この記事はアピリッツの技術ブログ「DoRuby」から移行した記事です。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。
社内で勉強会の担当になって、一番興味があるHTML5について調べてみたのでこちらにも簡単に書いてみることにします。
現在使われているHTML4は1998年に策定されたようです。
1998年というと私が小学生の時でした。
当時はまだ電話回線でインターネットに繋ぐのが主流で企業のHPですら、一部大手くらいしか作成されていなかったと思います。
(少女マンガのなかよしを読んでいて「なかよし」のHPが出来ました!記事を見つけて親に内緒でこっそり見たりしていたので確かにその時代のはずです)
画像なども小さく軽く、とにかく読み込み重視という時代のものです。
ネット回線が常時使えるようになって、WEBは瞬く間に変化しました。
サイズの小さい画像からflashに動画に。
チャットや掲示板からSNSやツイッター。
この変化にHTML4は追いついていないといわれていました。
そこでHTML5の登場です。
■入力フォームの強化
カレンダーから日付が選択できる、ファイルの選択も一つのタグで出来る
■意味を表現する為の要素
今までdivやspanですべてくくっていたものをfooter、headerなど場所により名前でくくれるようになった
imgタグで画像を表示するのと同じように、videoタグ(動画プレーヤーの表示)やaudioタグ(音楽プレーヤーの表示)を使えるようになるのも大きなメリットだと思います。
■特定の要素の終了タグは省略できる(p、li、dt、dd)
■不要の場合省略可能なタグ(html、head、body)
など、HTML5ならではの書き方ができるようになったため、本格的に開始されたときに知らないとエンジニアは戸惑うことも多いかと思います。
簡単に調べただけでも沢山の変更があったので、私も開始までにしっかりと覚えて行きたいと思います。