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Vimの自動補完

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この記事はアピリッツの技術ブログ「DoRuby」から移行した記事です。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。

こんにちはメガネです。初です。 

今回はVimで開発していく上で便利な自動補完機能について触れてみようと思います。

自動補完機能とは、たとえばrと打つと下のように保管候補が表示されます。

test

Vimとは

http://ja.wikipedia.org/wiki/Vim

今回はLinux環境での設定で話して行きます。

ホームディレクトリに.vimというディレクトリ、その下にpluginというディレクトリを作成して

移動します。

 $ mkdir -p .vim/plugin

 $ cd .vim/plugin

移動できたらautocomplpop.vimをダウンロードします。

 $ wget http://www.vim.org/scripts/download_script.php?src_id=8656

ホームディレクトリに移動します。

 $ cd

 $ vim .vimrc

autocmd FileType ruby :set dictionary=/usr/share/vim/vim71/syntax/ruby.vim

上のコードを追加してください

これで拡張子が.rb,.rhtmlが自動的に補完されます。

監視ツールcactiについて

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この記事はアピリッツの技術ブログ「DoRuby」から移行した記事です。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。

こんにちわ marumoru です。

今回監視ツールとしてcactiのインストールについてご紹介します。

サーバ監視をWEBブラウザで視覚的(グラフ等)にて確認できるものです。

他の監視ツールに比べると拡張性が優れているかと思います。

が、他監視ツールより初期導入がちょっとだけ大変かもしれません。

動かす為に必要なもの

Apache       1.3以降
PHP        4.1以降(4.3.6以降を推奨)
RRDTool     1.0.49以降
MySQL      3.23以降(4.0.20d以降を推奨)→別DBにできないことはない
Net-SNMP     最新版がなるべくよい

cactiをCentOS5にインストール

前提としてApache,PHPはインストール済みとします・・・・。yum –enablerepo=rpmforge install cacti

MySQLにcacti用のデータベースを作成mysqladmin -u root -p create cacti
mysql -u root -p cacti < /var/www/cacti/cacti.sql
mysql -u root -p mysql
GRANT ALL ON cacti.* TO cactiuser@localhost IDENTIFIED BY ‘cactiuser’;
flush privileges;

他PCからの閲覧を許可する場合には、以下を変更vi /etc/httpd/conf.d/cacti.conf
Alias /cacti/ /var/www/cacti/
<Directory /var/www/cacti/>
        DirectoryIndex index.php
        Options -Indexes
        AllowOverride all
        order deny,allow
        deny from all
        allow from 127.0.0.1
        allow from  XXX.XXX.XXX.XXX        許可したいIP追加
        AddType application/x-httpd-php .php
        php_flag magic_quotes_gpc on
        php_flag track_vars on
</Directory>

cacti側へMySQL設定を反映/var/www/cacti/include/config.php

→作成したDBにアクセスできるように編集する

WEBブラウザで設定

http://(インストールしたサーバアドレス)/cacti/ にブラウザアクセス
NEXT >>を選択
NEW Install >>を選択
SNMP Utility Version    NET-SNMP 5.x
RRDTool Utility Version    RRDTool 1.2.x を選択
FINISHをクリック

ログインしてみる http://(インストールしたサーバアドレス)/cacti/index.php 

ログイン画面にて、admin/adminを入力

パスワード変更を要求してくるので新パスワードを入力

これで、監視サーバの設定は完了です。

→yumでインストールした場合には、データ収集のcronは設定済みとなります。 /etc/cron.d/cacti
 */5 * * * *     cacti   php /var/www/cacti/poller.php &>/dev/null

Patchやプラグイン等により色々と拡張可能ですので

今回は、最低限のインストール方法でしたが 

次回は、patchやプラグイン追加と監視先サーバへのSNMPインストールを紹介できればと思います。 

サーバ監視ソフトウェア「ganglia」を使ってみる

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こんにちわ、uです。

最近、社内で良い監視ツールが無いか色々試しています。

先日、その一つとしてgangliaというサーバ監視ソフトウェアを

試しに入れてみましたので簡易的ですが、インストールメモを残しときます。

■導入環境 

OS: 64bit Centos 5.1

■Installation
184 yum -y –enablerepo=rpmforge install rrdtool perl-rrdtool
186 cd /usr/local/src/
187 rpmbuild –rebuild ganglia-3.0.7-1.src.rpm
188 yum -y –enablerepo=rpmforge install libpng-devel libart_lgpl-devel rrdtool-devel freetype-devel
189 rpmbuild –rebuild ganglia-3.0.7-1.src.rpm
190 cd /usr/src/redhat/RPMS/x86_64/
191 rpm -vhi ganglia-gmetad-3.0.7-1.x86_64.rpm
192 rpm -vhi ganglia-gmond-3.0.7-1.x86_64.rpm
194 cd /usr/local/src/
195 rpm -vhi ganglia-web-3.0.7-1.noarch.rpm


■gmetadの起動
185 vim /etc/gmetad.conf
setuid_username “apache”
186 chown apache.apache /var/lib/ganglia/rrds
187 service gmetad stop
188 service gmetad start
190 service gmetad status
191 telnet localhost 8651

■gmondの起動
193 echo “any net 224.0.0.0/4 dev eth0” >> /etc/sysconfig/static-routes
195 /etc/init.d/network restart
196 netstat -rn
201 cp /etc/gmond.conf /etc/gmond.conf.org
202 vim /etc/gmond.conf
# 編集内容は以下参照
http://www.thinkit.co.jp/cert/article/0611/13/1/code4.htm
203 service gmond start
204 service gmond status
205 telnet localhost 8649

■gangliaの確認
http://localhost/ganglia
 

■参考文献

  • http://www.thinkit.co.jp/free/article/0611/13/1/ 

■感想

yumコマンドで一発終了というのは無理ですが、そんなに躓かずにインストールが出来ました。 

参考文献に書いてある通り、例えば100台のサーバのロード値だけをグラフに表したい等、複数台のサーバの特定の値を一度に表示させる時は非常に便利です。

ただし、ざっと使ってみた感じでは、先日の記事munin程の詳細な情報は取得できないみたいです。 

一長一短ですね。

Rubyでどう書く?:RubyでPDF履歴書を作成する

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KBMJがZDnetで連載している記事を紹介します。コメントなどありましたらそちらでお願いします。

Rubyでどう書く?:RubyでPDF履歴書を作成する   高倉利明(KBMJ)

第2回目のテーマは「RubyでPDF文書を作成する」と題しまして、RubyでPDFの文書を作成する方法について解説したいと思います。

 問題

 Webアプリケーションを開発していると、「PDF文書を作成してほしい」との要望をクライアントから頂くことがあります。しかし、Rubyの実際のサービスでPDFを出力しているものはあまりありませんでした。

 ここでは以前、私が行った開発を元にノウハウを紹介したいと思います。

仕様

  • Ruby on Railsを使用(実際に必要になるケースはRoRプロジェクトがほとんどと考えました)
  • Rfpdfプラグインを使用(インストール方法はRoR Wiki 翻訳 Wiki – Rfpdfを参照)
  • 出力するフォーマットは図1のイメージ

図1 イメージ画像 図1 イメージ画像

回答例

class Resume

  class << self
    # PDF出力メソッド
    def output
      pdf = Pdf.new(“高倉 利明”, “タカクラ トシアキ”)
      file = File.open(“C:\resume.pdf”, “wb”)
      file.write(pdf.generate)
    end
  end

  # pdf作成クラス
  class Pdf

    IC_SJIS = Iconv.new(‘SJIS’, ‘UTF-8’)

    def initialize(name, kana)
      # 出力データ
      @name, @kana = name, kana
      # マージン
      @lm, @tm = 10, 10
      # 基本となる罫線の横、縦サイズ
      @width, @height = 120, 20

      @pdf = FPDF.new
      @pdf.extend(PDF_Japanese)
      @pdf.AddSJISFont
    end

    # PDF(バイナリデータ)を作成
    def generate
      @pdf.SetMargins(@lm, @tm)
      @pdf.AddPage
      drow_format(@lm, @tm)
      drow_data(@lm, @tm)
      return @pdf.Output
    end

    # フォーマット描画
    def drow_format(left, top)
      @pdf.SetXY(left, top)
      setBoldLine
      @pdf.Cell(@width, @height, ”, 1)
      @pdf.SetXY(left, top)
      setThinLine

      # 氏名(フリガナ)欄
      @pdf.SetXY(left, top)
      @pdf.SetFont(‘SJIS’,”, 8)
      @pdf.Cell(20, 5, ic(‘フリガナ ’), ‘B’, 0)
      @pdf.Cell(@width – 20, 5, ”, ‘B’, 1)

      # 氏名欄
      y = @pdf.GetY
      setBoldLine
      @pdf.Cell(@width, 15, ”, ‘B’, 0)
      @pdf.SetXY(left, y)
      @pdf.SetFont(‘SJIS’,”, 8)
      @pdf.Cell(20, 5, ic(‘氏名 ’), 0, 2)
      @pdf.Cell(20, 10, ”, 0, 0)
      @pdf.SetXY(left + 20, y)
      @pdf.Cell(@width – 20, 15, ”, 0, 1)
    end

