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ctagsを使ってみました

この記事はアピリッツの技術ブログ「DoRuby」から移行した記事です。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。

ctagsとはソース内の変数やメソッドを解析し、インデックスを作成するツールです。

インデックスを作成しておくと、Vimなどで指定のキーを叩くことで、現在のカーソル位置

にある変数やメソッドの定義にジャンプすることができます。

 ctagsのインストール(MacOS Xの場合)

MacOS X 10.3 以降では標準でctagsがインストールされていますが、BSD由来のもので

一部オプションが使えなかったりするので、Exuberant Ctagsをmac portsでインストールします。

$ sudo port install ctags

インストールできたら以下のコマンドで対応している言語を見てみましょう。

$ ctags --list-languages
C
C++
C#
Cobol
DosBatch
Eiffel
Erlang
Flex
Fortran
HTML
Java
JavaScript
Lisp
Lua
Make
MatLab
OCaml
Pascal
Perl
PHP
Python
REXX
Ruby
Scheme
Sh
SLang
SML
SQL
Tcl
Tex
Vera
Verilog
VHDL
Vim
YACC

 タグの作成

今回はRubyのコードを解析してタグを作成してみます。

Railsのアプリケーションルートに移動します。

$ cd [RAILS_ROOT]

タグを作成します。

※コマンド実行の前に、ctagsのパスが/opt/local/bin/ctagsになっていることを確認してください

$ ctags -R

アプリケーションルートディレクトリ直下にtagsというファイルができたはずです。

試しに、tagsファイルを作成したアプリケーションで適当なファイルをVimなどで開き、

ctrl + ] を打ってみてください。

カーソル位置にあるメソッド定義にジャンプできます。

これでエディタでのコーディングが少し楽になります。

以上です。

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