この記事はアピリッツの技術ブログ「DoRuby」から移行した記事です。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。
こんにちは。KBMJのWebプログラマーの本多です。
通常、HTMLのコメントアウトと言えば
<!– ここにコメントを書きます –>
と書きますが、この場合表示はされなくてもソース上には残りますよね。
コメントを残してソースの意味などを記入する分には良いのですが、例えば「一旦表に見せるのは不味い」などの事情があり、
急遽隠す場合などにはソースからも見られたくない…そんな時に役に立つのが、今回紹介するRails的コメントアウトです。
文字通り「見えなくなります」。
やり方はいたって簡単。
RHTMLファイルで
<!– ここにコメントを書きます –>
と書くべきところを
<% if false %> ここにコメントを書きます <% end %>
と書きます。
if文とは、条件を満たす場合のみ中のコードを実行(記述)する。
という訳で if と false の2つを組み合わせる事で「必ず条件に合致しない」という意味になります。
必ず条件に一致しないため、「中のコードは実行されない」 = 「見れない」という訳ですね。
また、コメントの中にRailsのコードを書いていた場合、HTMLコメントアウトの場合ですと中のコードが実行され、余計な負荷がかかりますが、Rails的コメントアウトの場合は中のコードは実行されませんので、よからぬ負荷を軽減してくれたりもします。
結論:邪魔なコードはHTMLソースからも見えなくしちゃおう。
でも静的なHTML文の中でこれを書いても意味はないです・・・。
RHTMLファイルの中でのみ利用してください。
GOOD RAILS!!