    # データ描画
    def drow_data(left, top)
      @pdf.SetXY(left, top)
      write_string(left + 25, top + 3, 10, @kana)
      write_string(left + 25, top + 13, 14, @name)
    end

    def write_string(left, top, font_size, string)
      @pdf.SetXY(left, top)
      @pdf.SetFont(‘SJIS’,”, font_size)
      @pdf.Write(0, ic(string))
    end

    def setBoldLine
      @pdf.SetLineWidth(0.3)
    end

    def setThinLine
      @pdf.SetLineWidth(0.1)
    end

    def ic(str)
      IC_SJIS.iconv(str)
    end

  end
end

 本ソースをresume.rbとしてRoRプロジェクトののmodelディレクトリに配置し、以下のコマンドを実行することで「C:\resume.pdf」で出力されます。ruby script/runner Resume.output

解説

本サンプルでは、

  1. マージン、枠の縦横サイズの初期化「initialize」「generate」
  2. 罫線などのフォーマットを描画「drow_format」
  3. 各項目の値を描画「drow_data」

 というステップにわけて処理をしています。

 RFPDFライブラリを使用する場合は、

  1. FPDF.newでオブジェクト生成
  2. 日本語が扱えるようにextendやAddSJISFontメソッドで指定
  3. AddPageメソッドでページを追加
  4. ページに表示する内容を描画
    • 座標:SetXY、SetX、SetY、GetX、GetYなどを利用
    • 文字フォント:SetFontで指定
    • 罫線サイズ:SetLineWidthで指定
    • 罫線:Cellメソッドで描画(第三引数に文字列を指定することで、同時に文字の描画も可能)
    • 文字:Writeメソッドで描画
  5. Outputメソッドでバイナリを出力

 という流れとなります。

 日本語を出力する際は、Iconvを使用してSJISに変換しています(ソースをUTF8で書いているため)。

 なお、RFPDFの詳しい使用方法は、FPDFのWebサイト「FPDF」を参考にしてください。

最後に──

 駆け足で説明しましたが、いかがだったでしょうか?

 実際のところ、RFPDFは1年近く更新されておらず、また日本語を扱う上でまだバグが見られるのが現状です。

 また、罫線などの枠線をプログラムで引いている関係上、直観的ではない作りになってしまうのが欠点です。

 もっと良い方法があれば、コメント (コメントはこちら)やbuilderブログなどで是非教えていただきたいと思います。

clearfixでfloat解除

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この記事はアピリッツの技術ブログ「DoRuby」から移行した記事です。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。

こんにちは。
最近Rubyをあんまり触ってないmaiです。

あんまり触ってなくて、Rubyについてあまり語れるほどのことが無いので、
今日はstylesheetのちょっと役立つTipsをご紹介。

cssでfloatを使うと、画像やらボックスやらが親要素からはみ出しちゃうことがあります。
これを解消するには、親要素を閉じる前にfloatをclearで解除すればいいのですが、
空divでclearさせるのは無駄なソースだし美しくない。
そんな美学か美意識を持ってる人にお役立ちなのがclearfixというテクニックです。

———————————–
以下のclearfixはFirefox3でうまくいかないことがあります。
Firefox3にも対応したバージョンは
clearfix for Firefox3」で。
———————————–

御託を並べても仕方が無いので、さっくりとcssをご紹介。

.clearfix:after {
content: “.”;
display: block;
height: 0;
clear: both;
visibility: hidden;
}
 .clearfix {display: inline-block;}

このclearfixを、親要素に適用します。

<div id=”main” class=”clearfix”>
<p style=”float:left”>左の要素</p>
<p style=”float:right”>右の要素</p>
</div>

こんなカンジ。
これでid mainのdivは二つのpを内包しているように振るまいます。
空divをかかなくてよくなるので、ソース上ちょっとスッキリするのもいいところ。

もともと、floatは通常の流れから切り離された浮動体なので、
親要素がfloatしている要素の高さを考慮しなくなるのは仕様上正しいことなんですが、
レイアウトを組む身としては、clearfixがなくても、
floatしている要素の高さも認識してほしいなぁと思わないでもないです。

ちなみに、clearfixについては以下のサイトも参考になります。

 clearfixの決定版を作る -モダンブラウザ編-

SELinux無効にしてみる

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この記事はアピリッツの技術ブログ「DoRuby」から移行した記事です。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。

SELinuxとはセキュアOSと呼ばれるものの一種。
簡単な解説は、はてなダイアリー。↓
http://d.hatena.ne.jp/keyword/SELinux

サーバーのセキュリティー的には素敵なSELinuxも、サーバー初心者にとっては、
アプリの起動を妨げたり、妨げたり、妨げたり・・・と少々ハードルの高いお方です。
というわけで、今回はSELinuxにおとなしくしていただこうと思います。環境はCeontOS5です。
rootユーザーで以下を行います。

とりあえずSELinuxの現状を把握します
# getenforce
Enforcing

Enforcingというものが出力された場合、SELinuxは有効になっています。
ちなみに、SELinuxには次の3つのモードがあります。

    * disableモード:SELinuxを完全に無効にする。
    * enforcingモード:ポリシーに違反するアクセスに対し、ログに書き出して拒否する。
    * permissiveモード:ポリシーに違反するアクセスに対し、ログに書き出して許可する。

とりあえず、今回はSELinuxを完全無効にしたいと思います。

SELinux完全無効化
/etc/sysconfig/selinuxというファイルを編集します。

# vi /etc/sysconfig/selinux

ファイルの中身はこんな感じです。
# This file controls the state of SELinux on the system.
# SELINUX= can take one of these three values:
#       enforcing – SELinux security policy is enforced.
#       permissive – SELinux prints warnings instead of enforcing.
#       disabled – SELinux is fully disabled.
SELINUX=enforcing
# SELINUXTYPE= type of policy in use. Possible values are:
#       targeted – Only targeted network daemons are protected.
#       strict – Full SELinux protection.
SELINUXTYPE=targeted

6行目をSELINUX=disabledと変更します。

変更後はこんな感じになります。
# This file controls the state of SELinux on the system.
# SELINUX= can take one of these three values:
#       enforcing – SELinux security policy is enforced.
#       permissive – SELinux prints warnings instead of enforcing.
#       disabled – SELinux is fully disabled.
SELINUX=disabled   #ここを変更しました
# SELINUXTYPE= type of policy in use. Possible values are:
#       targeted – Only targeted network daemons are protected.
#       strict – Full SELinux protection.
SELINUXTYPE=targeted

これで次回、システムを起動したとき、SELinuxは無効となります。

システム再起動# reboot

ちなみに、selinuxファイルの編集をしくじると、システム再起動時にカーネルパニックが起こり、
OSの再インストールという悲劇が起こりかねません。
編集するときはご注意ください。

Rubyのソースコードから HTML Helpを生成してみよう!

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こんにちは!
井上 清晃(saronpasu)です。

今回は、RDocについてご紹介します。
RDocについて簡単に説明すると、『Rubyのソースコードから説明書を生成してくれる』というものです。

1. RDocにできること

RDocは、Rubyのソースコードに書いてあるコメントやクラス定義から、
ドキュメントを生成してくれる便利なツールです。
RDocでは次の出力フォーマットに対応しています。

・HTML ドキュメント
Railsなどを触っている方は、もう既にご覧になっているのではないでしょうか?
おなじみの、フレームで区切られたAPIリファレンスのページがあります。
あれがまさに、ソースコードを元に、RDocで生成されたものです。

・HTML Help ドキュメント
Windowsユーザのみなさんは見慣れている、Helpファイルです。
Rubyのソースコードを元に、HTML Help形式のドキュメントを生成することができます。
他にも、

・XML ドキュメント や
・クラス図(jpg/gif/png) などの出力もサポートしていますが、これらについては、今回は割愛します。

2. SampleProject を用意してみよう

さて、それではまず 任意のプロジェクトとして、 SampleProjectというもののドキュメントを生成してみましょうか。

SampleProjectのファイル構成
 sample_project/
  Rakefile
  README
  test/*.rb
  lib/*.rb
  main.rb

ざっと、こんな構成になっていると仮定しましょう。

このスクリプトは、 main.rb に記述されている Mainというクラスを基本的に扱うものとします。
そして、main.rb は、lib/以下の.rbファイルをrequire()して動作しているものとしましょう。

#!/usr/bin/ruby -Ku
require ‘lib/hoge.rb’
require ‘lib/fuga.rb’

#
#*MainClass
#  UTF-8で MainClass の使い方を書いています。
#
class Main
  def initialize
    #ここに処理をかくよ
  end
end

3. RDocで HTMLドキュメントを生成してみよう

さて、早速 RDocでソースコードから HTMLドキュメントを生成してみましょう。
$ rdoc -c utf-8 -m Main -t SampleProject -f html lib main.rb

