社内大人気企画『PMナビゲーター』シリーズの第4回目が7月24日に開催されました。前回のPMナビゲーターDay03では、「お客様と握るべき10項目」を整理しましたが、今回は現在進行形でPMやテックリードを担当している現場メンバーに登壇いただき、これまでPMナビゲーターで学んだ体系的な知識やノウハウを実際のプロジェクトにどう落とし込んでいるのかを発表いただきました。
今回は、アピリッツで大型プロジェクトのPMを担当されている、小原さん・黄さんが登壇!
小原さんからは「『何をやるか』だけでなく、『何をやらないか』『完了の定義は何か』をプロジェクトが進む前にお客様と事前にすり合わせておくこと」の重要性を事例を交えてお話しいただき、これまでのPMナビゲーターで学んだ内容を実際の現場でどう活用すべきか再認識する時間となりました。
黄さんからは、「リスクをただ知っていることだけではなく、『誰が・いつまでに・何を・どの状態までに対応するのか』を明確にしたうえで初めてリスク管理と言える」というお話をしていただき、リスク管理の在り方を見直すきっかけとなりました。
今回、初めて登壇者として参加された小原さん・黄さんに、勉強会終了後の率直な感想を聞きました!
──今回の発表の中で、一番伝えたかったことは何でしたか?
一番伝えたかったことは「プロジェクトとして、やらないことを明確に合意する(スコープをきちんと決める)こと」です。
両社間で言及していないことは、「やらないこと」ではなく、「お客様が今後要求してくる可能性がある」というリスクとして捉えました。今回のプロジェクトでは、やらないことを明言することで過剰な対応を防止し、プロジェクト計画を遂行することに繋がったと考えています。勉強会後には「フェーズごとの進行条件等、経験がないと思いつかない内容を知ることができて良かった」「こういった勉強会で共有された内容が、社内知見として積み上がると嬉しい」というコメントをいただき、参加者側の実務における実践ハードルを下げる取り組みにも繋がれば嬉しいなと感じました。
「リスクを認識していること」と「管理できる状態にすること」は違う、という点です。誰が・いつまでに・何を・どの状態まで対応するのかを明文化し、追跡できる状態にして、初めてリスクを管理できます。ドキュメント作成は地味で手間のかかる仕事に見えますが、意思決定の経緯を残し、プロジェクトやメンバーを守るための重要なPM業務だと考えています。登壇後も、周りの方からこの言葉が一番印象に残ったというコメントをたくさんいただき、自分が実務の中で感じていた課題を言語化して伝えることには、他のプロジェクトでも活用できる価値があるんだと改めて実感しました。


──今回登壇してみて、参加する側と登壇する側で学びや気づきに違いはありましたか?
登壇の準備を通して、これまでのプロジェクトで実践した取り組みを改めて俯瞰で見ることができ、取り組みとしてよかった点や反省点が可視化されたため、自分自身にとってもより深い学びになったと感じています。また、他の登壇者の発表内容と比較することで、別PMの視点やプロジェクト特性による違い等も見えたため、参加する側よりも学びを活かす経験値は培われると思います。
登壇準備の中でPMナビゲーターDay03の資料を何度も読み返し、自分の実務経験と照らし合わせながら内容を整理しました。参加するだけでは「分かったつもり」で終わってしまうことも、人に伝える立場になると、自分の経験を一度棚卸しして構造化する必要があります。その過程を通じて、学んだ内容をより体系的に理解できるようになりました。


──今まで発表者側で出られていた長谷さんから見て、黄さん・小原さんの発表はいかがでしたか?
今回は、現場でPMを務める黄さん、小原さんに、実際のプロジェクトでの取り組みを話してもらいました。
小原さんの「何をやるかだけでなく、何をやらないかも合わせて握る」、黄さんの「リスクを認識していることと、管理できる状態は違う」という言葉は、実践の中で悩み、自ら動いたからこそ出てきた言葉だと自分も勉強になりました。
プロジェクトで悩み、迷うことは当たり前です。重要なのは、そこで止まらず、自ら課題を整理し、お客様やチームに働きかけ、状況を変えていくこと。二人の行動力に敬意を表したいですし、会社としても、こうした実践をしっかり称賛していくべきだと考えています。
──今回PMナビゲーターで初めて現場メンバーが登壇されました。今回現場メンバーの方に登壇いただいた意図や、長谷さんが今回の勉強会に込めた思いを教えてください。
PMは、最初から経験や正解を持っている人だけが担う仕事ではありません。「自分に何ができるか」を考えて一歩踏み出すことが、PMとしての経験となり、その後のキャリアにもつながっていきます。まだPMを経験していない方にとっても、二人の実践が、PMという仕事を知り、自身のキャリアの選択肢として考えるきっかけになれば、Day04まで続けてきた甲斐があります!
──最後に、次回「Day05」の内容を教えてください!
次回も、現場でPMとして活躍している方に登壇してもらいます。
「実際に何に悩み、そこからどう動き、顧客やチームとプロジェクトを前へ進めたのか。」教科書的な知識ではなく、現場での判断と行動を共有する、実践重視の内容です。現在PMをしている方はもちろん、これからPMを目指す方、自分のキャリアの可能性を広げたい方にも、ぜひ参加していただきたいですね!
──黄さん、小原さん、長谷さん、ご参加いただいた皆さんありがとうございました!次回Day05もお楽しみに!
▼PMナビゲーター過去回はこちら
- 【勉強会レポート】PMナビゲーターDay03~プロジェクトを成功に導く「合意形成の進め方」~
- 【WBCカレッジ】PMナビゲーターDay02~話せる構造がチームを救う~
- 【WBCカレッジ】PMナビゲーターDay1 ~動いてこそ意味があるー社内全員がミニPM~
▼【参加無料!】社外の方もご参加いただけるイベントはこちら
【水曜19時】プロジェクトを成功に導くサービスデザイン談話室


【9月30日19時】ユーザーの声を刺さる施策に変えるには?〜リサーチからインサイトを発掘し、施策に繋げるプロセス〜


【10月1日19時】UXライティングって、結局なんですか?〜コピーでも文章術でもない、「ユーザー体験をつくる言葉」の話〜


【10月6日19時】定量データ分析×UXリサーチ 〜仮説で終わらせない「効く改善施策」のつくり方〜



















































