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【WBCカレッジ#1】AIレボリューション~①生成AIと向き合うための第一歩~
 

【WBCカレッジ#1】AIレボリューション~①生成AIと向き合うための第一歩~

この度、アピリッツで社員同士の知識知見を共有し合うワーキンググループ「WBCカレッジ」が7月より発足されました!今回は、WBCカレッジ発足の背景と、第1回目となる講義の様子をお届けします!(2025年7月取材)

WBCカレッジって??

WBCカレッジとは、各個人のノウハウを「言語化して他者へ共有・実践する」というサイクルを作ることで、技術の標準化や浸透を図ることを狙いとしたワーキンググループです。参考:SECIモデル

WBCカレッジでは、毎月1回~2回、社内メンバーがプレゼンターとなって、テーマに沿った講義を実施。参加メンバーは講義の後に、今回の講義で気づいたことや振り返りを提出して、知識のアウトプットを行います。

ちなみに、WBCは「ウェブ・ブート・キャンプ」の略称で、ビリーズブートキャンプの様に「組織も筋肉質にする」という意味で命名されました!💪

記念すべき第1回目のテーマは、生成AI!

第1回目となるWBCカレッジは、AIソリューション学部学部長の浅田大輔さんによる、『AIレボリューション~①生成AIと向き合うための第一歩』!

講義では、「そもそも生成AIって?」といった基本的な内容から生成AIの歴史やトレンド、各個人のパフォーマンスを向上させるためのAI活用術や注意点等が紹介されました。講義の後半では参加者からの質疑応答の時間もあり、実際の案件における生成AIの活用についてや、浅田さんおすすめのプロンプトについて等、たくさんの質問が上がっていました!

どの質問にも丁寧に回答している浅田さんの姿が印象的でした!

参加者は200名!エンジニアから、コンサル、バックオフィスまで

第1回目となる浅田さんの『AIレボリューション』では、Zoom・対面含めて、なんと約200名のメンバーが参加しました!参加者は、エンジニアだけでなく、WebコンサルタントからWebデザイナー、バックオフィスのメンバーなど様々!業務内容に関わらず、アピリッツメンバー、一人一人の生成AIへの興味関心の高さを感じます。

講義が終わったら、参加メンバーで懇親会を開催!軽い食事を取りながら、講義の内容について浅田さんに質問をしに行ったり、職種の垣根を超えて普段関わらないメンバーと話していたりと、懇親会も大盛況に終えました!

参加したメンバー同士で懇親会!

講義が終わった後もキャッチアップは続く!

今回、講義に参加したメンバーの感想を、振り返りシートから一部抜粋してご紹介します!

AIが最新になるに従い(浅田さんの体感ベースで)プロンプトエンジニアリングの比重が減っているというお話は、とても意外で勉強になりました。また、懇親会時に伺った生成AIに対するプロンプト(コンテキスト)における英語の優位性についても、コストを下げるために有用であるとの観点は目から鱗のものでした。

モデルによってMarkdownやXMLなど得意なフォーマットがあることに、学習データの特徴や設計方針の違いが感じられ興味深いと感じました。またチャットAIのサービスによってもプロンプトや会話の履歴の扱い方が変わるのでそれぞれのサービスに応じたプロンプト構成の使い分けなども考える必要があると思いました!

モデルの進化に連れて、プロンプトのベストプラクティスの重要性が薄まっているのは体感としてもあり、序盤に浅田さんがおっしゃっていた「人間に指示するように」、これに尽きると考えています。エンジニアさん側のように、営業やコンサル職種についても、例えば資料生成の部分までAIを活用するなど、もう少しAIを活用する業務範囲を広げていきたいのが本音です。

結局AIを使いこなすために(AIに合わせたテクニックの習得は必要だが)本質的に求められるのは結構「自分のタスクを分解してAIに任せる部分を見つける能力」や「タスクの目的を大局的な観点で理解する能力」のような、社会人スキルの延長だな、と思いました。「これ、AI使えるかも?」と気づくためにどんどん生活にAIを馴染ませて使っていくことが重要だろうなと感じました。

最後に、今回プレゼンターを担当していただいた浅田さんからもコメントをいただきました!

ーー第1回目のWBCカレッジを終えて、いかがでしたか?

第一に感じたのは、社員みなさんの熱量でした。それだけ、生成AIの活用ということに対し各自向き合おうとしているのだと感じました。フィードバックを受ける中で、私自身も含め各自の課題感をより認識できたことは大きな収穫でした。今後における社内の生成AI活用促進にむけての方針に活かしつつ、今後もみなさんに「学びがあった」と思われるような活動ができるように、自分自身も精進していこうと思います。

参加者もプレゼンターも含め、皆さん、今回の講義で色々な気づきや新しい学びがあったようです。^^

次回はPM編!

第2回目となるWBCカレッジは8月20日(水)に開催!

次回は、執行役員CMO兼AO学部学部長の長谷さんによる『PMナビゲーター~動いてこそ意味があるー社内全員がミニPM①~』です!

1人のPMがすべてを担うのではなく、皆が動くことでより強い組織を作ることに繋がればと思い開講します。
大規模案件に限らず、案件の透明性を上げ、顧客との関係、プロジェクトメンバー間での認識齟齬を減らし、自律的に問題を紐解いていけるヒントを一緒に学んでいきましょう!

次回のWBCカレッジもアピスピで取材予定ですので、ぜひお楽しみに!

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