コマンドの内容を説明します。

 -c: 文字コードの設定です。今回は UTF-8で記述しているのでそのように指定しました
 -m: 生成するドキュメントのトップページに表示するクラス(またはモジュール)です。今回は Mainクラスを指定しました。
 -t: 生成するドキュメントのタイトルです。今回は SampleProject と指定しました
 -f: 生成するドキュメントの形式を指定します。今回は HTML で出力するように指定しました
 最後に、引数としてソースコードの場所を指定します。testとかは読ませたくないので、今回は libディレクトリと main.rbを指定しました。


こうすると、sample_project/配下に docというディレクトリが生成されて、そこに index.htmlという HTMLドキュメントが生成されます。

生成されたHTMLドキュメント

4. RDocで HTML Help ドキュメントを生成してみよう

それでは、次に HTML Help ドキュメントを生成してみましょう。

先ほどの SampleProject から、HTML Helpを生成します。

$ rdoc -c utf-8 -m Main -t SampleProject -f chm lib main.rb

そうすると・・・

Generating CHM…

.chm output generation requires that Microsoft’s Html Help
Workshop is installed. RDoc looks for it in:

    c:/Program Files/HTML Help Workshop/hhc.exe

You can download a copy for free from:

http://msdn.microsoft.com/library/default.asp?url=/library/en-us/htmlhelp/html/hwMicrosoftHTMLHelpDownloads.asp

というようなメッセージが表示されました。

5. HTML Helpの生成に必要な、 『HTML Help Workshop』をインストールしよう

騙していたわけではありませんが、実は HTML Helpを生成するためには Microsoft HTML Help WorkShop が必要なのです。

というわけで、 Microsoft HTML Help WorkShopをインストールしましょう。

2008.04.30 現在、「HTML Help WorkShop」 は、「Office 2003 Edition リソースキット」として配布されています。
次の URLから 「Office 2003 Edition リソースキット」を取得しましょう。

http://www.microsoft.com/japan/office/ork/2003/tools/BoxA02.htm

ork.exeをインストールすると、 C:\Program Files\ORKTOOLS\ORK11\TOOLS\HTML Help Workshop に、HTMLHELP.EXEが展開されています。
今度は、この HTMLHELP.EXE を展開すると、 C:\Program Files\HTML Help Workshop\hhc.exe が展開されます。

6. 改めて、HTML Help ドキュメントを生成してみよう

これで準備は整いました。
改めて、RDocの生成コマンドを実行しましょう。

$ rdoc -c utf-8 -m Main -t SampleProject -f chm lib main.rb



これでようやく、 sample_project/doc/rdoc.chm が生成されました。
これを開くと、 HTML Helpとしてドキュメントを見る事ができますね。

生成されたHTML Helpドキュメント

インターネット経由で APIリファレンスを見るのも良いですが、どうしてもインターネットに接続できない場合や
自分で書いたRubyプログラムにドキュメントを付けたい場合なんかにはRDocは重宝します。



普段から RDocを生成することを意識してコメントを書いていると、自然と綺麗なコメントが書けるようになるかもしれませんね。

IEでダイジェスト認証をかけるとエラーになった。

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こんにちはひさしぶりに書きます。

今日は新人プログラマーカツオがはまったdigest認証にまつわるIEのエラーについて書きます。

 自分が担当しているプロジェクトで管理画面に

DIGEST認証をかけることになりました。

ということで頑張って書けたんですけど

FIREFOXだと普通にDigest認証がかかっているのに

どうゆうわけかIEだと認証がかからないわけです。

400 Bad Requestがでました。

ログをみたらこんな感じ

Tue Apr 15 11:19:59 2008] [error] [client xxx.xxx.xxx.xxx] Digest: uri mismatch 
- </admin/tour> does not match request-uri </admin/tour?page=1>  

 何やら調べてみたら

 IE6以前のバージョンでdigest認証を利用するとAuthorizationヘッダの,uri に ?以降のパラメータが含まれずHTTP400のエラーがでてるみたいです。

IEのバグだそうです。IE7では改善されているようですが。

そんなわけで

 <Location /admin>    AuthType Digest 
    AuthName "Enter ID and Password"
    AuthDigestProvider file
    AuthUserFile conf/xxx/.htdadmin
    require valid-user
    BrowserMatch "MSIE" AuthDigestEnableQueryStringHack=On
  </Location> 

と赤字で書いたところをダイジェスト認証に書いてあげれば

強制的に回避してくれるみたいですよ。

ちょっと自分のメモ書きみたいになってしまいましたが

文章苦手なので許してくださいませ。

ではではまた。

muninのインストール 〜監視ツールって〜

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こんばんわtacchiです。
今まで監視は、nagiosやmrtgを使ってましたが、監視方法の見直しということで色々な監視ツールを試してます。その中で、自分が担当したmuninについて語りたいと思います。

muninをCentOS5にインストール

難しいのかなと思ってたら、凄く簡単でした。

ほとんどの監視ツールの場合、サーバ・クライアントの関係で設定していきます。muninもそれと同じです。

ではまず、監視サーバにインストールしてみましょう!

rpmforgeを利用して、muninをインストールします。

yum –enablerepo=rpmforge install munin munin-node

apache Aliasの設定

apacheのconf以下に作成されるmunin.confに以下の設定をします。※自分が入れた環境だと/etc/httpd/conf.d/munin.confAlias /munin/ /var/www/html/munin/

muninが作成するHTMLの格納ディレクトリの権限変更

chown -R munin:munin /var/www/html/munin

監視するサーバの情報を設定する

/etc/munin/munin.confに以下を追加
[localhost]
address 127.0.0.1
use_node_name yes

クライアントのプロセス起動ユーザ/グループを設定

/etc/munin/munin-node.confに以下を設定user root → user munin

group root → group munin

クライアントのプロセス起動

/etc/init.d/munin start

まとめ

次回は、同ネットワーク内の別サーバの監視設定を書きたいと思います。
mrtgよりインストールが簡単で、グラフが充実してました。。。

Postgres8_3⇔8_1の性能比較してみました

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こんにちは marumoruです。

一部で(自分の周りのみ?)賑わっているPostgres8.3

気が付いたら、Postgres8.1系で止まっていた自分がいましたので

バージョンアップしてみました。

その時の8.1系との性能比較調査を報告しますー。

検証項目

1.pgbenchを使ったtps値比較

2.pgbenchを使ったHOT機能の動作調査

検証端末

OS:Linux Debian
CPU:Pentium4 2.6GHz
メモリ:1GHz

前提

スケーリングファクターを25で設定(250万件のデータ数)
各結果値については、それぞれの条件で10回行い、その平均値を算出
tps値(※)については、including connections establishing の値を取得
設定ファイルについては、ほぼデフォルト値を使用する。  テスト1(pgbenchを使ったtps値比較)

①クライアント数によるtpsの変化調査

pgbench -c XX -t 100 -s 25 pgbench_test

XXの数値を 1~100までのtps値の結果を測定 

結果値

c値    postgres 8.1.4    postgres 8.3.1
  1     228.6493           243.420941
 10    140.781838        236.452233
 50    112.203988        151.948232
100    106.594831        129.845791

★8.1より明らかにtps値が高く

  クライアント値に伴っての値の下がり幅が低いのが分かります。 

②トランザクション数によるtpsの変化調査

pgbench -c 10 -t XX -s 25 pgbench_test

XXの数値を 10~1000までのtps値の結果を測定

結果値

t値    postgres 8.1.4    postgres 8.3.1
  10    452.462072         368.715249
 100    151.04483         328.353416
 500    112.203988         202.543517
1000    104.065397         165.649611

★クライアント値の場合と同様に

  トランザクション値に伴う下がり幅が低いことが分かります。

  このことから、負荷が上がった場合のふんばり具合が向上しているのかな

テスト2(pgbenchを使ったHOT機能の動作調査)

各バージョン毎にpgbenchを実行し、そのデータサイズの結果を取得 

①8.1.4

調査用のデータベースを作成し、以下のpgbenchを実行

pgbench -i -s 10 hot_test

データ投入直後のデータサイズ 

accounts テーブル

SELECT pg_size_pretty(pg_relation_size(‘accounts’));

 pg_size_pretty

—————-

 128 MB

PostgreSQLの物理的なテーブルサイズと有効・無効領域を調べる

SELECT * FROM pgstattuple(‘accounts’);

-[ RECORD 1 ]——+———-

dead_tuple_percent   | 0     <– 不要領域

下のコマンドより、データ更新を行う 

pgbench -c 10 -t 10000 hot_test 

データ更新後のデータサイズ

accounts テーブル

SELECT pg_size_pretty(pg_relation_size(‘accounts’));

 pg_size_pretty

—————-

 141 MB  <– 13MB増加

PostgreSQLの物理的なテーブルサイズと有効・無効領域を調べる

SELECT * FROM pgstattuple(‘accounts’);

