この記事はアピリッツの技術ブログ「DoRuby」から移行した記事です。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。
こんにちは。
KBMJでRuby on Rails を使ったweb開発に携わっているyoppiといいます。
今回はRuby製の不要なCSSを洗い出せるツールをRailsのプロジェクトで使う場合の説明をさせていただこうと思います。
Ruby製の不要なCSSを洗い出せるツールは、css-redundancy-checkerというものです。
ツールといっても1つのrubyファイルなだけで、セットアップといってもSubversionのリポジトリからチェックアウトするだけです。サイトにも書いてありますが、hpricotが必要なので入っていなければ、インストール(gemで入れるのが簡単です)する必要があります。
Railsプロジェクトのscripts/css-redundancy-checkerというところにチェックアウトしたとすると、Railsプロジェクトのルートディレクトに移動して、以下のような感じで実行できます。(下記の例は、public/stylesheets/common.cssで不要な項目をチェックしたい場合です)。ちなみに、ローカル環境の場合は、script/server等でサーバーを起動しておく必要があります。
ruby script/css-redundancy-checker/css-redundancy-checker.rb public/stylesheets/common.css check_urls.txt
【実行結果例】
Parsing all html files within check_urls.txt for selectors in public/stylesheets/common.css...
-------------
Parsing http://localhost:3000/
Parsing http://localhost:3000/users
Parsing http://localhost:3000/users/show/1
・・・-------------
The following selectors are NOT used in of the html files in check_urls.txt
-------------
#main.sub・・・
check_urls.txtには、チェックしたいページのURLを1行ごとに書いてあります。(ちなみにファイル名は、.txtで終わっていれば何でも大丈夫です)
【記述例】
http://localhost:3000/ http://localhost:3000/usershttp://localhost:3000/users/show/1・・・
チェックしたいCSSが複数ある場合は、そのファイル分だけ、実行していくことになります。
このツールだとローカル環境でもチェックできるがいいですね。Rails開発ならRubyも入っているので便利です。
CSSファイルにに不要な項目が増えてきていると感じ始めたら、是非使ってみて下さい!