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受託ゲームタイトルのリーダーが語る!コラボ企画における心構え
 

受託ゲームタイトルのリーダーが語る!コラボ企画における心構え

こんにちは!ゲームセグメント情報発信チームです。

当社は、オンラインゲームの受託開発および自社ゲームの企画運用における10年以上の実績を活かし、運営移管(セカンダリサービス)の事業を展開しています。

今回の記事は、とある受託ゲームタイトル(非公開)における、コラボ企画における心構えと、企画決定~リリースまでの流れについて語っていただきました!


今回インタビューしたのはこの方!

アピリッツのゲーム・コンテンツ学部で、受託運営タイトルのディレクターであり、部長を務める片木大輔さんにお話を伺いました!

過去インタビュー「ユーザー、クライアント、版元、みんなからの信頼を得る」の記事も、ぜひご覧ください!


コラボが決まった経緯

コラボ実施のきっかけを教えてください!

クライアント様から「新規コラボをやりましょう」という話がありまして、
その際にいくつかこちらから候補を出させていただきました。
総合的に判断頂いた結果、 今回のコラボ案が採用されました。


コラボが決まった後の開発は?

コラボはどういう流れで進みましたか?

まずはシナリオや世界観周りの設定から版元様とのやりとりで詰めていきました。
シナリオ概要が確定した後は、シナリオとそれを元に使用するキャラクターや設定が同時進行で進み、
最後はコラボ用の新規開発を仕上げていきました。
本当にリリース直前まで修正等を重ねていって、なんとか無事リリースする事ができました。

開発する上で問題にぶつかった事はありましたか?

いくつか壁がありまして、ある程度妥協して別の形にした方がいいのではないか、という話も出ました。
ですが、ユーザーに満足してもらうにはこれしかない!という形を目指して
最後までメンバーがあきらめずに挑戦を続けてくれたことが良かったと思います。

チームとして工夫したところはありますか?

コラボキャラクターの表現のためにかなり試行錯誤を行いました
細かいことは言えませんが、かなり広い範囲で手を加えていて、本当にギリギリまで調整をしてくれていました。
当たり前のように以前からあった機能だよね、というレベルでしれっと入ってますが、
運営メンバーの本気度はここに現れていると思います。

チーム全員でタイトル・コラボIPを尊重しつつ、制作を進めていく。

コラボでIPを扱うということについて

コラボに取り組むにあたり、大切にしている事は何ですか?

先の内容(コラボでこだわったポイント)と被ってしまうのですが、
まずコラボには当たり前ですがコラボ先のIPがあります。
運営タイトルのユーザーがどのようにコラボを楽しめるかというのと同様に、
コラボIPファンがどのようにこのタイトルを楽しめるか、という観点が必要になります。

コラボから入った新規ユーザー、またはコラボIPファンの既存ユーザーがコラボキャラを手に入れたら、
それをコラボ期間終了後もコラボIPの世界観を可能な限り損なわずに、
コラボキャラ目線で異なる世界を冒険できるような、そんなプレイ体験を与えたいです。

その場その場のコラボではなく、しっかりとその後もタイトルを遊べるようにしてあげたいですね。
なので、世界設定や体験は可能な限りコラボIPに合わせるなど、そういった部分は大切に思っています。

他社さんとのやりとりでエピソードがあれば教えてください。

過去にIPものでディレクターをさせていただいたことがありますが、
やはり全てが全て順調に進むということはなく、版元様と意見の食い違いがあったり、
場合によってはお叱りを受けることもありました。

ですがしっかりとやりたいこと、ユーザーに届けたいことを伝えて
最終的にはご理解いただけて、新しい挑戦もさせて頂くチャンスも貰うことが出来ました!


コラボ開発を終えて…

コラボで楽しかったこと、やりがいを感じたことを教えてください。

やはりリリース後のユーザーの反応ですね。
とても喜んでくれていましたし(課金ももちろんですが)
ユーザーだけではなく版元様にも、クライアント様にも喜んでもらえました。

コラボでアピリッツならではだと思ったことはありますか?

コラボIPのことを元々よく知っているメンバーも、そうではなかったメンバーも、
ユーザーに喜んでもらうために一生懸命頑張ってくれました
その想いがしっかりと形として実現して、いいものを届けることが出来たと思っています。
これはアピリッツならではだと思います。

今後何か挑戦したいことはありますか?

私自身が新しいコラボだったり、IPタイトルだったり、そういった事をやりたいというのももちろんありますが…

最近はチームメンバーがそういったゲーム作りで面白いこと、ユーザーを楽しませること、そして売り上げを上げること、
それをどんどん吸収していいものを作っていってくれてる
と実感しています。

なのでそんなチームをもっと増やして、いろんなタイトルの開発運営を実現できたら楽しいだろうと思ってます。
そんなタイトルを複数運営できるように、いろいろと挑戦していきたいと思います。

ゲーム制作について、伝えたい事をぜひお伺いしたいです!

みなさんやはりゲームをプレイして感動したことがあるのではないかと思います。
またゲームに限らずアニメや小説でも何かしら感動することって多いと思います。
そういうことがあって、ゲームを作る側に回ろうとどこかで思ったのではないかと思っています。

それってすごいステキなことだと思うんですよね。
そして今、その感動を与える側に立ってるんです。
おそらくみんなが作ったゲームで同じように感動した人が大勢いると思いますし、これからも増えていくと思います。
最初の感動を忘れないように、これからも一緒にいいゲームを作って世の中に出していきましょう!

片木さん、本日はありがとうございました!


あとがき

受託運営タイトルにおけるコラボ企画は、
受託運営タイトルの世界観を大切にしつつも、コラボ先の世界観や設定とも乖離が起きない様に、丁寧に擦り合わせていく事が非常に重要です。
ディレクター、シナリオ、プランナー、エンジニア、デザイナー…チームメンバーそれぞれ、
受託運営タイトル・コラボIP双方へリスペクトをもって、
これからも皆様に喜んで頂けるようなコラボを実現できるよう取り組んでまいります!


お読みいただきありがとうございました。

当社へのゲーム運営移管のご相談は下記URLから!

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