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この記事はアピリッツの技術ブログ「DoRuby」から移行した記事です。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。
日々のデスクワークの中、集中して作業するのはとても疲れるもの。
適度な休憩や補給をすることで、かえっていい結果が残せたりするものです。
作業の合間にちょっとしたストレッチ等、やってみてはいかがでしょうか。
さて、今回紹介するのは間食にお薦めの食材、「スルメ」です。
お酒のツマミとかのイメージが多いかもですが、なんと間食に最適な食材だったのです!
ではまず「スルメとは」について紹介します。
「スルメ(鯣)は、イカの内臓を取り除いて素干しや機械乾燥などで乾燥させた加工食品。乾物の一種。古くから日本、朝鮮半島、中国南部および東南アジアにおいて用いられている食品で長期保存に向いている。日本では縁起物とされ結納品などにも用いられ寿留女と表記される。俗語としてアタリメとも言う。」(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/17 02:23 UTC 版))
栄養成分(100gあたり):334kcal
タンパク質:69.2g
脂質:4.3g
炭水化物:0.4g
ビタミンB群、Eに優れ、ミネラルの含有量も多い。また、疲労回復によいとされるタウリンも多く含まれる。(出典:カロリーslim http://calorie.slism.jp/110353/)
スルメを選ぶメリットとは?
スルメという食品には以下の健康効果が秘められています。
1. 眠気に効く!
眠気を感じた時、硬いものを嚙むことは有効です。咀嚼筋が動かされることで脳への刺激が伝わると、脳の機能が活発化し、眠くなりにくくなるのはもちろん、集中力が上がったりします。顎は筋肉の伸縮を感知する「筋紡錘(きんぼうすい)」が多く存在するため、筋肉を動かすと脳に刺激が伝わりやすく、眠気が起きにくくなるといいます。
2. ダイエット効果!
噛むことは、ダイエットにも効果があります。噛む動作により、脳内にヒスタミンが発生し、満腹中枢が刺激されます。またタンパク質を多く含む食品のため、適度な運動を併せて行うことで、筋肉量を増加し太りにくい体を作ることができます。
3. 疲労回復効果!
イカはタウリンを多く含みます。タウリンはアミノ酸の一種で、細胞の動きを正常にする作用があるため、肝機能の改善、風邪予防、疲労回復、といった効果があります。余分に取り過ぎた場合は体外に排出されるため、過剰摂取を心配する必要はありません。
スルメを摂取するうえで注意するべきことは?
1. 塩分の摂り過ぎ
スルメは大体100gあたり3g程度の塩分を含みます。過剰摂取により発生した高い血中塩分濃度を補うため、細胞に水分を保持しようとする(→むくみ)、水分を多くとることで血流量が増大する(→高血圧)、といった現象が発生します。
そのため、バナナなどに多く含まれるカリウムを摂取して、塩分の排出を促す必要があります。
2. 消化が悪い
スルメはその硬さ故、消化に時間がかかります。それは反面「腹持ちがいい」ということでもあるのですが、消化が終わるまでの間、胃に負担をかけることになります。胃酸の分泌も促進されるので、注意が必要です。
3. 独特の匂い(スメル)
イカを含めた海産魚介類には「トリメチルアミンオキシド」というエキス成分が含まれており、これが加熱などにより「トリメチルアミン」に変わります。この成分は量によっては独特な魚の腐敗臭を感じさせることもあり、周囲への配慮が必要です。
まとめ
このように、様々な健康効果を持つ食品であるスルメ。一方、過剰摂取には気を付けないといけない面もあります。摂取量をきをつけつつ、間食の一つとして採用してみてはいかがでしょうか。