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イヤホンジャックが消えたら必須?従来のイヤホンとBluetoothイヤホンの違い
 

イヤホンジャックが消えたら必須?従来のイヤホンとBluetoothイヤホンの違い

この記事はアピリッツの技術ブログ「DoRuby」から移行した記事です。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。

先日、AppleからiPhone8/iPhoneX(10)が発売されましたね。 しかし、そのどちらにも、6以前にはあったイヤホンジャックは搭載されていないようです・・・ 従来のイヤホン愛用のiosユーザーには辛いです。 そこで、今までちょっと敬遠していたBluetoothイヤホンについて、 普通のイヤホンと比べて、使ってみないと分からなかった所などをまとめてみました。

基本的に、iPhoneで使ったときの印象です。
ちなみに使っているのは、iPhone7。イヤホンジャックはありません。
なので、従来のイヤホンを使う場合は、充電用のLightning端子に、
イヤホンジャックとの変換用コードをかませる必要があります。
変換用のケーブルは、iPhoneを買ったときに付属してたものを使っています。

従来のイヤホン

1. 壊れやすい。

一番の懸念点ですね。
もともとイヤホンって、付け根の部分が接触悪くなりやすいんですが、
変換ケーブルをかませてると、イヤホンか変換ケーブルどっちかがダメになるとアウトなので、
通常よりも壊れるリスクが高いと思います。
しかも、壊れたときに「これ、イヤホンとケーブル、どっちがダメになったんだ?」
という感じになるので、他の機器にイヤホンだけ接続したりして確認するしか無く、若干面倒です。

2. 充電したままイヤホンを使えない。

当然ながら、充電に使ってるLightning端子にイヤホンを差してるので、充電ケーブルと一緒に使えません。
一応、Lightning端子からイヤホン端子とLightning端子に枝分けする周辺機器もありますが、
なんか見た目が非常にダサいので そんなに充電しながら使う場面が無いので、自分は今のところ使っていません。

3. 使い回せる。

これも当たり前のことですが、変換ケーブルを抜けば他のイヤホンジャック付きの機器にそのまま使い回せます。
ただ、そのとき変換ケーブルをなくさないように注意が必要です。

これに関しては、Bluetoothイヤホン対応機器も増えてきてるので、将来的にはあまり差別化にならなくなるかもしれませんが。

Bluetoothイヤホン

1. 意外と接続が楽。

無線機器なので、初期設定が面倒なのかと思っていたのですが。
iPhone側でBluetoothをオンにして、後はイヤホンの電源を入れて、iPhoneの設定画面でイヤホンを選ぶだけ。
これだけでイヤホンが近くにあると勝手に接続するようになります。
しかも結構範囲が広い。接続したまま隣の部屋に行っても切れません(イヤホンや状況にもよるでしょうが)。

2. 値段が高い。

購入するときのネックになりやすい点です。
同じメーカーのものでも、普通のイヤホンに比べ、1.5倍~3倍くらいの値段になります。ピンキリですが。
ただ、イヤホンジャックに挿す必要が無くなるので、付け根周辺の接続不良などでの買い替えは起こりにくいかもです。

3. 音ズレがある。

個人的に買って一番驚いた所。
買うまであんまり気づいてなかったのですが、有線のイヤホンと違い通信を使うので、
どうしても多少、音が耳に届くのが遅れます。

プレイヤーで音楽を聴くだけなら、全く問題ありません。
しかし、普通に動画などを見るとき、(通信の具合にもよるのですが)口の動きと声がかなりずれるとか、そういうことがたまにあったりします。

スマホでゲームをするときにもすこし影響が出ます。
とはいえ、普通のRPGとかならタップ時の演出と効果音がちょっとずれるかな?ぐらい。
最初は違和感があるかもしれませんが、慣れてしまえば大したことは無いと思います。

この音ズレが顕著なのは、いわゆる「音ゲー」をプレイする時です。
基本的に曲のリズムに合わせてタップしたりする関係上、数コンマのズレでかなりやり辛くなります。
ゲーム側でタイミングを調整できる場合もありますが、それでもやはりタップ時に出る音がずれるので、かなりリズムが取りにくい印象です。

慣れている音ゲーマーさんとかなら良いのかもしれませんが、
そもそも音ゲーをあんまりやらない層からすると、ものすごく難易度が上がって感じます。
もはや音聴かずにやった方が良いのでは?と思うくらいでした・・・。

音ゲーにハマっていたり、よく動画を見たりする人で、ずっと有線のイヤホンを使っていたって人は、Bluetoothイヤホンにするのはリスキーかもしれませんね。
音楽聞くときだけBluetoothイヤホン、その他は有線、とかの使い分けも在処も知れません。経費かかりますが。

おまけ:Lightningイヤホン

これは自分は買っていないのですが、家電量販店で見かけたのでついでに。
普通のイヤホンの端子じゃなくて、先端がLightning端子になっているので、iPhoneにも直接挿せる形になっている有線のイヤホンです。
最初見たときは、『イヤホンジャックが無くなっても、これがあるなら良いじゃん!』と思ったのですが・・・。

1. 値段が高い?

びっくりしました。
自分の行ったお店では、Bluetoothイヤホンより余裕で割高でした。平気で1万を超えてきます。
相場としては、普通のイヤホンの4~5倍くらい?という印象でした。

使う側からすると、先っぽの端子がちょっと違うだけなのに・・・。

ただ、ネットショップだとそこそこの値段のものもあったりしたので、ピンキリ、ということなんでしょうか。

2. 種類が少ない。

これもお店によるでしょうが、普通のイヤホンやBluetoothイヤホンより、圧倒的に種類が少なかったです。
作っているメーカーが少ないんでしょうか?
たしかに、使える機器が限られてて、需要は少なそうですが・・・ちょっと残念。。

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