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アピリッツが報奨金総額120万円以上の「APN表彰手当」を始めた理由

アピリッツはデジタル人材育成とブランド力向上を目的として、2021年6月から新たに「APN表彰手当」を定めました。アピリッツのエンジニアがAWS認定資格を取得し、社内外にAWSの技術を広め、AWS JAPAN APN ブログで表彰されること奨励する制度です。従来の資格取得促進制度と合わせると、社員個人が得る報奨金は120万円を超えます。「やろう!」と決めた社長の和田と、自らも勉強してAWSクラウドプラクティショナーを取得した執行役員の西脇に話を聞きました。(2021年7月 取材)

関連プレスリリース:「アピリッツ、DX時代におけるAWS活用の推進とデジタル人材育成、ならびに福利厚生の拡充を目的に、社内制度『APN表彰手当』を制定。AWSエンジニアに報奨金を年間最大121万5千円支給」

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技術力の高さをもっと知ってもらいたい

社長発案でした

ーー AWS認定資格については、もともと「資格取得促進制度」で報奨金が設定されています。ここからさらに「APN表彰手当」というインセンティブに踏み込んだ理由を教えて下さい。

和田:アピリッツのAWSパートナー企業としての知名度を上げたい、というのが一番の理由です。AWSジャパンから当社や当社で活躍するエンジニアがご評価いただければ、AWSを活用した開発に強い企業であることを、お客様により一層ご認知いただけます。アピリッツが全社を挙げてAWSに強いエンジニアを育てていること、そして営業に力を入れていることをアピールしたかったのです。

それに、実際にAWS JAPAN APNブログに社名やうちの社員の名前が出ると、うれしかったんですよね。

ーーはい、うれしかったです。

和田:我々にAWSの技術力があることと、お客様に高い品質のサービスをご提供できていることの証明の1つですからね。

私はかねてよりアピリッツを「自分が頑張れば、自分に返ってくる環境」としたいと願って動いています。その一環として、社員自らが勉強することを促すために「資格取得促進制度」を整えました。それに対して、今回の「APN表彰手当」は、会社のブランド力をより上げていくために必要な制度であると考えています。

「APN表彰手当」の社内の反応は?

西脇です。全社で取り組んでます!

ーー 「APN表彰手当」発足後、社内にどんな変化がありましたか?

西脇:社内のSlackで「#aws試験対策本部」という、そのままズバリな名前のチャンネルがあるんですが、ここの参加者が増えました。とくにWebソリューションセグメントのエンジニアだけじゃなく、オンラインゲームセグメントのエンジニアも積極的に参加してくれるようになったので、とてもうれしいです。「APN表彰手当」の報奨金のインパクトもあったでしょうし、全社で取り組んでいるんだなと感じてもらえたのかなと思います。

ーー 「AWS認定資格を全部取るのは大変」といった声も上がっていますが……。

西脇:うん、大変だと思いますよ! でも「全部取る」ことを目標にしないと、人間そうそう全制覇なんてしないものだと僕は思っています。「忙しい」とか「今の自分の仕事に役に立つかわからない」とか、やらない理由がいくらでも出てきますから。

ーー  西脇さんは自分でもAWS認定資格を取りましたよね。

西脇:そうそう。「僕にもできたんだから、みんなできる。まずは挑戦してみよう」と言いたかったですし。先ほどお話ししたSlackチャンネル「#aws試験対策本部」に手書きの勉強ノートを公開したり、楽しかったです。

西脇さんの勉強ノート。1つのテーマを1ページにまとめるのが西脇ルール

プレミアコンサルティングパートナーを目指す

ーー 「APN表彰手当」の目的は「アピリッツの知名度向上」です。この知名度アップに加えて、西脇さんが考えるメリットは何でしょうか?

西脇:まずは「組織としての強さ」をアピールできるのは、いいことだと思います。「優秀な個人のエンジニアがいます」に留まらず、チームとしても強いってことですから。

さらに、AWS 認定 (Certifiation) プロフェッショナルや専門知識をもったエンジニアが増えると、アピリッツがAWSの「プレミアコンサルティングパートナー」となる道がさらに拓けます(現在のアピリッツは、その1つ手前の「アドバンストコンサルティングパートナー」です)。

プレミアコンサルティングパートナーになれば、よりAWSの技術を深めていけますし、仕事も増えます。お客様とアピリッツとエンジニア本人、すべてにおいてメリットがいっぱいある。

エンジニアのみなさんにとって「APN表彰手当」のハードルは決して低くはありませんが、無理な話じゃないと僕は考えています。そして、私達アピリッツがプレミアコンサルティングパートナーを目指すことは、ちっとも無茶な話ではないと思っています。ということで、組織としてはプレミアコンサルティングパートナーを狙っていきます!

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