-[ RECORD 1 ]——+———-

dead_tuple_percent   | 8.66  <– 不要領域

②8.3.1

8.1.4と同様に調査用のデータベースを作成し、以下のpgbenchを実行

pgbench -i -s 10 -F 90 hot_test 

( ※ FILLFACTORを「90」に設定) 

データ投入直後のデータサイズ 

accounts テーブル

SELECT pg_size_pretty(pg_relation_size(‘accounts’));

 pg_size_pretty

—————-

 137 MB

PostgreSQLの物理的なテーブルサイズと有効・無効領域を調べる

SELECT * FROM pgstattuple(‘accounts’);

-[ RECORD 1 ]——+———-

dead_tuple_percent   | 0  <– 不要領域

以下のコマンドより、データ更新

pgbench -c 10 -t 10000 hot_test 

データ更新後のデータサイズ

accounts テーブル

SELECT pg_size_pretty(pg_relation_size(‘accounts’));

 pg_size_pretty

—————-

 137 MB  <– 増減なし

PostgreSQLの物理的なテーブルサイズと有効・無効領域を調べる

SELECT * FROM pgstattuple(‘accounts’);

-[ RECORD 1 ]——+———-

dead_tuple_percent   | 1.48  <– 不要領域

★FILLFACTORの設定により初期時のデータサイズは、8.3.1の方が高い

  結果となっていますが、更新後のデータサイズが、8.3.1では増減がないことが分かる。不要領域についても数値を見れば明らかな結果ですね。

すげー8.3

Rubyでどう書く?:連続した数列を範囲形式にまとめたい

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この記事はアピリッツの技術ブログ「DoRuby」から移行した記事です。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。

KBMJがZDnetで連載している記事を紹介します。コメントなどありましたらそちらでお願いします。

Rubyでどう書く?:連続した数列を範囲形式にまとめたい   三浦義太郎(KBMJ)

「連続した数列を範囲形式にまとめたい」と題しまして、並んだ数字を確認用にわかりやすくする為に、ソートされた数字の列をハイフンで繋ぐ方法を解説したいと思います。

問題

 並んだ数字を確認用にわかりやすくする為に、ソートされた数字の列をハイフンで繋ぐにはどうすればよいでしょうか?

 数列は見づらいものです。ただ数字を並べているだけでは、ソートしてもどの数字が抜けているかを判断するために、順に目で追ってチェックする必要があります。

 ruby ではそういった配列をわかりやすく表現する為に「1…3」と表現する方法が用意されているのですが、利用者は、「1 2 3 5」というような数字の羅列を入れてくるかもしれません。さて、rubyでこれらをハイフンで繋ぐためにはどのように処理する必要があるでしょうか。

仕様

  • 数値は、半角スペースで区切られた文字列で渡されます。
  • 続いている部分は、最初の数値と最後の数値を-(ハイフン)で繋いだ表記にします。
  • 連続が1回の場合(前の数も後ろの数も連続でない)は、-(ハイフン)では繋ぎません。
  • 出力は、「,」(カンマ)と半角スペースで区切られた文字列でなければなりません。

  • “1 2 3” => “1-3.”
  • “1 2 3 5 7 8” => “1-3, 5, 7-8.”
  • “1 3 4 5 7” => “1, 3-5, 7.”

回答例

a = $*[0].split(‘ ‘).map{|i|i.to_i}+[nil]
i = a[0]
p a.inject([a[0].to_s]){|r, v|
  if i != v
   r << r.pop + “-#{i-1}” if 2 <= i – r.last.to_i
   break r unless v
   i = v
   r << i.to_s
  end
 i +=1
 r
}.join(‘, ‘)+’.’

判 定用の変数を配列の値と違うものになるまで増分していき、連続を判定しています。連続でなくなった段階で配列の値を出力用の配列と判定用の変数に入れて 同様の処理を繰り返していきます。判定用の変数の値と出力用の配列の最後の値(連続開始の値)の差が2以上の場合に「-[数字]」の文字列を追加します。

  • $*にはコマンドライン引数の値の配列が入ります。
  • injectは以前のブロックの実行結果を引数と受け取って順次処理していくことができる関数です。あまり使われていないようですが、結構便利な関数です。

p [1,2,3,4,5].inject(0) {|result, item| result + item } => 15

 ほかによい方法があればコメントしてみてください。 (コメントはこちら

docomo の罠

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この記事はアピリッツの技術ブログ「DoRuby」から移行した記事です。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。

こんばんは、O2です。

モバイルサイトを作っていて、疑問に思っていたことが遂に解決したのでちょっぴり紹介

ドコモで読み込み直後に、下キーを押していると、なぜか「止まる」

しばらくすると、「進む」という現象が出ていたので、きっとドコモの仕様なんだと思っていました。

ところが

イメージタグで、<IMG SRC=”ファイル名”> とだけ書くと、その直前でスクロールが止まってしまう事が解りました。

解決方法は、width と height を指定することでした(TωT)ウルウル

携帯サイトなので、width だけは記述してたんですけどね( ̄へ ̄|||)

イメージが読み込み完了するまで、スクロールしないんですよ。

ローカルで動画変換をする方法

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この記事はアピリッツの技術ブログ「DoRuby」から移行した記事です。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。

こんにちは。mimiです!

携帯サイトの開発において、動画をキャリア別に変換する作業が発生すると思いますが、
今回は、ローカル環境で、携帯向け動画を変換する方法を紹介したいと思います。

★環境
Windows XP

★インストール

携帯動画変換君
http://www.forest.impress.co.jp/lib/home/ktai/ktaipic/keitaidouga.html

これをインストールすると、動画変換用フリーソフトFFmpegも一緒にインストールされます。
これで動くのであれば、問題ありません。

ただし、落とし穴。


Unknown codec ‘libfaac’
Unknown codec ‘libamr_nb’

のようなエラーが出たら、注意が必要です。

もともとついてくるFFmpegでは、-acodec libfaac、-acodec libamr_nbが対応していません。
これらを使いたい場合には、
リビジョン9260以降のFFmpegに入れ替える必要があります。

新しいFfmpegをダウンロードしたら、ffmpeg.exeとpthreadGC2.dllを
携帯動画変換君の3GP_Converter034フォルダ→coresフォルダ内に貼り付ければ、OK。

以上で、エラーは回避されます。

どうぞお試しを。

rake db:migrate すると undefined method `last’ for {}:Hash と出る

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こんにちは。mugiです。今回もエラー系です。

ある日、某サーバで rake db:migrate を実行したら、

rake aborted!
undefined method `last’ for {}:Hash

エラーが出ました。 

どうやらrakeのバージョンが上がりすぎているらしいです。

gem list rake 

*** LOCAL GEMS ***

rake (0.8.1, 0.7.3, 0.7.1)

0.8.1を消します。

gem uninstall rake –version 0.8.1 

gem list rake

*** LOCAL GEMS ***

rake (0.7.3, 0.7.1)

消えました。これで rake db:migrate できるようになります。

MySQL最大バッファサイズの設定

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こんにちはoneafter999です。

今回はMySQLの最大バッファサイズの設定方法をご紹介します。

はじめに

MySQLでデータ量の大きいダンプファイルなどをリストアしようとする時、
MySQLのメモリ割り当て量が小さいとエラーがでてしまう場合があります。
その場合MySQLの最大バッファサイズを増やすことが必要です。

my.cnfで設定

/etc/my.cnfのmax_allowed_packetを任意の値に設定します。
※my.cnfの場所は環境によって異なる場合があります

setコマンドで設定

何らかの原因でmy.cnfが無い、
または一時的にメモリ割り当てを増やしたいなどの場合は、
MySQLコマンドのset max_allowed_packetを使うと便利です。

MySQLにログインし、


mysql> set global max_allowed_packet = 10484736;

と入力します。
この例だと大体10Mに設定されます。
このset max_allowed_packetコマンドで設定したメモリ量は、
次の再起動まで有効となります。

確認

では次にちゃんと設定が反映されているか確認してみましょう。


mysql> show variables

でMySQLの設定一覧が表示されます。
その中で、
| max_allowed_packet              | 10484736
などのように、自分が設定した値が反映されていればOKです。

railsのand/orを使った機能

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railsのコーディング時にちょっと使える初心者向けのtipsです。

andやorを使って、if文や代入文を効率的に使いましょう。

仮に 

@user = User.find(:first, :conditions => [“id = ?”, params[:user_id]])

if @user.name.blank?

  render :text => “ユーザー名が空白です”

end 

というようなプログラムがあったとします。

 このままだと、params[:user_id]にuserと一致するデータがない場合、

@userがなくて、エラーが発生してしまいます。

というわけで

if @user and @user.name.blank?

