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BoxのAPIを使って見よう。(その5)~【実践編】Box-管理者-グループ管理-EXCELで管理-便利ツール

この記事はアピリッツの技術ブログ「DoRuby」から移行した記事です。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。

0.グループ情報のコントールには

グルーブ管理の権限が必要です。

EXCEL(VBA)から呼び出す方法は、過去記事を参照して下さい。

BoxのAPIを使って見よう。(その1)~概要と基礎情報
BoxのAPIを使って見よう。(その2)~実際にAPIでデータ取得
BoxのAPIを使って見よう。(その3)~VBAから呼び出す
BoxのAPIを使って見よう。(その4)~グループの関連情報を取得

1.その前に。

作成したVBAを動作させるとき「開発」画面を表示してイミディエイトに、リクエスト情報やレスポンス情報を表示させるのが面倒ですよね。
そのため、今回はひと手間として、テキストファイルでトレースログを取得してみます。

参考にさせて頂いたサイトは、こちらです。

エクスプローラーで表示した様子です。EXCELと同じ場所に出力します。

以下の要件を追加

・ファイルが無ければ、自動生成
 ⇒ 消してから確認しいって事ありますね?
・ファイルがロックされている場合は、エラーにしない。
 ⇒ エディタによっては開いた時にロックされてしまう場合があるので、その対策

ログ出力(プログラムサンプル)

Sub WLog(message As String)

    On Error GoTo ErrorHandler

    Dim LogPath As String
    LogPath = ThisWorkbook.Path & "\box_sample.log"

    Dim objFso As Object
    Set objFso = CreateObject("Scripting.FileSystemObject")

    If Dir(LogPath) = "" Then
        objFso.CreateTextFile (LogPath)
    End If

    With objFso.OpenTextFile(LogPath, ForAppending)

        .WriteLine Now & vbTab & message
        .Close

    End With

    Set objFso = Nothing

ErrorHandler:
End Sub

BOXのレスポンスJSONをログに出力するときの、ひと手間

いままでの記事でも紹介にさせて頂いて居る VBA-JSONを使用してログを整形して出力してみます。

Private Sub ResponseJSONLog(ByVal resJson As Variant)
    TraceLog.WLog "response JSON" + vbNewLine + JsonConverter.ConvertToJson(resJson, Whitespace:=4)
End Sub

上記の様な関数を用意しておいて、ログに出力してみます。
以下はメモ帳で表示して見たときです。

2. 【本題】BOXでグループを操作

今回は以下のようなインターフェース画面を作成し簡単に管理できるような仕組みを構築してみます。

・グループ情報を取得して一覧表示
・新規にグループを追加
・既存グループに対して変更・削除

■初期画面

■グループ一覧を取得してみよう。

■グループ一覧を取得し実際に変更を加えてみよう。

今回使用するBOX APIは

・Create Group
・Update Group
・Delete Group
・Get Enterprise Groups

Create Group

グループを新規に登録するAPI。※グループを管理する権限が必要です。

■接続方法(基本)

curl https://api.box.com/2.0/groups \
-H "Authorization: Bearer ACCESS_TOKEN" \
-d '{"name": "section-mmaster", "description": "section 2 group", "member_viewability_level": "admins_only"}' \
-X POST

■パラメタ内容

■レスポンス

グループ情報が復帰します。

※fields に、必要なパラメタを指定しないと含まれません。
※同じグループ名が既に存在すると、、HTTP status codes が 409 conflict となります。

Update Group

グループを更新するAPI。※グループを管理する権限が必要です。

■接続方法(基本)

curl https://api.box.com/2.0/groups/GROUP_ID \
-H "Authorization: Bearer ACCESS_TOKEN" \
-d '{"name": "section-master"}' \
-X PUT

■パラメタ内容

■レスポンス

グループ情報が復帰します。

※fields に、必要なパラメタを指定しないと含まれません。
※同じグループ名が既に存在すると、、HTTP status codes が 409 conflict となります。

Delete Group

グループを削除するAPI。※グループを管理する権限が必要です。

■接続方法(基本)

curl https://api.box.com/2.0/groups/GROUP_ID \
-H "Authorization: Bearer ACCESS_TOKEN" \
-X DELETE

■パラメタ内容

■レスポンス
正常にDELETEされた場合には、HTTP status codes が 204 no_content となります。

Get Enterprise Groups

企業のすべてのグループを取得するAPI。※グループを管理する権限が必要です。

前回の記事 を参考にしてください。

3.サンプル

サンプルを作ってみましたので、試したい方はご自由にどうぞ。
サンプルEXCELをダウンロード
※VBAのコードは、現時点では非公開です。
※操作可能なグループ数は25に制限されています。

4.まとめ

次回は
グループにユーザとフォルダを追加・更新・削除する機能を作ってみたいと思います。

※アピリッツではBoxの販売パートナーもしてるようです。

お問い合わせは、こちら へ

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