今年もWebソリューションセグメントに入社した22名の新卒エンジニアがミニプロジェクト(通称「ミニプロ」)に取り組みました。
7チームに分かれて、2~3週間という短い期間の中、先輩から手助けしてもらいながらも自分たちだけで開発を行いました。
今回はいくつかのテーマの中から自分たちで選択し、設計・開発をしていく流れです。
今年で3年目のミニプロ。その発表会に潜入してきました!(2023年6月 取材)
開始時刻までの緊張感・・・
開始直前の会場の様子はやはり全員緊張している様子。部長陣やサポートしてくれたメンターの先輩方が続々と会場に入ってきて緊張はピークに・・・。
そんな中でもこれまで自分たちが頑張ってきたことを信じ、最後の最後まで確認をしているチームが多く見受けられました。
交通費の申請フォームを選択したチームが一番多かった
今年はテーマをいくつか出され、その中から選択していく流れですが、交通費申請フォームを開発したチームが圧倒的に多くありました。実際に自分たちが利用している中で不便さを感じる部分があり、改良すべき点があったことから選んだチームが多かったようです。
今年は人数が多い+チーム数も多いことから各チームの持ち時間は質疑応答の3分を含め計10分での発表時間となります。この短い時間の中で機能説明や工夫した点、大変だった点など交えてデモンストレーションを行いました。
どのチームもとにかくレベルが高い!!
Eチームでは、入社してすぐに行った人事研修での話を課題として取り入れていて、開発部門長の鈴木部長から「かしこい!」との高評価!誰もが見落としてしまいがちな何気ない話をしっかり覚えていて参考にすることができるのは素晴らしい!
一番大変だったことは?
どのチームでも一番多かったのが「スケジュール管理」。
タスクの割り振りも考えて決められた期限内に完成させる…実際のプロジェクトも同様の流れで進んでいるため、より実務に近い経験ができたのではないでしょうか。
中には「タスクの割り振りが偏ってしまい、結果として一人に負担がかかってしまった」との反省点を挙げているチームも。
鋭い質問が続々と!!
各グループの質疑応答の際には「まさかそんなところ突っ込まれるとは…!」と思うような鋭い指摘が!
内容についてはもちろん、発表資料の文字のフォントや日英表記に統一がないのは何か意図があるの?といった質問に対しては、「…今気づきました。」との回答(笑)
Dチームの発表では、デモンストレーションの中で人の名前を数名表示していたのですが、そこに対して剣持部長が「この名前はランダムで?」という質問を。人名をランダムで出してくれるものがあるようでそれを活用したと回答したところ、「いや~僕の嫁さんの名前(旧姓)が入ってたからちょっとびっくりしてw」 !? なんという偶然!笑 まさか剣持部長の奥様の名前が入っているなんて!こんなほっこり場面もありました(笑)
部長陣からのお言葉
無事全グループの発表が終わり、最後は部長陣から一言ずつ。
「チームワークという観点から見させてもらったが、それぞれの色があって素晴らしかった。」
「完成度がすごい。次はもう少し精度を上げて挑戦していってほしい。」
「どれも素晴らしく実際に使ってみたいと思った。」
「プレゼン資料の独自さ、試行錯誤されていて素晴らしかった。」
「毎年見ているが、今年はテーマを自分たちで選ぶ方式。唯一Aチームが難しめのテーマを選択。すごい。」
「制作期間から様子を見ていたが、チームを超えて相談していたのが印象的でチーム関係なく助け合いできていたのが素晴らしい。」
「このミニプロという経験をひとつの成功体験として強く心に刻んでこれからも頑張ってほしい。細かい指摘もしたが、これからの実際の業務ではプロとして細かい部分も重要になってくる。『美は細部に宿る』を意識して取り組んでほしい。」
後日行われた結果発表・表彰式
各チームの発表内容を部長陣が評価・採点し、後日表彰式が行われました。
今年はなんとトップ2に選ばれたチームには高級焼肉のご褒美が!!
まず、部長陣からの総評として、「本当に全チームの一人ひとりが非常に頑張ったことが分かる発表会で素晴らしかった」「各々悔しい部分もあったかもしれないけれど、そこに関しては今後の糧にして頑張ってほしい。短い期間の中でやり遂げたことを誇りに思って。本当にお疲れさまでした」とお褒めの言葉、労りの言葉をいただきました。
さて!お待ちかね上位2チームの発表です!
第2位!Aチーム!!!
・発表までの段取りが良く、準備ができていた。
・開発系のドキュメントをお題に出していないけど、プロジェクト全体を考えていた。
・機能全体が非常によくできていた。
・他チームが選ばなかったテーマを唯一選んでいて挑戦するというアニマルスピリッツを感じた。
本人たちからのコメントも。
(中尾)テーマを選んだ当初は難しくて大変だったけど、チーム内でたくさん話し合って進めることができた。2位という評価本当にうれしい。
(池本)難しい課題だったから完成するか不安だったけど無事完成できて良かった。
(渡邊)難しいと分かっていながら挑戦できるという経験は今後の大きな力になると思う。
そして第1位に輝いたのは・・・!Eチーム!!!
・課題書に書かれていなかったことを実際に開発に盛り込めていたのがすごい。
・顧客志向性が非常に高い。
・プロジェクト全体の品質が高かった。プロジェクトのマネジメントがしっかりできていた。
・お客様がもっとも満足してくれる内容だった。
(平)とにかく楽しかった。企画書を吉岡くんが作り込んでくれたのが大きかった。話し合いの中でも意見をまとめつつしっかりした設計ができたのが良かった。スムーズに進めることができた。
(山下)1位という評価本当にうれしい。自分は何も分からない中でのスタートだったけど、チームのメンバーをはじめ、周りの同期に助けてもらいながら進められた。これからもっと頑張って今度は自分が助ける側になりたい。
(吉岡)チーム内で頻繁に話し合うことが成功につながった。焼肉楽しみ。
(根間)得意なこと、好きなことが4人とも異なる中でコミュニケーションを密に取りつつ、それぞれの良さを出せた。良い経験になった。
Aチーム、Eチーム本当におめでとう!!美味しい焼肉を楽しんで!
他のチームの評価も高く、接戦になっていたとの話もあり、本当にみんな頑張りました!
このミニプロは来年ももちろん実施する予定。研修とはいえ、より実務に近い流れで進めていくことは新卒のみんなにとってきっと素晴らしい経験になると思います。
これからもアピリッツの戦力として頑張っていってほしいです!