ホーム インタビュー お客様とチームを結ぶ架け橋。その裏側とは?~PM対談インタビュー 後編~
お客様とチームを結ぶ架け橋。その裏側とは?~PM対談インタビュー 後編~
 

お客様とチームを結ぶ架け橋。その裏側とは?~PM対談インタビュー 後編~

前回に続いて、アピリッツでプロジェクトマネージャー(以下、PM)として活躍している川畑さん、志賀さんの対談インタビューの続きをお届けします。
後編の今回は、PMとして大切にしていること、今後PMに求められることなど、深堀してきました!(2025年3月取材)
前回の記事はこちらからご覧ください!

チームを動かし、お客様と真正面から向き合う

ーー複数の案件のPMを担当されてきたお二人が、PMを担当していて意識していることはありますか?

(川畑)一番はメンバーとのコミュニケーションですね。

メンバーそれぞれが今どんな状況なのか、抱えている問題は無いか、精神的に大丈夫か等、

色々な側面におけるメンバーの状況を、PMである私が把握する必要があると思っています。

ただ、自分一人で20人~30人のメンバーの状況を把握することには限界があるので、

チームをユニットに分割して、それぞれのユニットのリーダーに、自分たちのメンバーの管理・報告をしてもらっています。

そうやって、メンバーの協力のおかげで、PMである自分がチーム全体を把握することができているんだと思います。

(志賀)自分は、お客様との関係性をどう築いていくかを一番意識しています。

そのために、お客様のご要望に対して常にイエスマンの立場にいるのではなく、

実現が難しいことにはしっかりその旨をお伝えして、着実に案件を成功させることが、お客様との信頼関係を構築するために重要だと思っています。

そうすることで、お客様とワンチームで案件を取り組むことができ、その後も継続した関係性を築くことができると思います。

川畑)自分も志賀さんと同じく、お客様と良い塩梅での関係性をどう持つかは重要だと思います。

どうすればお客様が喜んでくれて、かつ開発メンバーに負担をかけずに案件を成功させることができるかを一番に考え、

時には直接お客様のところへお伺いして、ひざを突き合わせて提案をしに行ったり、最大限の努力をしています。

ちなみに前職では、顧客折衝から開発まで全ての工程を自分一人で担当して、とても大変な思いをした経験があるので、

そんな思いをメンバーにさせたくない、という思いも原動力になっていると思います。

ーーお二人とも、お客様とメンバーの視点に立って、色々な工夫をされていらっしゃるんですね。

お客様との折衝では、具体的にどのような提案をされているんですか?

(川畑)そうですね。お客様のご予算とリクエストにずれがあると感じたら、

「こういう機能の方が使いやすいのではないか」と提案して工数を調整したり、

不要だと感じた機能はしっかりお客様にその旨を説明して、サービスがリリースしてから追加機能として開発しないかと提案したりしています。

お客様のご要望に全て断ってしまうとお客様との関係性が悪化してしまうので、どう折り合いをつけていくかは肝になってきますね。

(志賀)自分も川畑さんのように、「これはできないけど、こういう形であればどうですか?」と代案を出して交渉する等、

お客様にもしっかり満足してもらえるように工夫をしています。

ーー企画から運用保守まで一気通貫で行っているアピリッツだからこそできる提案ですね!

これから求められることは、”AIを活用する力とコミュニケーション能力”

ーー今後、PMにはどのようなことが求められていくと思いますか?

(川畑)最近AIが進化・加速をしている中で、どんどん作業の効率化が進んでおり、

PM業の中でも、スケジュール作成や提案、リスクヘッジ等も、今後はAIに対応・補助してもらう時代になるかと感じています。

その中で、そういった新たな技術を使いこなす力、そしてそれを精査して判断していく決断力が求められてくると思います。

逆にAIの技術がより進んでいくにつれて、AIにはできないであろう、

クライアントとの関係構築やコミュニケーション能力は、今後ますますPMに求められてくるとも思います。

提案内容はAIを活用しながら作成し、いかにそれを上手くお客様に伝えることができるか、これこそが大事になると思います。

(志賀)PMとして求められることですか・・これは自分も絶賛模索中です。笑

自分もPM業についてまだまだ勉強中ではありますが、

少なくとも、周りの先輩や同期、後輩、部長の方々とのちょっとした雑談が、PMとしての今の自分に繋がっていると思います。

ーーAIが進化していく中で、コミュニケーション能力、自分から情報を積極的に掴みに行く力がより重要になってくるんですね。

AIのお話が出ましたが、、お二人は業務の中でどのようにAIを取り入れていますか?

(川畑)エンジニアに聞くまででもない技術的な内容をChatGPTに聞いています。

業務提案でもAIが使えそうなので、そのへんも勉強しないといけないなと感じています。

(志賀)どう調べていいかが分からないとき、かつブラウザで調べるにもフックがなさすぎるときに、

足掛かりになる単語をAIに聞いてみたり、たまにコーディングの仕方を聞いてみたりして活用しています。

QCD管理から大規模案件へ

ーーお二人の今後の目標や、伸ばしていきたいスキルがあれば教えてください。

(川畑)生産管理の基本的な考え方であるQCD(品質・コスト・納期)の管理を、今以上にできるようにしていきたいです。

エンジニアのパフォーマンスを上げるにはどのように動いてもらうべきか、与えられた予算の中でどれだけ効率よく案件をこなしていけばよいか、

クライアントの要望をどれだけコスト・期間内で叶えることができるか等、

常に流動的に動いていく案件の中で、どれだけ素早く判断・行動ができるかがPMの要だと思っているので、

これらの考え方を常にアップデートしていかなければいけないと。

ちなみに、飯場部長(SO学部部長)から紹介してもらった『仕組み化がすべて』という書籍はPMとしてとても参考になったのでおすすめです!

(志賀)より規模の大きい案件のPMとして働けるようにすることが今の目標です。

スキル面では、PMとして、調整能力、中長期的なマネジメント能力等を伸ばしていきたいと思っています。

ーーお二人ともありがとうございました!

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