみました。

  • ◇ Ruby 1.8系がベース (2013/10/26現在)
  • ◇ プロメトリックの受験資格検査が厳密

Ruby 1.8系がベース

Rubyは、現在2.0系まででていて、1.8系は2013年6月時点でサポート対象外となっています。多くの方がすでに上位バージョンを使っている中で、あえて古いバージョンの動作に付いて学ぶことになるので注意が必要です。

プロメトリックの受験資格検査が厳密

受験には写真入の証明書+その他の証明書(免許証+保険証)の2つが必要になります。どちらか一方が欠けても受験資格がないと見なされ、安くない受験費が水の泡になってしまいます。僕はここでやってしまいました・・・(免許証の有効期限が切れていないか確認することをお勧めします!)。

 おわりに

今回はRuby技術者認定試験(Silver)とその勉強方法について紹介しました。少しでも参考にしていただければ幸いです。近々Goldの方も受験するつもりなので、次はそちらの紹介もしたいと思います。

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