目次
20代30代が多いアピリッツに最近入社されたベテランメンバーへ、定年後のキャリアや仕事へのやりがいついて取材してきました!(2025年11月取材)


「また一緒に仕事をしたい」これまで出会ったご縁を繋ぐ山口さんの定年後のキャリア
ーー本日はよろしくお願いします!まずは、山口さんからこれまでのご経歴も含めて簡単に自己紹介をお願いします。
今年8月に入社しました山口です。これまでは、インターネット系のサービスを中心に、BtoB事業やサブスクリプションビジネスで、事業企画や運営、システム構築など幅広く経験してきました。他にも、モバイルから実店舗へ誘導するO2Oサービスを提供する会社を含め3社起業も経験して今に至ります。
ーー転職も起業も色々とご経験されてこられた中で、一貫されている軸はありますか?
自分がやりたいこと、要は「これ面白いな」と思えるものに関わっているか、ずっとそのパターンですね。お金や条件面ももちろん大切ですけど、やっぱり自分の経験を活かせて「一緒になってやってみたい」と思えるかを重視してきたと思います。
ーー今回アピリッツにご入社いただいたタイミングは、一般的には定年と考えられる時期かと思ったのですが、再び働くことを選択された理由や背景について教えてください。
前職では定年後に業務が制限された雇用になる話があり、それが一番のきっかけでしたね。それで、お金ではない部分で何の為に働くかを考えた時に、今までお世話になった方々、友人、知り合いと一緒になって何年ぶりかに仕事が出来たら楽しいんじゃないかって思ったんです。なので転職先には、自分の会社のためにも、知り合いの会社のためにもなる仕事を「作れる」ところを探していました。


ーーその中でアピリッツに応募しようと思われたきっかけは何だったのでしょう。
たまたまアピリッツのお話を聞いた時に、私が在籍していた企業とも取引があって半ば運命的なものを感じました(笑)事業としてもたくさんの実績がある中で、自分の経験やネットワークを活かして会社の成長にも貢献できそうだし、何よりも既に関係性のある企業だったら、自分のやりたいこともできるんじゃないかと思って入社を決めました。
ーー当時は、アピリッツ以外にも応募されていたんですか?
数社受けていましたが、「ここだけをやってほしい」「ここだけ頑張ってほしい」という内容で、それって会社の利益を生み出すことはできるけど、給料をもらう以外に自分に何も生み出さないなと思ったんです。何年かしたらリタイアするので、その時に「山口さんと仕事して良かったな」と思ってもらえたらいいなと。それだけですね。
生涯現役で楽しいと思える仕事を。アップデートし続けるPM萩原さんのやりがいとは?
ーー続いて萩原さんからも自己紹介をお願いします!
今年10月に入社しました萩原です。前職ではエネルギー系のシステム開発にてプロジェクトマネージャーとして働いていました。それ以外にも、ECサイトの構築や金融・製造・流通・制御系などのシステム開発、新規事業の提案や予算管理なども色々と経験してきました。
ーー萩原さんも今回アピリッツへ転職されたタイミングは定年を考える時期ですよね。ぜひ、また転職しようと思われた理由を教えてください!
体が元気なうちは働こうと思っていたこと、子供たちが社会人になりちょうど手が離れたことがきっかけで、これからの自分の仕事について考えるようになりました。その中で、自分がやりたい仕事・楽しいと思えるような仕事がしたいと思い、転職して仕事を続けることにしました。年齢を重ねていくにつれ、管理職に近いポジションが多くなり、自分で手を動かせなくなるということがあったんですね。だから、PMもやりつつ、自分で手を動かすことができるようなところを探していました。
ーー萩原さんも他社の選考を受けられていたとのことですが、アピリッツの選考を受けてみていかがでしたか??
一次面接でいきなり社長が出てくるとは思わなかったですね(笑)だけど、面接の会話がかしこまった感じではなくて、すごいざっくばらんだったことが印象的でした。その中で、今私がアピリッツで担当させてもらっているプロジェクトの話を聞いて面白そうだと感じたこと、これまでの自分の経験が活かせそうだと感じたことがきっかけで、アピリッツへ入社を決めました。一次面接が終わってからの内定の連絡もそうですが、入社してからのプロジェクトアサインにもスピード感がありましたね!笑


