この記事はアピリッツの技術ブログ「DoRuby」から移行した記事です。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。
今回はタイトル通り、ゲームを少しの手間をかけて面白く見せる工夫をしようと思います。
まずは3時間くらいかけて錬成したゲームをみてください 。
疑う余地の無いホッケー (?)ゲームです。
ちなみに左側は僕が操作していて右は適当にプログラムで動かしています。
これが面白く見えるように要素を足していこうと思います。
何かしら動かす
無操作状態だとしても全く動きのない画面のあるゲームはあんまり無いと思います。動きが無いと動作しているのかのか不安ですし寂しいですよね。
ですが、逆にゲーム画面は動きがあるだけで少しそれっぽくなるものです。
なので足してみました。
四角を適当に降らしているだけでもなかなか観れるものになったと思います。
背景などプレイに関係の無いものは一定の動きを繰り返すような単調な動きが楽だし丁度いいです。
アクションにはリアクション!
ユーザーのアクション対して反応があると気持ち良さが上がります。
このゲームのアクションは球にぶつかるくらいなものなのでぶつかった時にエフェクトを出してあげます。
当たった感が増えました。
そしてなにより当たらなかった事がよりわかりやすくなりました。
当たっている事を明確にする事により、表現しにくい「当たらなかった」ということも伝える事ができます。
情報を視覚化させる
このホッケーゲームは球を弾くたびに球の速度が上がっていきます。
早さに応じて色を赤くしていますがゲームのメインにしては少し物足りない気がするのでわかりやすく軌跡をつけてあげましょう。
スピードが上がっていくのが分かりやすいだけでなく、滑らかに動いているようにすら見えます。
このゲームでユーザーが一番見るところはおそらく球なので、主役にはもう少し手間をかけてもいいと思いました。
まとめ
少しは楽しく見えるようになったのではないでしょうか。
これらの追加にかかったのは30分くらいで、思ったよりお手軽にできたと思います。
以上、ゲームを面白くする工夫でした。
※この記事の内容はあくまで作者の主観によるものです。