この記事はアピリッツの技術ブログ「DoRuby」から移行した記事です。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。
最近になって仕事としては約1年ぶりにiOSアプリの開発をしております。
その間にiOSが5になったり、iPhone4Sが出たりと状況が変わっており一瞬浦島太郎気分を味わったり、そんな自分がここ最近触ってみたiOSのライブラリを紹介したと思います。
■ AFNetworking
https://github.com/AFNetworking/AFNetworking
ネットワーク用のライブラリです。今までネットワークのライブラリはASIHTTPRequestを使っていましたが、開発が止まってしまい、新たな案件で使い続けるのも不安だったのでこっちに乗り換えてみました。
通信終了後の処理をブロックで書けるのが何気に便利ですね。
XMLやJSONをダウンロードするためのクラスも用意されております。
JSONをJSONKitと組み合わせて使ってみましたが、特に意識することなくダウンロードしたJSONをNSDictionary、NSArrayの形で展開してくれてすごく便利でした。
■ SVProgressHUD
https://github.com/samvermette/SVProgressHUD
ライブラリを取り込んで、下の1行を書くだけでクールなインジケータを出すことができます。
[SVProgressHUD showWithStatus:@"ダウンロード中" maskType:SVProgressHUDMaskTypeGradient];
■ OHAttributedLabel
https://github.com/AliSoftware/OHAttributedLabel
これを使うと下のように1つのラベルで色を変えたり、文字のサイズを変更したり、リンクを貼ることが出来ます。
コードはこんな感じです。
NSString *text = @"赤文字、青文字、大文字、太字、http://doruby.kbmj.com/";
NSMutableAttributedString *attrStr = [NSMutableAttributedString attributedStringWithString:text];
[attrStr setTextColor:[UIColor redColor] range:[text rangeOfString:@"赤文字"]];
[attrStr setTextColor:[UIColor blueColor] range:[text rangeOfString:@"青文字"]];
[attrStr setFont:[UIFont systemFontOfSize:16] range:[text rangeOfString:@"大文字"]];
[attrStr setFont:[UIFont boldSystemFontOfSize:12] range:[text rangeOfString:@"太字"]];
_label.attributedText = attrStr;
[_label addCustomLink:[NSURL URLWithString:@"http://doruby.kbmj.com/"] inRange:[text rangeOfString:@"http://doruby.kbmj.com/"]];
一つのラベルで色を変えたり、リンクを貼ることが出来たり便利なライブラリですが、いくつか何点もありました。
- iOS5でテーブルビューのセルで使うとカクカクになりやすい。
- 複数行表示させると標準のUILabelに比べて行間が広い。