この記事はアピリッツの技術ブログ「DoRuby」から移行した記事です。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。
SDキャラの体を可愛く描くためのポイントについてまとめました。
はじめに
nocoです。
最近自宅のデスクにゲームやアニメのキャラクターのSDキャラのフィギュアが増えてきました。
可愛い!!と思って衝動買いしたものがほとんどなのですが、作業に疲れたときふと目をやると非常に癒されます…。
ちまっこくて可愛くて、そばに置いておきたくなるようなSDキャラって素敵な生き物です。
今回、SDキャラを可愛く描くポイントについて考えまとめてみました。
「可愛い」の定義は人それぞれのため、主観の多い記事となりますがよろしければご覧ください。
SDキャラとは
前回の記事で描いた女の子をデフォルメし、SDキャラ化してみました。
SDキャラとはこのように2、3等身にデフォルメされたキャラクターのことです。
SDは「スーパーデフォルメ」の略で、その名の通り度合いの強いデフォルメのことを指します。
他にはミニキャラ、ちびキャラと称されることもあります。
その愛らしさから親しみやすく、さまざまなメディアで用いられています。
SDキャラの体型
2等身のシンプルな素体を用意しました。
SDキャラは等身が低いほど可愛らしい印象になるため、こちらをベースにお話します。
体型による印象の違い
ベースにむっちりとした体型の素体を用意しましたが、SDキャラは体の太さによって印象が大きく変わります。
キャラクターをどう見せたいか考え、それに合ったデフォルメをしてあげましょう。
可愛く見せるパーツの描き方
全てのパーツに言えることですが、可愛く見せるには幼い印象にしてあげることです。
赤ちゃんや小動物を可愛いと感じるように全体的にちまっこく、幼く描いてあげましょう。
①頭は丸く、横に長く
はっきり顎をとがらせず、やわらかい曲線をつないで形をつくります。
普通の等身のイラストは頭が縦に長いですが、SDでは横幅を長めにすると良いでしょう。
②目は大きく、顎に近づける
目を顎に近づけてあげるほど幼い印象になり、可愛さが増します。
やりすぎるとバランスが崩れてしまうので、一番可愛く見える位置をじっくり探しましょう。
③ほっぺのふくらみを見せる
思わずつつきたくなるような丸いほっぺはSDキャラの可愛さの多くを占めます。
髪や手で隠してしまうと勿体ないポイントなので、ポーズを付ける際に気を付けたいところです。
④手足は小さく短く
これもまた幼い印象に近づけるため指を短くします。
2等身のデフォルメでは親指以外をミトンのように繋げて描いても良いかもしれません。
⑤首は可能な限り短く
顎から肩の距離が長いと大人びた印象になり可愛いから少し遠のいてしまいます。
ほんの数ミリでも印象が異なるので、気を付けてあげたいポイントです。
2等身のデフォルメでは首は無いに等しいくらいが良いと思います。
(等身高めのデフォルメではこの限りではありません)
おわりに
スーパーデフォルメはかわいいキャラはもちろん、かっこいいキャラも可愛く変身する魔法のような技法です。
今回は体型についてのみでしたが、次回は髪や衣装のデフォルメの仕方についてお話できればと思います。