ホーム プランナー シナリオライター 【2020年新卒インタビュー】藝大出身の私が大学院に進まずアピリッツに決めた理由
【2020年新卒インタビュー】藝大出身の私が大学院に進まずアピリッツに決めた理由
 

【2020年新卒インタビュー】藝大出身の私が大学院に進まずアピリッツに決めた理由

今回は2020年新卒のゲームプランナーである近藤真帆(こんどうまほ)さんにアピリッツに入社した経緯や、実際に働き出してからどんな感じであるか、そして入社後すぐにテレワークになった感想もお話してもらいました!(2020年6月取材)

―― 簡単に自己紹介をお願いします!

2020年新卒の近藤真帆です。今年の3月まで東京藝術大学(とうきょうげいじゅつだいがく)の芸術学科で日本美術史の勉強をしていました。日本美術史を専攻したのは大学で古美術研究旅行に行き、そこで絵巻物作品にふれたのがきっかけです。ゲーム業界を含めて就業経験が全くありませんでしたが、今年の1月から新作ゲームのプランナーアシスタントとしてゲームのシナリオ作りなどを担当しています。

作り手の立場に回りたい!

――芸術や美術を学んでいてゲーム業界に入ろうと思ったのはなぜですか?

芸術学科は美術を学術的に研究する分野ですが、制作する事にも興味があって個人的に”ゲームもどき”を作る事もありました。作り手の立場に回りたいという思いでこの業界に入りましたが、結果的に大学で研究した頃に培われた文章スキルがいかされているように思います。

最後まで見届けたい思いから……

――アルバイトから正社員になるまでの経緯を教えてください!

本当は大学院でゲームに関する勉強をしようと考えていたのですが……自分の予想以上にゲームプランナーの仕事が楽しかった事、プランナーのスキルは実務を通さないと磨かれないと感じた事、今やっている仕事を最後まで見届けたい事などの理由から大学院に行くのをやめて2020年新卒として正社員の道を選びました。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を鑑みて今後の就職はさらに厳しそうと感じた事も理由の一つですが…….。

――新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の対策で入社後すぐにリモートワークでの仕事でしたが……リモートで仕事をするってどんなイメージでしたか? 

リモートワークで仕事をする事は、最初うまく想像できず先行きが不安でした。ただ自分は1月からアルバイトとして入り、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が流行する前に直接仕事を教えて頂いていたので他の新卒の方よりは不安が少なかったかもしれません。

支障はないけど正直早く出勤したい!(笑)

――実際リモートワークをしてみてどうでしたか?

プランナーの仕事は他の職種と比べて特別なアプリや機材が必要ではないので、その点に関してはあまり支障はありませんでした。しかし出社出来ていた頃は、些細な事でもすぐに周りの人に相談できたり、雑談の中で新しいアイディアが生まれたりしていたので、正直「早く出勤したい!」と思っていました!実際のところあまり作業がはかどらなかったため、先輩や上長にたくさん手助けして頂きました……。

――リモートワークの良かったな・良くないなと思うところはどんな点がありましたか?

メリットは通勤時間がないので、その分他の事に時間をあてられることですね!

デメリットとしては自分の自堕落(じだらく)さに拍車がかかります……(笑)

写真奥のとてもカラフルなシャツの男性は、アピゲー部の髙橋さん。

――働き出して困ったこと、努力していることを教えてください!

実際にゲーム関係の仕事をしてみて改めて自覚したのは、ゲーム以外でなく漫画やアニメなど様々なメディアに関して圧倒的に知識が少ない事です。今まで無意識に享受していた様々なカルチャーが、多くの人たちと一つの作品を制作する上で共通言語として用いられる重要さを痛感しました。

教えていただいた作品のうち興味が持てたものは少しずつ吸収していっています。不思議とゲーム制作に携わってから触れたゲームの方が面白く・印象的であり、自分が日々抱える制作上の悩みの解決になったり、お手本になったりしています!

新卒の自分でも立場に関係なく意見が言える場がある!

――ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 

”こういうクリエイターになりたい!”と思えるような尊敬できる先輩方がたくさんいるところです!

また、自分のような新卒のペーペーでも立場に関係なく意見を言える場を設けていただけるところもアピリッツの魅力だと思いました。

良い意味でゆるい雰囲気があるというか、自分のように個性的な人間でも受け入れてくれて住み心地が良いです。(笑)

――最後に、今後の目標やチャレンジしたいことがあれば教えてください!

今後はUnity(ゲームエンジン)関連の知識をもっと身につけて、デザイナーさん達とより密接な世界観づくりが出来るように頑張ります!!

――近藤さんありがとうございました!

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