ーー当時はどういった軸で転職活動をされていたんですか?
若い人を見ていて、なんだか自分だけ遅れていくのもな・・というのもあり、新しい分野に挑戦できるかを軸においていました。その点、最先端の技術が触れられる会社としてアピリッツはとても魅力的でしたね。今までRubyも触ったことがなかったですし、社内でAIも活用しているということを面接の中で聞いていたので、ここだったら自分のやりたいことができるんじゃないかと。
ーー社長の和田さんからも、萩原さんは面接のときにとても目をキラキラさせてお話してくださったことが印象的だったと聞いてます!笑 ちなみに、萩原さんがやりがいや楽しさを感じられる瞬間はどういうときでしょうか?
仕事をしていれば、実際苦しいことの方が多いんですよね。その中で、なんとか完成させてお客様に喜んでもらえたときが一番やりがいに感じます。あとは、このメンバーでやってきて良かったなとメンバー自身に感じてもらうこともPMとしてのやりがいだと思います。
営業も開発も境界線はない。チーム全員でお客様にサービスを届ける。
ーーここからはアピリッツに入ってからのことについてお話をお伺いしたいと思います。実際にアピリッツに入社してみて、他社との違いを感じられたことはありましたか?
ゼネラリストに近しい能力が求められるなと感じます。私は営業ですが、案件を取ってくるというだけではなくて、その案件をどこまで追いかけるかという点でカバー範囲が広いなと思いますね。
私も、PMOが営業も兼ねているという点が驚きでした。今までは、営業は営業、開発は開発だけとかなり分業化されていたのですが、アピリッツはエンジニアがお客様と折衝することもあるので、そこは特徴的だなと思います。その点、自分はこれまでアピリッツで言う「クライアント」として製品を発注する立場だったので、その時の経験や知識が活かされているなと感じますね。お客様の気持ちが分かるというか。
一人一人が利益などを考えた行動をとれるようにしようという考えがベースになっているんじゃないかなと思いますね。営業として案件を取ってくるのであれば、それをしっかり製品としてお客様に納品するまでを考えて「どういうメンバーをアサインすべきか」マネジメントまで広げて考えていくことが求められるんじゃないかなと思います。


自分たちが経験してきたことを若い世代へ。
ーー平均年齢が20代~30代と若いメンバーが多いですが、メンバーとコミュニケーションを取るときに意識されていることはありますか?
必ずメンバーと目線を合わせて話すことを意識しています。皆座って仕事しているのに、自分だけ立って話をすると相手はすごい緊張してしまうんですよね。だから、話を聞きに行くときは、必ず自分も座って話をするように心がけています。入社して2~3か月は分からないことだらけだったので、メンバーに聞きに走りまわっていました。笑
同じプロジェクトのメンバーの席が少し離れていたり、リモートしているメンバーがいたりするので、毎日メンバーの席まで声をかけに行っています。オフィスが広いこともあって、メンバーの席までの往復でちょっと体重減ったんじゃないかってぐらいいい運動にもなっています。笑
ーーお二人がまだ入社されて半年も経ってないのに馴染まれている所以は、積極的にメンバーと会話しながら関係性を築いていってるからかもしれないですね。これまで色々なご経験をされてきて、大変だったことも多かったと思うのですが、どうやって壁を乗り越えてこられましたか?
別の会社で役員をしていた時に、締め切りの厳しいタスクを渡されて徹夜したり大変だったんですが、「もうこれでいこう!」と提出したものが採用されたんです。その時に、「自分でハードルを上げてしまっていたんだな」と気づきました。相手からすれば100%のものを、自分で言うと120%で考えてしまって、そんなのできないって自分で自分の首を絞めていたんですよね。そう気づいてからはとても楽になりました。まずは自分が今できるものを出す、それで十分だと思います。
エンジニア的に言うと、お客様が困っていたらそこを直さないといけないので、中々難しいところはありますが、「できないものはできない」と全部包み隠さず伝えることは大事だと思います。だから報告、コミュニケーションですよね、そこが重要だと思います。
最近は、社内でもテキストでコミュニケーション取ることが多いですが、文字で書くときは丁寧すぎるぐらいに書いて、やっと相手に普通に聞こえるんですよね。だから、まだあまり人間性が分かっていない関係でいつも通りにテキストで連絡してしまうと、相手からすればきつく聞こえてしまうんです。文字ベースってやっぱり感情が伝わりにくい部分もあるので、そこの感情をどうやって相手に伝えるかがテクニックですね。相手の受け取り方で伝わり方が全然違うので、マナーとして覚えておいた方がいいかなと思います。
ーー最後にアピリッツのメンバーへ一言お願いします!
皆さんスキルがとても高くて、毎日刺激を受けています。私もPMとして、このメンバーでやってきて良かったとメンバー自身に思ってもらえるような環境を作っていくので、皆さんもコミュニケーションを大事にしながら、色々なことにチャレンジしていって欲しいです。
仕事が大変でも、一緒に働く仲間が30年後に世界を背負う仕事をしてるかも?と思って、人との繋がりを大切にしてください。きっと役に立ちます。
ーーお二人とも素敵なお話をありがとうございました!











































