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アクセス解析でよく使うIT用語 その2

この記事はアピリッツの技術ブログ「DoRuby」から移行した記事です。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。

Google Analyticsなどでよく使うアクセス解析用語解説

KBMJ アクセス解析チームコンサルティンググループの中林です。

本日は用語解説2回目でGoogle Analyticsよくでてくる用語等紹介します。

本日の用語はコチラ↓

■ SEO とは

Search Engine Optimizationの略で、直訳では「検索エンジン最適化」となります。Yahoo,Google,MSNといった検索エンジンで、キーワード検索を行った場合に、
webサイトが検索結果の上位に表示されるようにホームページを改善することです。

消費者の行動が
AIDMAからAISASに代わっているといわれています。
詳しくは「アクセス解析の重要性 時代はAIDMAからAISCEASへ」をご参照ください。

つまり『なにか買いたいな』という思いを持っている消費者は
「検索」という行動をとりやすいため、検索エンジンで上位に表示されることは、
非常にコンバージョン率の高いユーザーを集客することが可能になります。  

■ 新規ユーザー とは

GoogleAnalyticsを使って、新規ユーザーとリピーターにセグメントして
データを取り出すことが可能ですが、ここでの新規ユーザーとは新規セッションを指します。

Google analyticsの場合はgoogle analyticsがサイトを訪れた時、ユーザーにクッキー情報を持たせます。
クッキー情報をもってないユーザーが訪れたらGoogleAanalyticsではそれが新規ユーザーとカウントされます。  

■ リピーター とは

では、リピーターとはGoogle Analyticsでは
上記のクッキー情報をもったユーザーがリピーターとされます。

もしGoogleAanalyticsで、2月1日から2月28日の期間を絞って分析する場合
2月1日以前にクッキー情報を付与されたユーザーが
2月1日~2月28日の間に訪れた場合はリピーターとされます。
1月31日に一度、訪れたユーザーが2月1日に訪れた場合この場合リピーターとなります。

ここで、GoogleAnalyticsのデータ期間を1月31~2月28日にした場合
1月31日に一度訪れたユーザーが2月1日に再度訪れた場合

1月31日に初めてGoogle Analyticsからクッキー情報を付与されるので、
1月31日に新規セッションで1カウント、2月1日にリピーターで1カウントされます。  

■ 入口ページ(閲覧開始ページ) とは

アクセス解析を行っていくうえで重要な解析項目の一つに、
入口ページ(閲覧開始ページ)があります。

入口ページとは、ユーザーがなんらかの流入元(検索エンジン、ブックマーク、外部リンク…etc)から
サイトに訪れた際に、一番最初に開いたページで、セッションの開始ページとなります。
セッション数の合計分だけ、入り口ページはあります。  

■ ランディングページ とは

バナー、リスティング等、インターネット広告などのマーケティングの施策や、
検索エンジンの検索結果をクリックしたときに開かれるページのことです。

入り口ページとランディングページの違い

入り口ページはセッションの始まりのことで、ランディングページはセッションにかかわらず広告や、検索エンジンからサイト内に着地したページとなります。  

■ 出口ページ(離脱ページ)とは

入り口ページがサイトを訪れた時のものだとすると、
ユーザーがサイトから離脱したときのページを出口ページ(離脱ページ)と言います。  

■ 閲覧時間 とは

訪問者がサイト内の各ページをどれだけの時間をかけて読んだのかを表すものです。

ブログなど読ませることが目的のページである場合は
閲覧時間が長いということは、ページの内容をじっくり読んでもらえている。ということになりますので、
内容が優れているということもいえると思います。

また、目次や商品一覧などのページは、読ませることが目的でないページになります。
このようなページは、ユーザーをつぎのページにナビゲーションするためのページであるため、
ページの閲覧時間が短い方が、ユーザーが求めている目的ページにたどり着きやすいことがわかります。
ページの閲覧時間が長くなってくると、ユーザーが次のページを探しにくかったりするなど、
ナビゲーションに問題が有る可能性があります。
閲覧時間が長くなっていて、離脱率が高い場合などはユーザーを迷わせてしまっている可能性があるので要注意です。  

■ リファラー(referer)とは

webページにアクセスする時(ブラウザで表示する)直前に閲覧していたページのURLの情報です。
リファラー情報をたどることで、ユーザーが利用している検索サイトや、外部リンクなど
ユーザーのどういった経緯でサイトを訪れたのかを調べることが可能です。
検索エンジンからの流入である場合、URLのパラメーター部分を調べることで、
どんな言葉で検索してきたかを調査することもできますし、
また、サイト内のユーザーの動きも知ることが可能です。  

■ ノーリファラー とは

上記のようなリファラー情報を持たないアクセスのことをノーリファラーと呼びます。
リファラー情報を持たないアクセスには下記のものが考えられます。

リファラーがない場合
リファラーが取得できないアクセスも有ります。
(1)URLを直接ブラウザに入力する
(2)ブックマークからのアクセス
(3)メール(webメールを除く)からのアクセス
(4)ワード、エクセルからのリンク
(5)ショートカット
(6)RSSリーダー(web上のものを除く)からのアクセス
※ウイルスソフトによっては、リファラーを送らなくするものもあります。 

■バックナンバー

・アクセス解析用語について ⇒ アクセス解析でよく使うIT用語 その1 

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