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頭の中のアイデアをアウトプットする
 

頭の中のアイデアをアウトプットする

この記事はアピリッツの技術ブログ「DoRuby」から移行した記事です。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。

暑い日が続いて三途の川が見え隠れしています。
今回はシナリオを考える際の案出しの方法を、さらっと紹介したいと思います。
使用したソフトは、マインドマップ作成ソフトの「XMind」無料版です。

はじめに

「シナリオが頭の中にあるけど、まだ形にしていない!」という方は大勢いらっしゃると思います。
わざわざアウトプットせずとも、自分の頭の中ではキャラクターが動いているのだからそれで良いのでは……と思ってしまいますが、それを実際に文字などにしてみることで、更に良いアイデアが浮かぶことがあるのです。

私はシナリオの案出しを行う際、よく「マインドマップ」を使用しています。

※今回は、「マインドマップとは何ぞや……」という説明は省かせていただきます。
先人の方々がとても分かりやすい解説をしていらっしゃるので、そちらを検索してご覧になってください。

マインドマップを作ってみよう

マインドマップを作る、というとかなり面倒そうに思えますが、かなりズボラな性格の私でも美しいマインドマップを作ってくれる優秀なソフトやアプリがたくさんありますので、そちらを頼ります。
その場で思いついたアイデアをドバーッと書き出してもなんとも見やすい形にしてくれるのです。

今回はこの記事を書くために作ったので、整合性など考えず好き勝手に暴走させていきます。

アイデアを出そう

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まず、「三姉妹の天使を出したい!」というアイデアが浮かびました。
そして、物語の大きなシンボルの一つとして「樹」、天使と人間の話……など、とりあえず頭の中に浮かんだものをどんどん打ち込んでいきます。

ここで、大体の流れの案を3つ出したときに「天使側と人間側、双方にスポットを当てたい!」と思いつきました。面白そうですが実際にやったらとても面倒くさいことになるのは確実ですね。

世界観を考えよう

さて、物語でやりたいことを大体出し終えたら、次は世界観を考えていきます。
「天使」と「樹」という2つの大きな「分かりやすいシンボル」があるので、この二つを繋げて考えてみると……
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このようなアイデアが浮かびました。
ありきたりですが、ない頭をひねって謎のものを生み出すよりは、安全な王道に沿うことにします。

肉付けをしよう

次は、メインとなる組織等を考えてみます。
こんなものがあったら面白いのではないかな?と、とりあえずたくさん出してみます。
この時に並行して、話の主軸にしたいキャラクターも考えます。

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30分ほどで、このようになりました。
とても滅茶苦茶なことになっていますね。
思いついたものを片っ端から書いていったせいですが、優秀なソフトのおかげで見た目だけはちゃんとしているような気がします。

個人的には、最初はゴチャゴチャになってしまっても構わないので、とにかく書き出すことが大事だと思っています。
「先にあっちを整理してから……」とまごまごしているうちに、せっかく思いついたキラキラのアイデアが消えてしまうかもしれない……のです。忘れっぽいので。
ですから、まとめは後回しにします。

まとめ

今回ばかりは、「物語でやりたいこと」から出していきましたが、普段は「どんな世界で~」だったり、「どんなキャラクターがいて~」だったり……とにかく、色々なところから書き出します。
私の場合ですと、頭の中で考えているだけではアイデアがすごく薄ぼんやりしていて、中々考えがまとまりませんし、新しいものも出てきません。
ですが、こうして思いついたものをとにかくアウトプットしていると、次々とその先が思いつくのです。
例えば、「絶対に入れたいシーン」から話を膨らませても良いのです。
確固たる何かがあるのなら、それをドドンと見せられるような物語を作れると良いですね。

終わりに

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