目次
データイノベーション部エンジニアの浅田大輔さんが、このたび『2020 APN AWS Top Engineers』に選出されました!
浅田さんがAWS資格取得のためにおこなう取り組みは、会社の技術レベルを向上させることにつながっています。
Amazon Web Serviceの『2020 APN AWS Top Engineers』ってどんなアワード?
浅田さんが選出された『2020 APN AWS Top Engineers』は何なのでしょう?
https://aws.amazon.com/jp/blogs/psa/2020-apn-aws-top-engineers-announcement/
「APN AWS Top Engineers」とは、AWS Partner Network (APN) に加入している会社に所属している AWS エンジニアを対象にした表彰制度となります。
「2020 APN AWS Top Engineers」は、Professional 認定、もしくはSpecialty 認定を持っているエンジニアを対象に、2019年4月~2020年3月における期間内の活動を、
加点条件①社外に向けた AWS に関する情報発信に関する活動、
加点条件②社内に向けた AWS 推進に関する貢献、
加点条件③ APN 認定プログラム取得への貢献、
加点条件④ AWS 認定資格取得数の項目の加点条件を基に、審査したもの
(AWS JAPAN APN ブログより引用)
つまり、AWSがものすごく上手く扱える人で、さらに他の人も上手く使えるように頑張っている人に贈る賞……ですね!
他に選ばれている会社を見ると、コンサルティングやシステムインテグレーションの会社が多く、私達のようなソフトウェア開発会社に所属するエンジニアが選ばれたのは、珍しいように見えます。
アピリッツではGCP(Google Cloud Platform)やAWS(Amazon Web Service)を採用した開発案件が多くあるんですけど、クラウド(インフラストラクチャ)の設計・運用を、“公式からトップだと認定されたエンジニア”のサポートを受けて開発できるなんて、もしかしてかなりすごい事なんじゃ……!
さっそく浅田さんにお話を聞きました!
浅田 大輔
2014年4月メディアサービス部 エンジニアとして入社、
現在はAI-Laboグループのグループマネージャとして活躍している。
アピリッツを代表する『AI研究者』として社内の色々な部署から頼りにされる上、
彼が毎日のようにSlackに投稿するジョークは『業務の潤滑油』となっている。
『2020 APN AWS Top Engineers』に選出された要因
『2020 APN AWS Top Engineers』に選出された理由は何でしょうか?
浅田:『③ APN 認定プログラム取得への貢献』や『④ AWS認定資格取得数』に加え、『② 社内に向けたAWS推進の勉強会を主催する』などの貢献が大きかったと思います。
元々、社内での合格者を増やしたくて、Slackに #aws試験対策本部というチャンネルを作り勉強会を定期的に開催していました。
その思いが届いたのか、やがて『AWS資格取得キャンペーン』というのが社内で開催されました。
結果、参加メンバーが頑張ってくれたので、それが加点に繋がったのかと思います。
そういう意味でも、アピリッツの皆さんに感謝しています。
AWS認定資格にはどんな資格があるの?
加点条件にAWS認定資格取得数とありますが、AWS認定資格について詳しく教えてもらっても良いですか?
AWS認定資格には、受賞時点で12種類の資格があります。
- AWS 認定クラウドプラクティショナー
- AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト
- AWS 認定デベロッパー アソシエイト
- AWS 認定SysOpsアドミニストレータ― アソシエイト
- AWS 認定ソリューションアーキテクト プロフェッショナル
- AWS 認定DevOpsエンジニア プロフェッショナル
- AWS 認定 Alexa スキルビルダー – 専門知識
- AWS 認定セキュリティ – 専門知識
- AWS 認定 機械学習 – スペシャリティ
- AWS 認定ビッグデータ – 専門知識
- AWS 認定高度なネットワーキング – 専門知識
- AWS 認定データベース – 専門知識
私は、2020年2月の時点で当時の11資格全制覇を達成したので、
面接官「AWSの資格はお持ちですか?」
死角?特にありません、無敵です。
と言えるようになったのですが……実は、それから『AWS 認定データベース – 専門知識』が追加されて、思わぬ所から死角が生まれてしまいました。
資格全制覇者には『2020 APN ALL AWS Certifications Engineer』としての受賞もあるようです。このタイトルがある事は知らなかったので、次年度はこれも狙っていきたいです。
#aws試験対策本部 での活動
#aws試験対策本部 での活動はどのような内容だったのでしょうか?