とすると、@userがnilの場合、andの前で既にnilになっているので、

後部の式が評価されません。

こういう風に、and/orは慣れるとプログラムの効率があがります。

というわけで、もうちょっと詳しく解説してきます。

andの機能は、左辺を評価して、結果が真だったときは右辺の値を評価し、

右辺の値を返します。

 true and true #=> true

 true and false #=> false

実は、これは、右辺の値を返しているのです。

 true and 1 #=> 1

 1 and true #=> true

 左の方がnil,falseでなければ、右の値を帰すため、 

    @name = @user and @user.name

という使い方もできます。

    andの演算子の優先順位の関係で&&にする必要があります。

     @name = @user && @user.name

この場合、@userがnilの場合には@nameにはnilが入り、

@userがある場合は@user.nameを代入する事になります。

そして、この逆の性質として、orがあります。

 1 or 2 #=> 1

 false or 2 #=> 2

 false or false #=> false

 これを利用すると、名前がないときには、名無しと代入する方法が

作れます。

 @name = @name or “名無し”

 @name = @name || “名無し” 

 @nameがnilでない場合は、@nameがそのまま保存され、@name がないときだけ”名無し”が登録されます。

 or は||として書くことができ、演算子として上の式省略すると

 @name ||= “名無し”

 ともかけます。

railsだと

 @use_id = params[:user_id] || @login_user.id

と、する事で、userの指定があれば、そのuser_idで検索し、

いなければlogin_userのidで検索するという構文をかけます。

 if params[:user_id]

   @user_id = params[:user_id]

 else

   @user_id = @login_user.id

 end

みたいに書くよりは簡略化できます。

3項演算子の

  @user_id = params[:user_id] ? params[:user_id] : @login_user.id

よりも効果的です。

普通に and / or を使える様になると細かい所で便利なので、ぜひ覚えましょう。

エラー表示で意図しない改行を解消する−fieldWithErrors、ActionView::Base、field_error_proc

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こんにちは。maiです。
Ruby on Railsにはいろいろと便利機能がありますが、
フォームでvalidationに引っかかると該当箇所が赤く強調されるというのもその一つですね。
ただ赤く強調されるだけなら、とっても便利な機能がありますで終了なのですが、
この機能、該当箇所を強調するだけじゃなく、改行まで入っちゃうのです。

sample:元々の表示

28日記事のサンプル画像1

sample:エラーになったときの表示

28日記事のサンプル画像2

かなりカッコ悪いことになっています。
サイトのクオリティを考えれば、
ぜひとも元の表示のように1行の状態で赤枠が出る状態にしたいですね。

そこで、アラートが表示されている状態でhtmlのソースを覗いてみると、

<div class=”fieldWithErrors”><input id=”hoge” name=”hoge[hoge]” type=”text” value=”” /></div>

と書かれています。
犯人は<div>ですね。
<div>はブロック要素なので、閉じた後に改行されるのは仕様です。
デザイン的な制御はスタイルシートの仕事なので、
スタイルシートで「class=”fieldWithErrors”」を探してみると

.fieldWithErrors {
  padding: 2px;
  background-color: red;
  display: table;
}

デフォルトではこんなカンジになってます。
これを下のように書き換えます。

.fieldWithErrors {
  padding: 3px;
  border:2px solid red;
  display: inline;
}

これで表示を確認してみると…

28日記事のサンプル画像3

いいカンジ。

PCサイトだけならこれで完了でいいのですが、
mobileサイトはスタイルシートですべて解決もちょっと難しいところ。
そもそも、該当箇所が<div>ではなくて<span>でくくられれば、
勝手に改行されることはなくなります。

そこで、environment.rbの最後の行あたりに以下の一行を追加します。

ActionView::Base.field_error_proc = Proc.new {|html_tag, instance|  %(<span class=”fieldWithErrors”>#{html_tag}</span>)}

これで挿入されるタグが<span>になります。

28日記事のサンプル画像4

<div>の時はあった上下の余白もなくなってさらにいいカンジ。
(上下の余白はスタイルシートでも制御できますけど)

<span>は元々インライン要素なので、
さっき手直ししたスタイルシートの「display:inline」を削除します。
別に書いてあっても問題はありませんが、
いらないものは取ってしまいましょう。

.fieldWithErrors {
  padding: 3px;
  border:2px solid red;
}

これで完了。
(あってもなくてもいい部分だったので、表示は変わりません。)

[mysqlのベンチマーク]MyBenchの設定

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お疲れさまです。佐久間です。

 最近、railsアプリケーションのDBとして使っている、mysqlのチューニングをしようと頑張っています。
 今日、mysqlのベンチマークテストをしようと、MyBenchというテストツールの設定をしてみました。

MyBench自体はperlだったりします。rubyとは書き方や実行が違っていて、とりあえずインストールしてみてもよくわからない部分が結構あったりしました。

実行環境:ubuntu 

  1. MyBenchをインストールしてみる


    # wget http://jeremy.zawodny.com/mysql/mybench/mybench-1.0.tar.gz
    # tar -vxf mybench-1.0.tar.gz
    mybench-1.0/
    mybench-1.0/MyBench.pm
    mybench-1.0/Makefile.PL
    mybench-1.0/META.yml
    mybench-1.0/bench_example
  2. Makefileを作成する

    # cd mybench-1.0
    # ls
    META.yml  Makefile.PL  MyBench.pm  bench_example
    # perl Makefile.PL
    Writing Makefile for mybench
    # ls
    META.yml  Makefile  Makefile.PL  MyBench.pm  bench_example


    Makefileができました。
  3. とりあえず、bench_exampleを実行してみる

    # bench_example    
    forking: ++++++++++
    sleeping for 2 seconds while kids get ready
    waiting: DBD::mysql::st execute failed: called with 1 bind variables when 0 are needed at /usr/local/bin/bench_example line 42.
    DBD::mysql::st execute failed: called with 1 bind variables when 0 are needed at /usr/local/bin/bench_example line 42.
    (省略)
    Use of uninitialized value in numeric gt (>) at /usr/local/share/perl/5.8.8/MyBench.pm line 134.
    Illegal division by zero at /usr/local/share/perl/5.8.8/MyBench.pm line 115.


    エラーが出ました・・・。

    というか、実行方法がすでに違います。
    実は、perlをさわるのは初めてで、よくわかっていません。

    あらためて、
  4. perl bench_exampleとして実行してみます

    # perl bench_example
    forking: ++++++++++
    sleeping for 2 seconds while kids get ready
    waiting: ———-
    Use of uninitialized value in scalar chomp at /usr/local/share/perl/5.8.8/MyBench.pm line 98.
    Use of uninitialized value in split at /usr/local/share/perl/5.8.8/MyBench.pm line 99.
    Use of uninitialized value in addition (+) at /usr/local/share/perl/5.8.8/MyBench.pm line 101.
    (省略)
    Use of uninitialized value in numeric gt (>) at /usr/local/share/perl/5.8.8/MyBench.pm line 134.
    Use of uninitialized value in numeric gt (>) at /usr/local/share/perl/5.8.8/MyBench.pm line 134.
    Illegal division by zero at /usr/local/share/perl/5.8.8/MyBench.pm line 115.


    ・・・bench_exampleの設定何一つ替えていないので、エラーが出るのも当たり前ですよ。

    ということで、
  5. bench_exampleの編集

    # cp bench_example bench_example.org
    # vi bench_example


    bench_exampleファイル

    #!/usr/local/bin/perl -w

    use strict;
    use MyBench;
    use Getopt::Std;
    use Time::HiRes qw(gettimeofday tv_interval);
    use DBI;

    my %opt;
    Getopt::Std::getopt(‘n:r:h:’, \%opt);

    my numkids=opt{n} || 10;
    my numruns=opt{r} || 100;
    my db=test;myuser      = “test”;
    my pass=;myport      = 3306;
    my host=opt{h} || “192.168.0.1”;
    my dsn=DBI:mysql:db:host;port=port”;

    my $callback = sub
    {
        my id=shift;mydbh = DBI->connect(dsn,user, pass,RaiseError=>1);mysth = dbh>prepare(SELECTFROMmytableWHEREID=?);mycnt = 0;
        my @times = ();

    (以下略)


    このファイルを以下のように編集

    #!/usr/local/bin/perl -w

    use strict;
    use MyBench;
    use Getopt::Std;
    use Time::HiRes qw(gettimeofday tv_interval);
    use DBI;

    my %opt;
    Getopt::Std::getopt(‘n:r:h:’, \%opt);

    my numkids=opt{n} || 10;
    my numruns=opt{r} || 100;
    my db=xxxdev;<=DBmyuser      = “root”; <=ここ (上に記載したDBのユーザー)
    my pass=;myport      = 3306;
    my host=opt{h} || “localhost”; <=ここ(上に記載したDBがあるホスト)
    my dsn=DBI:mysql:db:host;port=port”;

    my $callback = sub
    {
        my id=shift;mydbh = DBI->connect(dsn,user, pass,RaiseError=>1);mysth = dbh>prepare(SELECTFROMusersWHEREID=?); <=SQLmycnt = 0;
        my @times = ();

    (以下略)

    ちなみに、
    36行目あたりにある

    my v=int(rand(100000));vが

    my sth=dbh->prepare(“SELECT * FROM users WHERE ID = ?”);


    の?に入ります。
  6. いざ実行!

