この記事はアピリッツの技術ブログ「DoRuby」から移行した記事です。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。
はじめに
今回はキャラクターチップの表情差分の作り方をご紹介いたします。
表情差分
キャラチップを作成するのに重要になる一つが表情です。
表情はユーザーの視点が集まりやすく、演出にも関わる部分だからです。
喜怒哀楽のパターンがあれば大体の表現ができます。
まず設定に必要なパーツを考えます。
キャラクターの性格や現場のルールによって必要なパーツも変わっていくと思います。
アクションであれば攻撃をする勢いのある表情や、ダメージを受ければ痛い表情などがあるとモーションとして動かすのに魅力が出ます。
作る際のポイント
デフォルトの目を中心基準にして作っていき、パーツを切り替えた際に違和感がないようにします。
・目
笑顔のパーツなら瞼が下がるので、目の全体の高さが下がります。
描く時はデフォルト目の不透明度を下げて別レイヤーで上から描くとズレにくいです。
・口
これも目と同様通常状態のパーツから差分を作っていきます。
小さいパーツなので、遠目で見てバランスが合っているか調整していきます。
個人的には少し小さめに描いた方がちびキャラなどは可愛く見えるかと思います。
まとめ
量産する必要があるチップテクスチャは、パーツの型(骨組み)を使いまし装飾(髪型・服装・目など)を付けていくことが多いと思います。
そのため最初の型パーツを作成する場合はある程度先を見越して、後々問題点が出ても対応できるようおこなっていくのが大切です。