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塗りにひと手間加えてイラストの印象を華やかにする【前編】
 

塗りにひと手間加えてイラストの印象を華やかにする【前編】

この記事はアピリッツの技術ブログ「DoRuby」から移行した記事です。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。

短時間でイラストの印象を華やかにする方法についてまとめました。

はじめに

nocoです。
たくさんの時間を使ってひとつのイラストを描きたいと思っても時間は限られたものであり、いつもそうできるわけではありません。
そんな時、サッと描いたらくがきでも見栄えよく見せられないかと横着なことを考えたりもします。
なので今回は時間をかけて塗り込まないでもひと手間でイラストを華やかに(それっぽく?)見せるやり方についてご紹介します。

影や光の色に手を入れて華やかに見せる

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アニメ塗りの女の子を用意しました。
ベースカラーはそれぞれベタ塗り、影色もグレー統一のシンプルなものです。
こちらのイラストの塗りにひと手間加えて、それぞれの印象の違いを見ていきましょう。
 

ベースカラーに合わせて影色を鮮やかにする

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影色に彩度が高めの色を選ぶことで、ぱっと視認できる色数が増え華やかになります。
ベースカラーによって異なる3色を配置しています。
ベースカラーと影色の色相が離れすぎているとちぐはぐな印象になりやすいため、同系色を選ぶと元の印象を壊しません。
 

光と影の部分にオーバーレイのグラデーションを入れる

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光部分に黄色、影部分に茶色のグラデーションをオーバーレイでざっくりとかけました。
塗りの一部にグラデーションが入るだけでイラストに空気感と透明感が生まれます。
イラスト全体の色調に合わせたオーバーレイの色を選んであげましょう。
光には明るめの色、影には暗めの色のグラデーションを入れると印象がまとまりやすいです。
 

影に思いきりビビッドカラーを乗せる

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影色をビビッドカラーにすると一気にポップなイメージになります。
影色に合わせてベースカラーも色相を青系に振って爽やかなイメージに調整しました。
ビビッドカラーの主張がうるさすぎる場合は影の範囲を整理するとすっきりします。

おわりに

着彩においてありふれたテクニックかもしれませんが、ひとつひとつ分解していくとかなり量が多いことに気が付きました。
次回も引き続きひと手間のパターンをご紹介したいと思います。

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