    # perl bench_example
    forking: ++++++++++
    sleeping for 2 seconds while kids get ready
    waiting: ———-
    test: 1000 0.000173 0.367284 0.001990417 1.990417 5024.07284503699
      clients : 10
      queries : 1000
      fastest : 0.000173
      slowest : 0.367284
      average : 0.001990417
      serial  : 1.990417
      q/sec   : 5024.07284503699


    できた!!やりました!!


    注意:今回bench_exampleで編集した部分を一つでも間違えると、以下のエラーが発生します。やっほー。


    forking: ++++++++++
    sleeping for 2 seconds while kids get ready
    waiting: ———-
    Use of uninitialized value in scalar chomp at /usr/local/share/perl/5.8.8/MyBench.pm line 98.
    Use of uninitialized value in split at /usr/local/share/perl/5.8.8/MyBench.pm line 99.
    Use of uninitialized value in addition (+) at /usr/local/share/perl/5.8.8/MyBench.pm line 101.
    (省略)
    Use of uninitialized value in numeric gt (>) at /usr/local/share/perl/5.8.8/MyBench.pm line 134.
    Use of uninitialized value in numeric gt (>) at /usr/local/share/perl/5.8.8/MyBench.pm line 134.
    Illegal division by zero at /usr/local/share/perl/5.8.8/MyBench.pm line 115.



    さらに
    今回、私の環境ではひっかかりませんでしたが、以下のperlモジュールが入っていないと、動かないみたいです。
    ・DBI
    ・DBD::mysql
    ・Time::HiRes

    おまけ
    macでのインストール方法。
    以下のコマンドを叩き込んでください。(perl入っていること前提です。)

    sudo port install p5-test-harness p5-test-simple p5-dbd-mysql p5-dbi p5-time-hires


    参考サイト: http://d.hatena.ne.jp/sukesam/20041015/1097812531

Rubyのコマンドライン引数と環境変数について(初心者向け)

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この記事はアピリッツの技術ブログ「DoRuby」から移行した記事です。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。

お久しぶりです!
井上清晃(saronpasu)です。

今回は、ぐぐっと敷居を下げて Rubyビギナー向けの内容でお送りします。
Rubyのコマンドライン引数と環境変数について解説しようと思います。

コマンドライン引数の紹介

構文チェック( -c オプション)

Rubyに慣れないうちはよくお世話になります。$ ruby -c hoge.rb

このように実行すると、 hoge.rb内の構文チェックを行い、正常であれば

“Syntax OK”

と返してくれます。

文字コード宣言( -K オプション )

Rubyを実行する際の実行環境の文字コードを宣言します。$ ruby -Ku hoge.rb 

-K + 文字コード種類 と記述します。

UTF-8なら 「-Ku」

EUC-JPなら「-Ke」

Shift-JISなら「-Ks」です。 

これは、UTF-8で書かれたRubyスクリプトをWindowsで実行する場合には役に立ちます。

デバッグモードで実行( -d オプション )

$DEBUGというグローバル変数をTRUEにします。$ ruby -d hoge.rb

これを使う事で、 if $DEBUG then ~~ endとあるような箇所を実行する

デバッグモードで実行してくれます。

引数で実行しちゃう( -e オプション )

引数に書かれたコードをRubyスクリプトとして実行してくれます。$ ruby -e “print(‘Hello, World’)”

これを使う事で、Rubyでワンライナーが実行できます。

実行するディレクトリを指定( -C オプション )

特定のディレクトリにあるファイルに対して何かを実行する場合に便利です。$ ruby -C/home/user/document/ hoge.rb

この場合、/home/user/document/ ディレクトリに移動してから

hoge.rbを実行します。

例えば、スクリプト内で相対パスにあるファイルを読み書きするような

コードを書いている場合なんかは、このオプションが効果を発揮します。

cronを書くときにもいいかも!

ロードパスを指定して実行( -I オプション )

特定のディレクトリからrequireするように指定できます。$ ruby -I/home/user/lib/ruby/ hoge.rb

この場合、/home/user/lib/ruby/ ディレクトリが$LOAD_PATHに追加されます。

こうすることで何ができるのかというと、hoge.rbの中で

require ‘fuga’

と書かれていた場合に/home/user/lib/ruby/ も参照してくれます。

Rubyのlib/ディレクトリには入れたくはないけど、ライブラリとして他の

ディレクトリを指定したいという場合なんかには便利ですね。

require ‘/home/user/lib/ruby/fuga’

と書くよりは、

require ‘fuga’

と書いた方が断然シンプルで分かり易いですね。

requireしてから実行する( -r  オプション)

特定のファイルをrequireしてから実行してくれます。$ ruby -rkconv hoge.rb

と実行すると、 kconv.rbrequireしてからhoge.rbを実行してくれます。

何らかの理由で、hoge.rbにはrequireを書きたくない場合なんかに便利ですね。 

意外と知っていそうで使っていないコマンドライン引数についてのお話でした。

続いて、環境変数についても解説しましょう。

環境変数について 

デフォルトオプションを設定する( RUBYOPT 変数 )

上記で解説してきたコマンドライン引数を、いちいち入力しなくても

デフォルトで指定してくれるという便利な環境変数です。

Windowsの場合

マイコンピュータを右クリックし、プロパティの環境変数を開きます。

そして、システムの環境変数に以下の変数名、変数値を指定してみましょう。変数名 「RUBYOPT」
変数値 「-Ks」

こうする事で、Rubyインタプリタは常に文字コード「Shift-JIS」として実行してくれます。

RUBYOPTには複数の引数が指定できるのでこんな記述もできます。変数名 「RUBYOPT」
変数値 「-Ks -rkconv -rubygems」

上記の例では、「文字コードはShift-JIS、kconvRubyGemsrequireしてからRubyを実行する」という内容にです。

これで、$ ruby hoge.rb

と実行するだけで、$ ruby -Ks -rkconv -rubygems

と実行しているのと同じことになります。

Linux環境の場合 

ちなみに、bash環境の場合は.bashrcRUBYOPT変数を記述すると良いでしょう。

.bashrc RUBYOPT=’-Ke -rkconv -rubygems’
export RUBYOPT

こんな感じになります。

ロードパスを追加( RUBYLIB 変数 )

標準のlib/以外の場所からもライブラリを探索するように指定できます。

Windowsの場合

環境変数に次のように指定します。変数名 「RUBYLIB」
変数値 「C:\mylib\ruby」

こうすることで、標準のlib/以外にC:\mylib\rubyからもライブラリの

探索を行うようになります。

独自に作ったライブラリをC:\mylib\rubyfuga.rbと置いておくと

require ‘fuga’と指定するだけで、C:\mylib\rubyからも参照してくれます。

Linux環境の場合

bash環境の場合は、.bashrcRUBYLIB変数を記述すると良いでしょう。

.bashrcRUBYLIB=$HOME/lib/ruby
export RUBYLIB

おまけ:RubyGemsのパスを指定する( GEM_HOME 変数 )

Ruby標準ではないのですが、Ruby1.9.1では標準搭載になる方向ですし、

Rubyで何かを作る際にはかならずお世話になるので覚えておいて損はありません。

Windwosの場合

環境変数に次のように指定します。変数名 「GEM_HOME」
変数値 「C:\ruby\lib\gems\1.8\」

これを指定することで、RubyGemsC:\ruby\lib\gems\1.8\からGem

参照してくれます。

Linuxの場合

bash環境の場合は、.bashrcGEM_HOME変数を記述すると良いでしょう。

.bashrcGEM_HOME=/usr/local/lib/ruby/gems/1.8/
export GEM_HOME

Windows環境の場合についてですが、RubyForgeで配布されている

One-Click Installerを使うとGEM_HOME変数も設定してくれるようです。

なので、One-Click Installerを使っている場合は特に必要はありません。

知らなくても不自由はしないけど、知っていると得をする。

今回はそんな豆知識の紹介でした。

Rubyを使ってPaSoRi経由でSuicaの乗車履歴を取得し、GoogleMapsやGoogleEarthで表示する

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この記事はアピリッツの技術ブログ「DoRuby」から移行した記事です。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。

佐藤伸吾です。

今回はRubyを使ってPaSoRi経由でSuicaの乗車履歴を取得し、GoogleMapsやGoogleEarth上で表示してみました。以下、その仕組みについて詳しく解説していきます。

