この記事はアピリッツの技術ブログ「DoRuby」から移行した記事です。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。
はじめまして!KBMJでエンジニアをやっているT氏です。
初投稿の今回は、rakeコマンドについてご紹介したいと思います。
*rakeとは・・・ビルドツール(AntやMake等)のruby版の事
まず初めに、rakeのバージョンを調べてみましょう。
rake –version
ちなみに私は0.8.3でした。
次にrakeにどのようなオプションがあるか見てみましょう
rake –task (rake -TでもOK)
恐らく大量のオプション一覧が出てくるかと思います。。。
その中から、便利なコマンドをつまんでご紹介します。
rake db:…
rake db:migrate
→migrateを実行して最新のバージョンになります(一番使う事が多いかと思います)
rake db:migrate:up VERSION=xxx
rake db:migrate:down VERSION=xxx
→バージョンを指定してmigrateを実行します
rake db:rollback
→1つ前のバージョンに戻してくれます。結構便利です。
rake db:version
→現在のバージョンを確認できます
rake test:…
rake test
→ 全てのテストを実行します
rake test:functionals
rake test:integration
rake test:units
→units,functional,integrationそれぞれのテストを実行します
*実行前にtest/にテストコードを書く必要があります
rake rails:…
rake rails:freeze:gems
→使用するrailsのバージョンを固定してくれます
*gemのrailsを vender/plugin コピー(unpack)しているようです
rake rails:unfreeze
→固定したrailsのバージョンを解除します
* vender/plugin のrailsを削除するようです
その他
rake routes
→routes.rbで定義したルートを表示します
rake stats
→対象アプリケーションの統計情報(MVCやメソッド、テストの数)を表示します
rake _x.x.x_ db…
→_x.x.x_にrakeのバージョンを入れる事で、指定したバージョンでrakeを実行できます。
rake –help
→rakeのヘルプを表示します
以上です。
他にも紹介しきれなかったものが数多くありますが、皆さんも是非ご活用下さい。
最後までご覧頂き、ありがとうございました!