この記事はアピリッツの技術ブログ「DoRuby」から移行した記事です。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。
ゲームを作るにはたくさんの材料が必要である。「こんなゲームを作りたい!」という気持ちや構想はもちろん大事だが、それを形作るための音楽や画像がなければ実現できない。
フリー素材を探す
「音楽 フリー素材」のような感じで検索すればすぐに見つかるので素材を探すこと自体は非常に簡単。敵グラフィックだろうが、攻撃アニメーションだろうが使い切れないぐらいには見つかる。そして利用規約を守れば誰でも自分のゲームに組み込める。そう、誰でも。
誰でも使えることに気をつける
誰でも使えるということは、すなわち他人のゲームと同じ素材を使う可能性が高いことを意味している。もし有名なゲームが既に使っていれば、フリー素材という事情を知らないユーザーからは最悪パクリだと思われて、叩かれるという悲劇が起こったりする。
一方で、自分がプレイした他人のゲームに欲しい素材があったら、そのゲームのクレジットから素材を逆に辿る事も出来る。(パクったわけじゃないんだからね!)
素材の管理に気をつける
配布サイト毎にダウンロードした素材は管理しておかないと、後で困ったことになる。例えば利用規約が変わって商用利用禁止になったとき、自分のゲームがまだ未公開で商用利用するつもりだったならそれらの素材はゲームから抜く必要のある場合がある。(サイト運営者に問い合わせるのが確実。)
また、配布サイトが閉鎖してしまう場合に備えて利用規約はどこかに記録しておくといい。
有償素材も考える
他人と素材が被るのを気にするなら、有償の素材を使うことも一つの手。今や数百~数千円程度でまとまった素材が買える時代なので、よほどお金に困っていなければこちらを選ぶとグッと気が楽になるし捗ったりする。
余談
フリー素材がどんなものがあるか知っていると、「実は大ブームを起こした有名ゲームが
フリー素材を使っている」なんてことに気づくこともあったりする。グラフィックは自製で、決定音のような誰も気にしない部分はフリー素材を使うというのも基本的で有効な手段だとよく分かる。