浅田:まず、『クラウドプラクティショナー』と『ソリューションアーキテクト アソシエイト』はわかりやすい書籍があるので、それで各自勉強をして、わからないところ、つまづきそうな所のノウハウを共有しました。
それ以降のAWS認定資格では、日本語で取り扱っている良い資料が掲載・出版されていなかったので、まずは『機械学習』ですが受験した内容などを元にお手製の資料を用意して配布しています。
日頃の業務でAWSの構築に携わる機会が多いため、一般的に重要であったり、業務で利用するうえで重要だと思うことをもとに資料を作成して配布しました。
その資料に沿った形で、各自で勉強した内容を発表・ディスカッションするといったAWS認定資格勉強会(機械学習)を行っています。
少し資料を見せてもらいましたが、アイコには知らない単語が多すぎて難しそうです……。
この言葉を覚えていくのが最初のステップになるんですね。
ちなみに、勉強会を始めたのはどのような思いからですか?
浅田:会社としてAWS認定資格の取得を推進していることも理由ですし、あとAWS(クラウド) & 機械学習は、どちらも現在のIT業界の重要な戦略となりえるからです。AI-Laboの本懐でもありますね。
なので、AWS認定資格全般に対するサポートと、AWS認定 機械学習 専門領域の合格を目指す勉強会をしたいと思いました。
それぞれの要素について興味を持ってもらいつつ、資格保持者を増やすことはアピリッツの今後にとっても良いことだと思います。APN(AWS パートナーネットワーク)の条件が厳しくなったので、そのアドバンスレベルを維持するために、専門領域やプロフェッショナルの資格保有者を増やす必要があったというのも理由のひとつです。
もちろんアドバンスレベルで満足せず、プレミアレベルも狙っていきたいと思ってます!
AWS認定資格勉強会の今後
やる気満々ですね!
それでは、AWS認定資格勉強会の展望はありますか?
浅田:資格の勉強会では無く、業務にフィードバックできる会にしたいです。AWSの知識はIT業界的にも評価されていて、特に機械学習の知識は今後あらゆるところで必要になります。
アピリッツには資格取得支援制度があります。もしかしたら、勉強時間に対して報酬が数万円ではわりにあわないという思う方もいるかもしれません。でも、業務でも役立ちますし、キャリアプランとして長い目で見れば、確実に報酬以上のプラスになります。
人それぞれ興味は違うと思うので、別の分野についても勉強会を行えれば、少しでもAWSを有効に使える人を増やせるのかな、とも思っています。
同時に、資格だけを取っただけでは意味がないので、それを実際に業務に活かせるようなレベルになれるような、勉強会にしてきたいです。
なんだかジーンと来てしまいました。これからも一緒に頑張りましょうね!
アピリッツの資格取得支援制度
ここからは補足です!
アピリッツには、AWS以外にも資格取得支援制度があります。
この制度では、業務に関係する資格を取得することを支援しています。受験にかかる費用負担はもちろん、難易度に応じた報奨金も設定されています。
その他、各有資格者や挑戦者たちが協力して勉強会を行ったり、Slackでの勉強チャンネルの設置でサポートを手厚く行っています。
なので、有資格者がドンドン増えています。
アピリッツでは、「やる気のある社員が活躍できる環境づくりを」という社風の元、資格取得支援や外部勉強会への参加支援など様々なサポートを用意しています。