「この先ずっとWeb業界で活躍したいから」そんな意志を持ってアピリッツに転職したDB部 嶋廻さんは、それまでの仕事とはちがった領域に挑戦中です。転職のいきさつや今の仕事について教えてもらいました。(2020年9月 取材)
デジタルビジネス部 嶋廻 愛子(しままわり あいこ)
2020年3月 アピリッツ入社
サッカー観戦とビールが大好き
過去のキャリアを活かし、未来のスキルを会社と一緒に考える
―― 嶋廻さんはもともとは営業職だったのですよね。アピリッツに興味をもったきっかけは何だったのでしょうか?
前職ではWeb広告の営業をやっていました。そこでの私の仕事は、売り切りのセールスや新規開拓が中心でしたので、次のキャリアではお客様とじっくり長期的にお付き合いをしてビジネスをサポートしたいなと考えていました。つまり、営業に加えてコンサルタントの仕事もできるようになりたいなと……。
ちょうどその頃に、知人の紹介でアピリッツのことを知りました。私が転職を考えていることを少し話すと「嶋廻さんはどんなキャリアをお持ちですか?」「うち(=アピリッツ)でコンサルタントやマーケティングの仕事をやってみませんか!?」と熱烈なプレゼンが始まって(笑)
コンサルタントはまさに私が希望するポジションだったので、話を聞いてみることにしました。それに、中にいる人がこれだけ熱心に自分の仕事や会社をすすめられるって、良いことだなと思ったんです。
―― たしかに、自信を持って「おいでよ!」と言えるっていいですよね。面接はどんな雰囲気で進みましたか?
いかにも「採用面接!」というような形式張った雰囲気ではありませんでした。そして私のキャリアについて真剣に考えてくれる面接でした。アピリッツの今後のビジョンや事業展望を共有していただき、そのなかで私は何ができるか、どう成長していけるかを明確にイメージすることができたんです。
たとえば「こういう事業をアピリッツでは考えているから、嶋廻さんのこのキャリアが活かせますね。そして身につけるべきスキルはこれがいいかもですね」と逆算から組み立てる感じです。私のキャリアプランを一緒に考えてくれているなと感じました。
―― 面接を経て、アピリッツに転職を決めた一番の理由は何だったのでしょうか?
チャレンジできる環境がある、これが最大の理由です。コンサルタントやマーケティングにとどまらず、自分のスキルをいろんな場面で活かせるなと思いました。私の場合、特化型というよりは幅広く色んな仕事ができるようになりたかったんです。アピリッツならディレクターにもマネージャーにもなれるなと考えました。
キャリアに向かって突き進みたい人を応援し、サポートしてくれる良い環境だなと感じました。
Web業界で生き残るキャリアデザイン
―― 嶋廻さんは「営業もコンサルタントもできるように」と仕事の幅を広げていますよね。このキャリア志向の理由をお聞かせいただけますか?
まず、私はこの先ずっと働きたいなと考えています。つまり、ライフステージに関わらずキャリアを積んでいきたい。そしてWeb業界自体が肌に合いますし、とても好きなんです。
そうなると、私の「営業」というスキルだけでは、この先キャリアの道が細くなるだろうと考えたんです。いま私は20代です。これから先、30代から40代になって、育休を取ることもあるかもしれません。そのときに営業一本だけで自分がWeb業界で働ける気がしなかったんです。
ですから、今のうちに仕事の幅をひろげ、あらゆる形で自分が活躍できるキャリアデザインが必要だとここ数年意識するようになりました。
―― まさに「目的から逆算して」いまのキャリアを選んでいるのですね。
そうですね、逆算してプランを練る行為は、ちょうど今私が新しく挑戦している「アートディレクター」の職務と似ている部分があります。スケジュールや目的を常に念頭に置いて、ゴールを逆算しながらタイムラインを組み立て、仕事をすすめる感覚を磨いている最中です。
そして、仕事の流れの中では、マーケティングの仕事で数字の分析を一日中おこなう日もあるんです。なので分析能力についても今後さらに伸ばしていきます。「いつか身につく」なんて悠長なことは言っていられないので毎日緊張感がありますね。
―― 充実していますね。入社して半年経ちましたが、アピリッツのチームメンバーはどんな印象ですか?
「引き継ぎ」がとても丁寧なので驚きました。だから新しい仕事にもチャレンジしやすかったです。新卒の子も案件に加わりはじめていますが、コミュニケーションを丁寧とって進めている印象です。「いっぱいいっぱい」になる前に周囲が声をかけています。
仕事の幅が広がればずっと働ける
―― これからどんな仲間と一緒に働きたいですか?
「素直」な人がいいなと思います。これは自分自身への戒めもこめて……のイメージですね。「やってみない?」とチャンスが目の前にあらわれたときに、「やってみよう!」と思える人と働きたいです。苦手意識のあることを一度だけでもいいからチャレンジする人がいいなと思います。
私の場合、ディレクションには最初から抵抗がありませんでしたが、ずっと数字をみて分析をおこなうことには苦手意識が少しありました。
―― 苦手意識のあることに実際に挑戦して、いかがでしたか……?
幸い、前よりは苦手じゃないです! 仕事の幅が広がったなと感じています。やっぱり仕事の幅を広げるって、男女問わず、キャリアを考える上でとても大切なことです。もともとの営業のスキルや経験の貯蓄だけでは、数十年先まで自分が第一線で働ける気がしなくて。だからアピリッツへの転職はよいタイミングだったと思います。それに、今のコンサルとマネージメントの仕事はとてもおもしろいんです。
――「Web業界で私がずっと働くためには?」を冷静に自問自答してキャリアを築いていく嶋廻さんの笑顔がとても素敵でした。アピリッツは挑戦したい人を応援します!