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RadiantCMSのインストール(2)

この記事はアピリッツの技術ブログ「DoRuby」から移行した記事です。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。

お久しぶりです。花吹雪です。


インストール中に中断するなよ!という声が聞こえてきそうですが、
私が戻ってきたからにはもう大丈夫。
我慢できずに自分で調べてインストールしてしまった方。ご苦労様でした。
一方、我慢して今回の書き込みを待ちわびていた方。どうもありがとう!
では早速、続きを書くとしましょうか。

日本語化の設定

確かデータベースの設定まで終わったんでしたよね。
あとはデータベースの初期化をすれば終わりなんだけど、
その前に、ここで日本語化の設定をしてみたいと思います。
「ワタシ日本語キライ」という方はこの章は飛ばしてください。


あらかじめ言っておきますが、全てが日本語になるわけではありません。
Radiantの管理画面と、編集で使用するタグのヘルプが日本語化されます。


まず、Ruby-GetText-Packageというパッケージ(バージョン1.9.0以上)
を利用するので、これをgemを使ってインストールします。インストールしたら
一応バージョンを確認してください。$ gem install gettext
$ gem list gettext (バージョンの確認)

次にRubyForgeから以下のアーカイブをダウンロードし、 Radiantのvender/extensions以下に展開します。$ cd /home/radiant_project/vendor/extensions
$ wget http://rubyforge.org/frs/download.php/23244/radiant_gettext_0.6.2.tar.gz
$ tar xvzf radiant_gettext_0.6.2.tar.gz

最後にRadiantのルートディレクトリでRakeタスクを実行します。$ cd /home/radiant_project/
$ rake radiant:extensions:gettext:setup

でですね、アーカイブのバージョンを見てもわかる通り、Radiantのバージョン0.6.2
に依存しているようなので、ここでRadiantをfreezeしておくと良いとの事。
freezeというのはアプリケーションをRAILS_ROOT/vendorの下にコピーすることを
言うんだそうです。RAILS_ROOT/vendorの下にアプリケーションがあると、そちらが
優先的に使われるんだと。とりあえず、おまじないという事でやっておいて損はない
でしょう。$ rake radiant:freeze:edge TAG=rel_0-6-2

データベースの初期化

データベースを初期化します。途中で3回の入力(1.初期化の確認、2.ログインユーザ名、
3.ログインパスワード)があるので、きちんと答えてあげてくださいね。$ rake production db:bootstrap

Radiantの実行

あとはRadiantを実行して終わりです。$ cd /home/radiant_project/
$ ruby script/server -e production


以上です。
私はこの環境、この手順でインストールできましたが、
環境やバージョンが異なるとまた違ってくると思いますので、
この記事を参考にいろいろ試してみてください。

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