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【GA4】経路データ探索を活用してCVに貢献したページを調べる方法

GA4を使い始めて「コンバージョン(CV)したユーザーが閲覧したページ(コンテンツ)を知りたい」
そう思ったことはありませんか。
おそらくそのように思われた方は「CVしないユーザーにそのページのコンテンツを接触させればCVするのではないか」という仮説があるのでしょう。
そのような方に朗報です!GA4の経路データ探索でそれを簡単に実現できるようになりました!

あ、どうも申し遅れましたyサイトーです。最近はGA4導入やWEBマーケティング支援をしております。
つい先日、GA4の経路データ探索の機能がアップデートされ、冒頭に挙げたようなことが簡単にできるようになったので、今回はその方法をご紹介していきたいと思います。

本題に入る前に簡単に経路データ探索について説明しておきます。

経路データ探索とは

経路データ探索とはGA4のデータ探索レポートのテンプレートの1つで、ユーザーの行動をツリーグラフで可視化するレポートです。
Universal Analytics(UA)を利用されている方でしたら、行動フローと似たようなものと思ってもらえればイメージしやすいと思います。

UAの行動フロー

経路データ探索自体は今までもGA4にあったのですが、ディメンションのラインナップが3つ「ページタイトルとスクリーンクラス」「ページタイトルとスクリーンクラス」「イベント名」しかなかったのです。
今回それに「ページパスとスクリーンクラス」が加わったことで、CVしたユーザーが閲覧したページを調べやすくなりました。
それではCVユーザーの閲覧したページを調べてみましょう。

CVユーザーが閲覧したページを調べる6つのステップ

  1. データ探索を開き、空白を選択
  2. 手法を経路データ探索に変更
  3. 最初からやり直すをクリック
  4. 終点を「ページパスとスクリーンクラス」にする
  5. CVページのパスを設定
  6. ステップを追加

1. データ探索を開き、空白を選択

まずはGA4の左メニューの探索をクリックして、データ探索のテンプレートを「空白」を選択してください。
※この時点で経路データ探索を選択しても良いのですが、不要なセグメントやディメンションがデフォルトで入ってしまいます。

データ探索のテンプレート一覧

2. 手法を経路データ探索に変更

自由形式のレポートが表示されたら、手法を経路データ探索に変更します。

3. 最初からやり直すをクリック

UAの時の行動フローのような図がデフォルトで出てくるかと思いますが、CVからの行動を追っていきたいので、画面右上にある「最初からやり直す」をクリックしてください。

4. 終点を「ページパスとスクリーンクラス」にする

終点と表示された部分をクリックして「ページパスとスクリーンクラス」を選択してください。

5. CVページのパスを設定

画面右の方に虫眼鏡のボタンをクリックして、出てきた検索欄にCV(完了)ページのURLに入る文字列を入れて、ページパスを検索してください。
多くの場合、CV(完了)ページのURLにはcompleteやthanksといった文字列が入るので、それらで検索して、出てきた候補リストからページパスを選択してください。

6. ステップを追加

CVのステップを選択すると、その1つ前のステップが出てきます。
その1つ前のページを知りたいページパスをクリックすると、その1つの前のステップがまた出てきます。
このようにして、CVしたユーザーがページを見ていたかCVから逆に遡って追うことができます。

まとめ

経路データ探索を実際に設定して気付いた方もいらっしゃるかもしれませんが、実はCVしたユーザーの行動をCVから遡ることは以前から可能でした。但し、CVしたユーザーを計測する為のイベントを設定したり、ページタイトルから遡る必要がありました。
とりあえずGA4のタグは入れてあるという方でも、今回の方法なら分析は容易ですね。

今回のように「GA4導入は済ませたものの使い方がわからないからセミナーを開催してほしい」

代理店の方で「お客様のGA4導入をサポートしてほしい」

など、幅広いお問い合わせに柔軟に対応しております。GA4に関するお困りごとがございしましたら、まずはお気軽にご相談ください。

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