この記事はアピリッツの技術ブログ「DoRuby」から移行した記事です。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。
パソコンの入力デバイスとしてのマウスと聞いて、おそらくみなさんが同じものを思い浮かべることでしょう。 今回はそれとはちょっと違う、トラックボールマウスのご紹介をします。
トラックボールマウスとは?
現在主流となっているレーザー式や光学式が採用される以前、マウスの裏側にはボールが入っていました。それは、マウスを動かす -> ボールが動く -> カーソルが動く
という仕組みの、現在ではほとんど見なくなった絶滅危惧種のマウスです。
そんなボール方式のマウスのボール部分を直接操作できるようにしたのが、トラックボールマウスです。
トラックボールマウスの良いところ
- 省スペースで扱える
本体を動かさずに操作できるため、設置するスペースさえ確保できれば使うことができます。
ワイヤレストラックボールマウスの場合、膝の上やひじ掛けの上などお好きな場所で使うことが出来ます。
マウスを動かすスペースがないほど机の上が物で溢れかえっている方は、ぜひトラックボールマウスを使いましょう。 - 手首が疲れない
指先のみで操作を行うため、手首への負担が軽減されます。
手首の痛みに悩んでいる方は、ぜひトラックボールマウスを使いましょう。
トラックボールマウスの悪いところ
- 慣れるまで操作が難しい
普通のマウスを使っている人がトラックボールマウスを使用した際に最もネックとなるのが操作感です。
慣れないうちは思ったようにカーソルを動かすことができず、イライラすることがあります。 - 汚れが溜まりやすい
ボールを動かしてカーソルを操作するという特性上、センサー周辺にホコリなどのゴミが溜まりやすく、ボールの動きを阻害してしまいます。
操作感を保つためにもこまめな掃除が必要となります。
おわりに
トラックボールマウスを使いこなすには慣れが必要ですが、一度慣れてしまうと手放せない魅力があります。
これからトラックボールマウスを使おうと思っている方に私がおすすめするのは、Logicoolの Trackman Marble と ナカバヤシ株式会社の Digio2 Q です。
この機会にみなさま、トラックボールマウスを使ってみてはいかがでしょうか。