ゲームの運営をしていく時に、エンジニアの手が必要になる作業で、新規の開発、不具合対応、本番反映などの作業が多くあります。それらの作業で、何度もする作業が多くあり、その作業をどうにかして短縮もしくは無くすようにすることで、業務の効率化を行います。
業務効率化で行ったこと
- Jenkinsの導入
- 作業のマニュアル化
- 作業をプランナー、デザイナーに依頼
Jenkins(ジェンキンス)の導入
Jenkins(ジェンキンス) とは、特定の作業の自動化をするツールです。
このツールを使うことで以下のことなどが行えます。
- 各環境への反映作業の自動化
- AWSで行う作業(例:スナップショットの取得など)
- アプリのビルド作業
- アセットバンドルのビルド作業
コマンドで実行できることは行うことができるので、大抵の作業がjenkinsで行うことができます。
また、gitにpushされた時、特定の時間に自動で動作させることができ、実行後にSlack,Chatworkに連絡を入れることも出来ます。
今まで、手動で打ち込んできたコマンドがJenkinsによってボタン一つで完了することが出来るので、業務効率化になり、
また、自動なので、打ち間違いなどのヒューマンエラーが起きづらいです。
作業のマニュアル化
普段している作業をマニュアルにして、そのマニュアルを見ながら行うことで、どのエンジニアが行っても同じ結果が得られるようにします。
また、何らかの不具合が起きた際の対応などを記載することで同じような不具合をすぐに修正することができます。
個人的に頭の中で作業の確認をしながら進めるより、マニュアル化を見ながら、作業をする方が余計なことを考えないで済むので、楽に行えます。
作業のマニュアル化を行った例
- 反映作業
- イベント実行時のサーバー対応
- 課金のお問い合わせ時の調査手順
作業をプランナー、デザイナーに依頼
上記で記載したJenkinsや作業のマニュアル化をすることで、エンジニアが行ってもプランナー、デザイナーが行っても同じ結果を得ることができます。
その為、Jenkinsの使い方、マニュアルの共有を行い、エンジニアの手からプランナーへ作業を依頼して、業務を減らして行きます。
減らした分で、エンジニアにしかできない作業を行うようにします。
作業をプランナー、デザイナーに依頼する例
- Jenkinsを使用しての各環境への反映作業
- Jenkinsを使用しての画像のビルド作業
- 課金のお問い合わせ時の調査手順
まとめ
エンジニアの業務効率化をすることで、普段同じような作業を行うことが減り、新しいことを行えるようになります。
最初はその業務効率化の時間を作ることすら難しいかもしれないが、少しずつ業務効率化を行っていくことで次の業務効率化へ繋げて行きましょう。
プロジェクトによって場合は変わりますが、作業のマニュアル化が一番取っ掛かりやすいので、これから始めるといいと思います。
もしJenkinsの導入がすぐに出来るのであれば、業務効率化はかなり進めれるので、ここを目指しましょう。