この記事はアピリッツの技術ブログ「DoRuby」から移行した記事です。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。
VirtualBoxでホストOSとゲストOS間の共有フォルダを作成する方法を画像多めでまとめてみました。
はじめに
1か月ぶりの投稿になります。
最近、任天堂Switchを探し求めて自転車で40km程走ったら軽い日焼けとぷち熱中症になったむらさきです。
さて、今回は入社したての頃にちょっと迷ったVirtualBox+CentOS7での共有フォルダ設定について書いていこうと思います。
開発環境
Windows10(64bit) CentOS7.3.1611 VirtualBox 5.1.22 Rails 4.14 ruby 2.2.0
目次
- ホストOS側の準備
- ゲストOS側の準備
- 動作確認
1.ホストOS側の準備
まず始めにホストOS側で共有フォルダを作成します。
ファイルの場所はどこでも大丈夫ですが、共有フォルダは英数字にしましょう。
今回はshare_testフォルダをデスクトップ上に作成して共有させてみます。
2.ゲストOS側の準備
まずはVirtualboxを起動します。
VirtualBoxマネージャーで共有フォルダを使いたい仮想マシンを選択し、設定ボタンをクリックします。
そして設定から共有フォルダーを選択し、右上の追加マークをクリック
「フォルダのパス」から先ほど作成したshare_testフォルダを選択します。
そして「自動マウント」と「永続化する」にチェックを入れます。
※「永続化する」は仮想マシンが起動中でないとチェックボックス自体が出てこないので注意
自動マウントにチェックを入れれば/media直下に”sf_作成したフォルダ名”が作成されて自動的にマウントされるようになります。
今回の場合だと/media/sf_share_test が作成されるはずです。
永続化するにチェックが入れないと、仮想マシンを再起動するたびに設定が消えてしまいます。常に共有フォルダの設定を残しておきたい場合がほとんどだと思うので、チェックを入れておきましょう。
仮想マシンを再起動することで共有フォルダができているはずです。
3.動作確認
ちゃんとファイルが共有できているか動作確認をしておきます。
まず仮想マシンを起動して/media/sf_share_testができているかを確認します。
問題ありませんでした。
それでは次にホストOS側から何か共有してみましょう。
今回はメモ帳に文字を書いてそれを共有します。
このメモ帳をshare_test1.txtと名前を付けて共有フォルダに保存します。
そしてゲストOS側で確認してみると
ちゃんと入っていることが確認できました。
日本語で書いていたので文字化けしていますが、今度はゲストOS側から追加で書き加えてみます。
ホストOS側から先ほどのメモ帳を開いてみると、ちゃんと書き加えられていることが確認できました。
おわりに
いかがだったでしょうか、今振り返ってみるととても簡単な設定ですが、入社してすぐで右も左もわからなかった頃は調べ方も分からず時間がかかってしまいました。
今もまだ知らないことだらけで毎日四苦八苦してますが、色々知識を蓄えたり、欲しい情報を的確に検索できるように頑張ろうと改めて思いました。