Rubyを使ってPaSoRi経由でSuicaの乗車履歴を取得する

デモ動画

実際に動作している様子については、以下の動画をご覧下さい。

PaSoRi

PaSoRiとは、ソニーの非接触型ICカード「FeliCa」用の読み取り・書き込み機のことです。今回は「RC-S320」という機種を使用しました。

libpasori

libpasoriというライブラリが公開されており、これを用いれば、PaSoRiからの各種データ取得が可能です。

libpasori – RC-S320操作コード

Mac上にてlibpasoriを使用したい場合、以下のページが参考になります。

libpasori の共有ライブラリ化

libusb

libpasoriはlibusbも使用しますので、インストールして下さい。
% port search libusb 

libusb devel/libusb 0.1.12 Library
providing access to USB devices

% port variants libusb

libusb has the variants:
universal

% sudo port install libusb

テストプログラム

試しにC言語でテストプログラムを書いてみましょう。
単にデータを読み出すだけであれば、以下のようなプログラムでOKです。


#include
#include "libpasori.h" int main(void)
{
pasori *p;
felica *f;
uint8 d[16]; p = pasori_open(NULL);
pasori_init(p); f = felica_polling(p, 0xfe00, 0, 0);
felica_read_without_encryption02(f, 0x170f, 0, 0, d); printf("%d¥n", d[14]*256+d[15]); pasori_close(p); return 0;}

Suicaデータのフォーマット

Suicaデータのフォーマットについては
Ruby で Suica を覗いてみる
を参照してみて下さい。

rubyラッパーを書く

rubyからpasoriの機能を利用する為に、ラッパーを書きます。

詳細についてはRuby で PaSoRi 使ってみるを参照してみて下さい。


require 'dl/import' module Pasori
extend DL::Importable
dlload '/usr/local/lib/libpasori.dylib' typealias 'uint8', 'unsigned char'
typealias 'uint16', 'unsigned int'
#typealias 'uint16', 'unsigned short int' # libpasori.h
extern 'pasori* pasori_open(char*)'
extern 'void pasori_close(pasori*)'
extern 'int pasori_send(pasori*,uint8*,uint8,int)'
extern 'int pasori_recv(pasori*,uint8*,uint8,int)' POLLING_ANY = 0xffff
POLLING_SUICA = 0x0003
POLLING_EDY = 0xfe00 SERVICE_SUICA = 0x090f
SERVICE_EDY = 0x170f # libpasori_command.h
extern 'int pasori_init(pasori*)'
extern 'int pasori_write(pasori*,uint8,uint8)'
extern 'int pasori_read(pasori*,uint8,uint8)'
extern 'felica* felica_polling(pasori*,uint16,uint8,uint8)'
extern 'int felica_read_without_encryption02(felica*,int,int,uint8,uint8*)'
end
module Pasori
class << self
def felica_raw_values systemcode, servicecode, little_endian = false
values = []
b = Array.new(4).to_ptr
psr = pasori_open ""
pasori_init psr
flc = felica_polling psr, systemcode, 0, 0
i = 0
while felica_read_without_encryption02(flc, servicecode, 0, i, b) == 0
row = b.to_a('I')
data = ""
row.size.times do |j|
if little_endian
4.times { |k| data += sprintf "%02x", (row[j].to_i >> (8 *
k)) & 0xff }
else
data += sprintf "%08x", row[j].to_i & 0xffffffff
end
end
yield data if block_given?
values << data
i += 1
end
pasori_close psr
values
end
end
end
require 'pasori'
Pasori.felica_raw_values Pasori::POLLING_SUICA, Pasori::SERVICE_SUICA,
true do |data|
puts data
end

路線・駅コード

路線・駅コードについては、路線・駅コード一覧からExcelファイルをダウンロードし、CSV形式で保存しておきます。

駅名から緯度経度を調べる

駅名から緯度経度を調べる為にGoogle Geocoderを使用しました。

GoogleMapsを利用したHTMLを生成する

erbを用いて、HTMLを生成します。GoogleMapsはJavaScriptから制御します。詳細についてはGoogle Mapsの基礎などを参照してみて下さい。


<%
require 'pasori' def Pasori.parse_suica_raw_value data
d = "%016b" % data[8, 4].hex
{
:type => data[0, 2],
:date => Time.local(d[0, 7].to_i(2) + 2000, d[7, 4].to_i(2), d[11, 5].to_i(2)),
:in => data[12, 4],
:out => data[16, 4],
:yen => data[20, 2].hex + (data[22, 2].hex << 8),
}
endrequire 'station'stations = Station.read('StationCode.csv.utf8')list = []
Pasori.felica_raw_values Pasori::POLLING_SUICA, Pasori::SERVICE_SUICA, true do |data|
d = Pasori.parse_suica_raw_value data station_in = nil
station_out = nil list << [] list.last << d[:date]
stations.each do |s|
if s.area_cd.hex != 2 and s.line_cd.hex
== d[:in][0,2].hex and s.station_cd.hex == d[:in][2,2].hex
station_in = s
list.last << s
end
end stations.each do |s|
if s.area_cd.hex != 2 and s.line_cd.hex
== d[:out][0,2].hex and s.station_cd.hex == d[:out][2,2].hex
station_out = s
list.last << s
end
end list.last << d[:yen]
end%><html>
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=utf-8" />
<script
src="http://maps.google.co.jp/maps?file=api&amp;v=2&amp;key=hogehoge"
type="text/javascript"
charset="utf-8">
</script> <style type="text/css">
#mymap {
position: absolute;
left: 0;
height: 400px;
width: 400px;
}
#list {
margin-left: 400px;
} </style> <script type="text/javascript"> var map; onload = function(){
map = new GMap2(document.getElementById("mymap"));
map.setCenter(new GLatLng(35.6984, 139.7732), 13);
map.addControl(new GLargeMapControl());
map.addControl(new GScaleControl());
map.addControl(new GMapTypeControl()); <% list.each do |inout| %>
setMarkers('<%= inout[1].station_name %>駅');
setMarkers('<%= inout[2].station_name %>駅');
<% end %>
}
onunload = GUnload;
onresize = function() { map.checkResize(); } var geocoder = new GClientGeocoder(); function moveTo(place){
geocoder.getLatLng(place, moveToThePlace); function moveToThePlace(latlng){
if(latlng){
map.panTo(latlng);
}else{
}
}
} function setMarkers(place){
geocoder.getLocations(place, setMarkersToThePlaces); function setMarkersToThePlaces(locs){
if(locs.Status.code == G_GEO_SUCCESS){
for(var i=0; i<locs.Placemark.length; i++){
var point = locs.Placemark[i].Point;
var lng = point.coordinates[0];
var lat = point.coordinates[1];
var latlng = new GLatLng(lat,lng);
var mk = new GMarker(latlng);
map.addOverlay(mk);
}
}else{
}
}
}
</script>
</head>
<body>
<h1>乗車履歴表示</h1>
<form onsubmit="moveTo(this.place.value); return false;">
<input type="text" size="40" id="place" />
<input type="submit" value="move" />
</form>
<div id="mymap" style="width:400px; height:400px;"></div>
<div id="list">
<table border="1">
<% list.each do |inout| %>
<tr>
<td><%= inout[0].strftime('%Y/%m/%d') %></td>
<td><%= inout[1].company_name %></td>
<td><%= inout[1].line_name %></td>
<td><a href="#" onclick="moveTo('<%= inout[1].station_name %>駅')">
<%= inout[1].station_name %></a></td><td>-></td><td><%= inout[2].company_name %></td>
<td><%= inout[2].line_name %></td>
<td><a href="#" onclick="moveTo('<%= inout[2].station_name %>駅')">
<%= inout[2].station_name %></a></td>
<td><%= inout[3] %>円</td>
</tr><% end %></table>
</div> </body>
</html>

GoogleEarthを利用して乗車履歴を表示する

乗車履歴を元にKMLというXMLファイルを生成し、Google Earthに読みこませれば、3Dツアーを再生することができます。KMLファイルの詳細についてはGoogle Earth KMLのレシピを参照してみて下さい。


require 'pasori' def Pasori.parse_suica_raw_value data
d = "%016b" % data[8, 4].hex
{
:type => data[0, 2],
:date => Time.local(d[0, 7].to_i(2) + 2000, d[7, 4].to_i(2), d[11, 5].to_i(2)),
:in => data[12, 4],
:out => data[16, 4],
:yen => data[20, 2].hex + (data[22, 2].hex << 8),
}
end$stderr.print "乗車履歴読み取り中"require 'station'stations = Station.read('StationCode.csv.utf8')list = []
Pasori.felica_raw_values Pasori::POLLING_SUICA, Pasori::SERVICE_SUICA, true do |data|
d = Pasori.parse_suica_raw_value data station_in = nil
station_out = nil list_ele = [] list_ele << d[:date]
stations.each do |s|
if s.area_cd.hex != 2 and s.line_cd.hex == d[:in][0,2].hex
and s.station_cd.hex == d[:in][2,2].hex
station_in = s
list_ele << s
end
end stations.each do |s|
if s.area_cd.hex != 2 and s.line_cd.hex == d[:out][0,2].hex
and s.station_cd.hex == d[:out][2,2].hex
station_out = s
list_ele << s
end
end list_ele << d[:yen] next unless station_in and station_out list << list_ele $stderr.print '.'
end$stderr.print "\n"require 'rexml/document'
require 'open-uri'
require 'nkf'puts '<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>'
puts '<kml xmlns="http://earth.google.com/xml/2.0">'
puts '<Document>'
puts '<name>kinshicyou.kml</name>'
puts '<visibility>1</visibility>'
puts '<open>1</open>'
puts '<desctiption>desctiption</desctiption>'def output_point(lon, lat)
puts '<visibility>1</visibility>'
puts '<Style>'
puts '<IconStyle>'
puts '<Icon>'
puts '<href>root://icons/palette-3.png</href>'
puts '<x>96</x>'
puts '<y>160</y>'
puts '<w>32</w>'
puts '<h>32</h>'
puts '</Icon>'
puts '</IconStyle>'
puts '</Style>'
puts '<Point>'
puts '<extrude>1</extrude>'
puts '<altitudeMode>relativeToGround</altitudeMode>'
puts '<coordinates>' + lon + ',' + lat + ',50</coordinates>'
puts '</Point>'enddef add_heading
$heading += 90
$heading = $heading % 360
enddef output_placemark(g, inout)
address = inout[1].station_name + '駅(東京)'
point = g.getPoint(address)

