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この記事はアピリッツの技術ブログ「DoRuby」から移行した記事です。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。
所属のSaaS部の案件の多くは ruby や java といった言語を使用していますが、php の案件も増えています。昨年、アピリッツの資格支援の対象にPHP技術者認定試験が加えられたこともあり、先週2014年1月25日に PHP5技術者認定初級試験を受験しましたので報告します。
■ 試験対策について
業務で php を使っていれば初級試験の試験範囲はほぼ網羅できていると考えらますが、
試験ですので、試験特有の罠にかからないように試験用の学習はする必要があると考えましょう。要するに試験問題をひと通り解いて問題の作り方のパターンや引っ掛けの選択肢のパターンを把握しましょう。LPIC Level 1や Ruby Silver もそうですが初級の試験は回答の選択肢だけ見て問題文を見ずに正解を出すといった裏技が使えることがありま…。
■ 実務学習での盲点
・ セキュリティー対策やDB接続、出力バッファの制御の箇所は業務ではフレームワーク任せにしていたた為、知識が曖昧になっており失点しておりました。実害なく自分の弱点が把握できるのが試験の良いところです。セキュリティー対策として14種類の攻撃方法への対応方法を今学習しています。
・ PHPのオブジェクト指向の傾向についての出題があり、いくつか耳慣れない用語が登場しました。オブジェクト指向についての一般的な知識も整理しておくと良いです。
■ 試験概要・出題範囲
下記サイトで確認できます。書籍教材の紹介のリンクもあります。
http://www.phpexam.jp/summary/novice/
■ 学習サイト
下記を利用させて頂きました。
http://jibun.atmarkit.co.jp/scenter/ittrain/122_today_q.html
rubyの学習サイト「ミニツク」程ではありませんが初級試験対策の心強い味方です。
■ 書籍教材
『徹底攻略 PHP5技術者認定[初級]試験 公式問題集』が社内にありましたので利用させて頂きました。
上記サイトと重複する内容もありますが通信環境が不要なのが書籍の便利なところです。
■ 申し込み
PHP5技術者認定初級試験はプロメトリック社で受験を申し込みます。
http://it.prometric-jp.com/testlist/php/index.html
■ 注意点
試験は php-5.1がベースです。
現在 安定版は 5.5.8, 5.4.24, 5.3.28 となっており、記述方法の進化や関数の入れ替えがあったりします。詳細については下記にURLを記載しましたPHPマニュアルをご参照ください。
SQLも出題されます。
insert, update, delete 文や where, order by, limit 句 sum() 関数といった基本的なものは理解しておきます。
プロメトリック社の試験場での受験です。
3営業日以上前に申し込みが必要(以前、LPIC認定試験を受けたピアソンVUEは前日でも申し込み可でした)
2つの身分証明書(1つは顔写真入り)の提示が必要です。
■ Doruby参考記事
下記を参考にさせて頂きました。
お金をかけずにRuby技術者認定試験(Silver)に合格する方法
http://doruby.kbmj.com/hyoshida/20131115/_Ruby_Silver_1
※ Ruby Silver の取得方法ですがプロメトリック社の受験時の注意点も参考になります。
■ PHPマニュアル
PHP 5.4.x から PHP 5.5.x への移行
http://jp2.php.net/manual/ja/migration55.php
PHP 5.3.x から PHP 5.4.x への移行
http://jp2.php.net/manual/ja/migration54.php
PHP 5.2.x から PHP 5.3.x への移行
http://jp2.php.net/manual/ja/migration53.php