この記事はアピリッツの技術ブログ「DoRuby」から移行した記事です。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。
ときどきyumが提供するファイルを覗いてみたい時ありますよね?そんな時に使えるTips
確認した環境
- CentOS release 6.9 (Final)
手順
例えば、php55-php
というパッケージがあってその中身を確認したいと仮定し、まず対象の rpm を yumdownloader {パッケージ名}
によって手元にダウンロードします。
# yumdownloader php55-php
上記の結果カレントディレクトリにphp55-php-5.5.21-5.el6.x86_64.rpm
がダウンロードされました。
次に、以下のように rpm -qlp {rpmファイル名}
でその中身を表示します。
# rpm -qlp php55-php-5.5.21-5.el6.x86_64.rpm
/opt/rh/httpd24/root/etc/httpd/conf.d/php55-php.conf
/opt/rh/httpd24/root/etc/httpd/conf.modules.d/10-php55-php.conf
/opt/rh/httpd24/root/usr/lib64/httpd/modules/libphp55-php5.so
/opt/rh/httpd24/root/usr/share/httpd/icons/php55-php.gif
/opt/rh/php55/root/var/lib/php/session
/opt/rh/php55/root/var/lib/php/wsdlcache
パッケージの中身が見れました。簡単ですね。
ざっくり解説
参考までにrpm
コマンドの引数 -qlp php55-php-5.5.21-5.el6.x86_64.rpm
の意味をざっくりと解説
-q
検索モードを表す(--query
の省略形)-p{パッケージファイル}
選択オプション: 指定されたパッケージファイルを対象とする-l
検索オプション:検jkkkkkkk索により見つかったパッケージのファイルの一覧を出力する
詳しくは man rpm
などを参照してください。