if point
lon = point[0]
lat = point[1] name = inout[0].strftime('%Y/%m/%d')
name += ' '
name += address
name += ' '
name += '乗車' puts '<Placemark>'
puts '<name>' + name + '</name>'
puts '<desctiption>description</desctiption>'
puts '<LookAt>'
puts '<longitude>' + lon + '</longitude>'
puts '<latitude>' + lat + '</latitude>'
puts '<range>200</range>'
puts '<tilt>60</tilt>'
puts '<heading>' + $heading.to_s + '</heading>'
add_heading()
puts '</LookAt>' output_point(lon, lat) puts '</Placemark>'
end address = inout[2].station_name + '駅(東京)'
point = g.getPoint(address)

if point
lon = point[0]
lat = point[1] name = inout[0].strftime('%Y/%m/%d')
name += ' '
name += address
name += ' '
name += '下車' puts '<Placemark>'
puts '<name>' + name + '</name>'
puts '<desctiption>description</desctiption>'
puts '<LookAt>'
puts '<longitude>' + lon + '</longitude>'
puts '<latitude>' + lat + '</latitude>'
puts '<range>200</range>'
puts '<tilt>60</tilt>'
puts '<heading>' + $heading.to_s + '</heading>'
add_heading()
puts '</LookAt>' output_point(lon, lat) puts '</Placemark>'
endendrequire 'geocoder'key = 'hogehoge'
format = "xml"
g = Geocoder.new(key, format) $stderr.print "緯度経度取得中"$heading = 0;
list.reverse.each do |inout|
output_placemark(g, inout)
$stderr.print '.'
end$stderr.print "\n"$stderr.print "経路情報描画中"puts '<Placemark>'
puts '<Style>'
puts '<LineStyle>'
puts '<color>99ff0000</color>'
puts '<width>6</width>'
puts '</LineStyle>'
puts '</Style>'
puts '<LineString>'
puts '<altitudeMode>relativeToGround</altitudeMode>'
puts '<coordinates>'list.reverse.each do |inout|
address = inout[1].station_name + '駅(東京)'
point = g.getPoint(address)

if point
lon = point[0]
lat = point[1]
puts sprintf("%s,%s,50", lon, lat)
end address = inout[2].station_name + '駅(東京)'
point = g.getPoint(address)

if point
lon = point[0]
lat = point[1]
puts sprintf("%s,%s,50", lon, lat)
end $stderr.print '.'
endputs '</coordinates>'
puts '</LineString>'
puts '</Placemark>'
$stderr.print "\n"puts '</Document>'
puts '</kml>'$stderr.print "処理終了!!\n"

まとめ

いかがでしたか?前回のGainerや今回のPaSoRiといったハードウェアをRubyから制御することによって、アイディア次第で面白い仕組みを比較的簡単に作ることが可能になります。

次回もRubyと何かを組み合わせて面白い仕組みを紹介する予定です。よろしければこのブログのRSSも購読してみて下さい。次回をお楽しみに!!

個人ブログ : 拡張現実ライフ

簡単&便利 Capistranoのススメ (導入編)

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この記事はアピリッツの技術ブログ「DoRuby」から移行した記事です。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。

ごきげんよう、TrinityTです。

桜も咲き始め春の到来を感じますね!

今日は最近になって使い始めたとても便利なツール、Capistranoについて説明します。

Railsを使っている人はもちろん、使っていない人両方にオススメです。

Capistranoって何?

簡単に言うと「複数の環境に同じ処理を同時に実行させる」ツールです。

・昔はSwitchTowerと呼ばれてました。

・RoR環境でしか使えないと誤解されがちだが、他の環境でも十二分に便利。

・(サービスがPerlで書かれてる)はてなでも導入

・RoR環境だと基本的なコマンドが揃っているため特に便利。

何がうれしいの?

WebアプリでよくあるパターンとしてAPサーバが複数ある場合に各サーバに対して全く同じ処理(APを転送&APサーバ再起動…etc)を行う場合ってありますよね?

そういう場合にCapistranoを導入すれば以下のようなメリットが生まれます。

・複数サーバに対する処理をコマンド一回で出来るようになる

・ほとんどの処理をCapistranoを介して行うように出来るので、運用がわかりやすくなる

補足

Capistranoは1台にインストールされていれば良い

基本的に「Capistranoの起動サーバ1台」にインストールされていれば良いです。(全てのサーバにインストールする必要は無い。)

並列処理 するサーバのユーザ、パスワードは同じにする

並列処理する関係上、ユーザ名とパスワードは同じものを設定しておく必要があります。

今回の前提

以下の環境で、既にruby,rubygemsはインストール済みとします。

・CentOS5.1

・ruby1.8.6

.rubygems0.9.2

また複数サーバが無いとメリットが感じにくいので、以下の3台構成を想定します。

・サーバtest IP:192.168.0.21 ※Capistrano実行

・サーバap1  IP:192.168.0.22

・サーバap2  IP:192.168.0.23

インストール方法  

gemで一発でインストール可能です。

gem install capistrano

インストール後は、ヘルプを出して確認しましょう。

cap -h

ついでにバージョンも確認します。最新版は2.2.0です。

gem list capistrano

>capistrano (2.2.0)

使用方法(Helloworld編)

まず、以下の内容のファイル「deploy.rb」を作成します。

# 基本定義 

set :application, “hoge”  #プロジェクト名
set :user, “hoge”           #sshユーザー名

set :password, “hoge”    #sshパスワード

# role定義 

role :test, “192.168.0.21”

role :ap, “192.168.0.22”,”192.168.0.23″

# タスク

task :hw, :roles => [:test, :ap] do

  run “echo HelloWorld! $HOSTNAME”

end

task :gb, :roles => [:test, :ap] do

  run “echo GoodBye! $HOSTNAME”

end

基本定義としてsshのアクセス情報などを書きます。

roleは各タスクを実行するサーバのIPアドレスorホスト名を書きます。

タスクとしてHelloworld、GoodByeをそれぞれ表示するものを定義しました。

「run」はssh定義ユーザでコマンド実行をするためのタスクです。(後述)

さて、それでは各タスクを実行してみましょう。

コマンドは「cap -f <定義ファイル名>  <タスク名>」で実行できます。

cap -f deploy.rb hw

>実行結果 

  * executing `hw’
  * executing “echo HelloWorld! $HOSTNAME”
    servers: [“192.168.0.21”, “192.168.0.22”,”192.168.0.23″]
    [192.168.0.21] executing command
    [192.168.0.22] executing command
    [192.168.0.23] executing command
 ** [out :: 192.168.0.21] HelloWorld! test
 ** [out :: 192.168.0.22] HelloWorld! ap1
 ** [out :: 192.168.0.23] HelloWorld! ap2
    command finished

cap -f deploy.rb gb

>実行結果 

  * executing `gb’
  * executing “echo GoodBye! $HOSTNAME”
    servers: [“192.168.0.21”, “192.168.0.22”,”192.168.0.23″]
    [192.168.0.21] executing command
    [192.168.0.22] executing command
    [192.168.0.23] executing command
 ** [out :: 192.168.0.21] GoodBye! test
 ** [out :: 192.168.0.22] GoodBye! ap1
 ** [out :: 192.168.0.23] GoodBye! ap2
    command finished

実行した結果、$HOSTNAMEが各ホスト名に変換されています。

これにより各サーバ上でコマンドが確認できました。

なお、使用可能なタスクは以下の通りです。

・run   コマンド実行
・sudo   root権限でコマンド実行 実行対象サーバでsudoの設定をする必要有
・pu   ファイル作成
・delete  ファイル削除
・render  Erbテンプレートをレンダリング。
・transaction 複数の処理をまとめてトランザクションとする
・on_rollback transactionのロールバックを行う

長くなってしまったのでRailsで使用する場合の説明は次回に。

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