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    メール認証が発生する登録を目標に設定する場合の注意点|Googleアナリティクス|ユニバーサルアナリティクス
     

    メール認証が発生する登録を目標に設定する場合の注意点|Googleアナリティクス|ユニバーサルアナリティクス

    この記事はアピリッツの技術ブログ「DoRuby」から移行した記事です。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。

    こんにちは。今回はメール認証が発生する登録を、Googleアナリティクスの目標に設定する場合における注意点をご紹介します。

    多くのサイトで見られるメール認証

    最近、会員登録時にメール認証(アクティベーション)を取り入れているWEBサイトを多く見かけるようになりました。

    メールアカウントは「所有物認証」と言い、本人にしか所有していないものを利用した認証方法のひとつです。

    セキュリティ強度も比較的高いため、数多くの大手WEBサイトで取り入れられています。

    また、メール認証だけを先に済ませてもらい、大きな手戻りが生じないことを保証した上で情報入力に移ってもらうという心理的なメリットもあります。

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    メール認証がある登録までのプロセスと目標の場所

    では、メール認証がある登録を行うユーザーの一連のプロセスを見てみましょう。

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    このようなプロセスの場合、最後の「⑧登録完了」を目標設定に指定するかと思います。

    もちろん「⑧登録完了」を設定するのは間違いではありません。
    しかし、もう一か所設定すべき場所があります。
    それは「④メール認証完了」です。

    なぜ「④メール認証完了」を設定するのか

    「⑧登録完了」を目標に設定したとします。

    この目標を達成したセッションの参照元はどこか、と考えるとユーザーの動きを見る限りでは「①Google検索」です。
    しかし、Googleアナリティクスのレポートでは「⑤Yahooメール」が目標に貢献した参照元として記録されます。

    なぜ、参照元が「Yahooメール」になってしまったか。
    それは、Web上のメーラーから流入した場合、参照元情報に「mail.yahoo.co.jp」という値を付与されてしまうからです。

    ここでセッションの定義を思い出してください。

    「3.特定のデータ情報が変わるとき」
    utm_source、utm_mediumは流入元情報を指すデータです。
    要は、流入元が変わるタイミングでもセッションは再定義されます。
    参照「Googleアナリティクスのセッション定義 」

    Web上のメーラー「Yahooメール」をプロセスの間に挟んでしまった場合、参照元情報が「mail.yahoo.co.jp」に上書きされ、一回の行動内(1セッション内)おいて本来の参照元「Google検索」と目標との紐づけができなくなります。

    このように「⑧登録完了」を目標に指定すると、一部の参照元情報が想定とは異なる値で取得されてしまうという事象が発生します。

    これを回避するために、「④メール認証完了」の時点での参照元は「Google検索」になるので、「④メール認証完了」合わせて目標にしておくことをお勧めします。

    本来の参照元を計測する場合もある

    ■ダウンロード型のメールソフト

    「⑤ Yahooメールにアクセスし認証用メールを確認」

    上記のプロセスが、仮に【ダウンロード型のメールソフトで認証用メールを確認】したとします。(Thunderbirdやoutlookなど)

    ダウンロード型のメールソフトは参照元情報を持っていません。
    参照元情報が空の状態ですので直前の参照元情報を引き継ぎます。
    (「⑧登録完了」の参照元が「Google検索」経由として計測されます)

    例外

    ■httpsからhttpへ

    httpsページからhttpページのリンクは参照元情報を渡しません。
    (ブラウザ側の仕様としてリファラーを送信しないようになっている)

    YahooメールやGmailは基本的にhttpsなので、メールのリンク先のURLがhttpの場合はdirect経由として計測されます。

    ただしメール認証を目的とするURLであればhttpsであるはずなので、このような状況は稀かと思います。

    「マルチチャネルレポート」の存在

    「④メール認証完了」を予め目標設定しておくと集客レポート等のコンバージョン指標を表示する際に便利ですが、マルチチャネルレポートを使えば正しく参照元を評価することが可能です。

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    マルチチャネル レポートはコンバージョン経路に基づいて生成されます。コンバージョン経路とは、コンバージョンや販売に至るまでの 90 日間 にあった一連の接点(チャネルからの参照やクリック)です。
    参照「マルチチャネルデータについて」

    上記の通り、最大90日間(期間指定可能)の中でのコンバージョン経路を追うため、例え途中で参照元が上書きされても、間接的に最も効果の高い参照元の抽出が可能なレポートになっています。

    じゃぁ「④メール認証完了」を目標にする必要ないのでは?と思うかもしれませんが、マルチチャネルレポートはカスタマイズがあまりできません。

    単純に参照元分析する上ではマルチチャネルレポートで十分ですが、色々な指標を組み合わせるカスタムレポートや、集客レポート上に表示するには「④メール認証完了」を目標に設定しておくと後々に便利だと思います。

    まとめ

    メール認証がプロセス内にある場合は、参照元にノイズが発生している可能性があります。

    マルチチャネルレポートであれば、正しい参照元の評価は可能ですが、マルチチャネルレポート自体のカスタマイズが難しいため色々な指標を組み合わせて分析する場合には不便です。

    メール認証が発生する登録では、完了数だけをカウントするための「⑧登録完了」と、参照元を評価するための「④メール認証完了」の2か所を設定しておくことをお勧めします。

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