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21新卒でアピリッツに入社したエンジニアの串田 匠彌です。せっかくだから新卒1年目のうちにAWS認定資格を全部取得してみることにして、勉強と受験を続けています。2022年2月に最後の試験「AWS Certified Advanced Networking – Specialty」を控えています。今までの試験について振り返る記事の第三弾は、7月に合格した「Database – Specialty」と10月に合格した「Machine Learning – Specialty」についてです。
先人にすがれ!
アピリッツの社内Slackには「#aws試験対策本部」というオープンチャンネルがあり、AWS関連の雑談や勉強法についての情報交換を行っています。ここで質問すればおそらく多くの先人達が返事をくれます(自分の場合は、疑問点は自分でちょっと調べたらほぼほぼ解決してしまったので、ここで相談することはありませんでしたが、勉強法や対策本について参考にしていました)
社内に相談できる人がいるとはいえ、「3月末までに11個のAWS認定に合格する」という目標を自分で立てた以上、毎回必ず一発合格していかないと3月末までに間に合わないかもと焦っていました。なので手当で増えた給与明細の10の桁を見直してみたり、些細なことでもいいので自分の中でやる気を奮い起こそうとしていました。
また、ちょうどこの時期に関わった案件でガッツリとAWSを触ることになりました。今まで自分が学んできたことが役に立つチャンスが来たんです。勉強を続けてきたおかげで自信が持てました。
7.AWS Certified Database – Specialty (2021年7月)
難易度
★★★★(3.5かも)
これを取ったら資格数的には折り返し地点だったので、モチベーションは比較的高かったです。 このあたりから無理やりにでもやる気を出そうと頑張ってました。「次取ったら専門知識の資格内だったら折り返し!」といったふうに細かくマイルストーンをイメージして乗り越えていきました。
また、前々回に取得したセキュリティにも言えることなのですが、受験対策用の書籍が出ています。これを何周かすればどうにかなります。
勉強方法と勉強時間
書籍のみで試験対策をしました。
期間:下記を10日間程度
平日:3時間
休日:5時間
オススメの書籍
試験についてのアドバイス
RDS、Elasticacheなどのよく使用するものはもちろん、普段使わないようなDBサービスも出題範囲なので、細かい仕様の違いを把握するのに苦心しました。SQL ServerとOracleが特殊すぎるんじゃぁ〜
ただ、よく使うDBエンジンだったり、モニタリングなどの周辺知識があれば、合格は(他に比べれば)難しくなかったです。
8.AWS Certified Machine Learning – Specialty(2021年10月)
AWSの試験ではあるのですが、広範な機械学習の知識が多く問われるので別のテスト受けてる感覚がありました(笑)。
自分は機械学習に関して全くの素人だったので、アルゴリズムや各種用語を覚えるのが大変でした……
こちらは、自分が受験した時点ではDatabase – Specialtyのような受験対策用の書籍は出ていませんでした。なので、その分野に関わる基礎知識をUdemyやBlackbeltなどを活用して学習しました。
難易度
★★★★
勉強方法と勉強時間
期間:下記を1ヶ月半
平日:1時間
休日:5時間
オススメの書籍
・エンジニアなら知っておきたいAIのキホン
↑ これはAWSトップエンジニアの浅田さん推薦の一冊です。ストーリー仕立てで「機械学習とはなんぞや」ということをまとめてあります。漫画感覚で読めました。
・見て試してわかる機械学習アルゴリズムの仕組み 機械学習図鑑
↑ 図解で分かりやすい、各アルゴリズムの特徴を2~3行でまとめてあるので読みやすかったです。
・機械学習&ディープラーニングのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書
↑ 機械学習図鑑よりも範囲は絞られていますが、詳細かつ分かりやすい説明だったので書店で立ち読みして購入しました。
・(Udemy)AWS Certified Machine Learning Specialty Practice Exams
・(Udemy)AWS Certified Machine Learning Specialty Full Practice Exam
・(Udemy)AWS Certified Machine Learning Specialty: 3 PRACTICE EXAMS
試験についてのアドバイス
受験後に感じたことではありますが、まずは市販の書籍1冊を2~3周してある程度基礎を学んで、残りの時間は全て問題集に費やすのが良い勉強法なのかなと思いました。 書籍だと知識は増えるのですが、問題を解く力はあまり鍛えられないからです。 この分野の経験者であれば、比較的簡単なのかなと思います。
「次は何を受けるのー?」
11のAWS認定のうち8に合格すると、「串田=AWS認定を勉強しまくってる者」という確固たるポジションが社内に出来上がっていました。なので、社内mtgで「来週の月曜日有給取ります」と自分が発言すると、クラウドインテグレーション部の剣持さんからすかさず「次は何を受けるのー?」などと声がかかるようになりました。(なお、そのときは試験は関係なく思いっきり私用でした)
残るはあと3つ。「Data Analytics – Specialty」、「DevOps Engineer – Professional」、「AdvancedData Analytics – Specialty」です!