この記事はアピリッツの技術ブログ「DoRuby」から移行した記事です。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。
よしだです。
今回はオープンソースのネットショップ構築アプリ「エレコマ」を、たった1コマンドで展開できるツール「elecoma-vagrant」を紹介します。
[2014/02/27] 「続・たった1コマンドでネットショップ構築できちゃうelecoma-vagrant」も合わせてご覧ください。
■ 必要な知識
- ○ 端末へのコマンド入力
Windows の場合はコマンドプロンプト、
Mac/Unix の場合はターミナルを利用して作業を行います。
■ 用意するもの
それぞれのソフトウェアをインストールしておく必要があります。
既にインストールされている場合はとくに作業はありません。
■ 準備
GitHub から elecoma-vagrant をダウンロードします。
git clone git://github.com/hyoshida/elecoma-vagrant.git
Ruby に Bundler がインストールされていない場合は、
下記コマンドであらかじめインストールしておきます。
gem install bundler
■ さっそく実行!
あとはダウンロードしたスクリプトのディレクトリに移動して、
セットアップ用のスクリプとファイルを実行するだけです。
cd elecoma-vagrant
./setup.sh
構築完了までに40分ほどかかるので、本でも読んでじっくり待ちます。
(※追記: 環境によってはライブラリ不足でインストールに失敗するケースがあるようです。原因については現在調査中です。 2013-06-28 17:30)
(※追記の追記: setup.sh 実行前に Nokogiri がインストールされている必要があります。「Installing Nokogiri」にしたがってインストールしてください。2013-06-28 18:30)
■ 構築完了
構築が完了すると画面に「Success!!」と出力されます。
この状態で、お使いのブラウザから「http://localhost:8080」にアクセスすると・・・
たったこれだけでネットショップが構築できちゃいました。
http://localhost:8080/admin にアクセスすると管理画面も見れます。
(id: admin, pw: pass)
■ おわりに
今回は3つの技術を利用してエレコマ構築の簡易化を実現しました。
次回は、この3つの技術と elecoma-vagrant の解説をしたい思います。